きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

ちめいど雄介くんのストリートライブ

2019-06-20 10:32:32 | 日記
予定されていた日が、ずっと雨だった。

4回雨で延期になり、
5回目の正直!

やっと晴れた。

西宮北口で、ちめいど雄介くんの
ストリートライブが、
18時から、開催された。

私は、雨で中止になった4回分の重い期待を抱いて、
いそいそと出掛けた。

ライブが開催される兵庫芸術文化センター前の広場は、
5時を過ぎても、まだ明るかったが、

心地良い涼風が吹き抜け…

静かで穏やかに、
今日1日を終えようとしていた。

そんな広場を、
足早に通り過ぎる人、

木陰のベンチに腰掛けている人、

ダンスの練習に余念のない学生さん達…で
賑わっていた。

18時からライブは、予定通り始まった。


雄介くんの優しい歌声が
暮れゆく穏やかな時間に溶け込むように、
流れた。

雄介くんの人柄も優しいが、
歌声も優しい…。

幸せな時間が私の体の中にも流れていった。

1時間ほど経った頃、

突然、警察官がやって来られた。

苦情の通報があったと…
ライブは中止にされた。

ショック

エレキギターを搔き鳴らし、
激しく、叫ぶように、
歌うロック歌手ではない。

アコースティックギターの優しい音色も、
優しい歌声も、
騒音…と、言われるのは、
納得できないが…

ストリートライブは、
だいたい許可を取らずに、
歌えそうな所で、やるのだから、
違法と言われれば、
違法なのだろうが…

毎月、5〜6箇所、
近畿の駅前などで、ライブを続けているが、
中止にさせられた…と、
ブログでの報告はなかったのに…

西宮北口だけは、特別厳しいのだろうか?

残念だったが、
お友達が雄介くんと、写真を撮ってもらっていたので、
私も、勇気を出して、お願いした。


ライブが突然中止になったのは、
アンラッキーだったが、
ツーショットの写真を撮って貰えたのは、
ラッキーだった。

帰りの駅に向かいながら、広場を振り返ると、

熱烈なファンは帰らず、
雄介くんを取り囲んでいた。

励ましているのかな?

その姿が、グレーの闇に染まり始めていた。

西宮にも、優しい風が吹いてほしいな。

心の中に棘を持った悲しい人にも、

雄介くんの優しい歌声が届いてほしいな…
と願いながら…

私は、写真を撮って貰ったスマホを
握りしめて、歩いた。📱











コメント
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