きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

ギャラリーアライにて

2019-06-15 08:15:20 | 日記
6月14日
今日は、午後から雨の予報☔️だったので、
雨の降らないうちにと、
お昼前に、出掛けた。

家の近くのギャラリーから、
展示会の案内メールが届いていた。
(最近は、何でもメールだね)

ギャラリーアライでは、
13日から18日まで、

"変わるもの 変わらないもの"
越田美智子展

…が、開催されている。
木版と彫刻



入り口に、面白いオブジェが有った。


展示会を観に来られた人に、
赤い糸を吊るしてもらうのだそうだ。

出来上がった作品ではなく、
日に日に変わっていく表情が面白いのだそうだ。

私も、勧められて、糸を吊るさせてもらった。

壁に展示されている木版は、
墨色の濃淡だけ…

静かに、穏やかに、美しく…
何か内に秘めたものが、蠢いているように、
見えた。






作者は、作品と同じ様に、
凛として聡明な女性だった。

作品にも、迷いがない様に、
作者自身にも、迷いのない強さを感じ…

同じアーティスト
(私などが、同じと言うのは失礼な事と、分かっているけど)
…として、尊敬した。

作品は、抽象画だが、
その作品名が、全て面白い

その作品名を見て、
絵の中に、その意味を探すのも楽しいし…
無視をして、自分の感じた思いを確かめながら見るのも面白い…

それは、抽象画だから…できるのかな…

作者の越田さんが、
「昨日は、お天気が良かったが、
今日は曇りなので、光の入り方が違うので、
作品の見え方も違ってくる」…と、おっしゃった。

さすがプロだね。

入り口のオブジェも、作品名は「間」…あいわ


木版の作品にも、同じ作品名がある。

間…あいわ

人と人の繋がりを意味するそうだ。

染みる様に静かに、
心に伝わる展示会でした。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする