きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

どの姿も美しい

2019-04-13 11:51:52 | 日記
11日
宮水学園の申し込みが、
思っていたより早く終わったので、
電車で、西に一駅、
夙川の桜を見に行って来た。

前日の雨で、満開の桜は、ずいぶん花びらを落としてしまっていた。

見頃を過ぎた桜🌸


桜の木の下には、花びらが白い雪のように
地面を染めていた。



これはこれで、風情があっていいもんだと思う。


花びらを落としたその後に、
すでに、若い葉が、顔を出し始めていた。


夏には、緑の葉が、光に輝き、
その下に、日陰を作ってくれる。

秋には、その葉が紅葉し、
また、楽しませてくれる。

どの季節にも、違う姿で輝いて生きているのは、
素晴らしい事…。


静かな夙川オアシスロードを北に、
阪急夙川駅まで、
ゆっくりゆっくりと、歩いた。

若い頃は、一人で出掛けることが出来なかった。

方向音痴を言い訳に、
いつも、誰かを頼ってばかりいた。

いまは、一人で出かけることも、
出来るようになった。

それは、歳をとり、自立する必要を感じ、
学んだことだ。

それだけ、強くもなり、怖いもの知らずになり、
図々しくなったということかも…

上手に歳を取るという事は、
余計な体裁やプライドを捨て、
自然な姿に戻ることかもしれない…と思う。

物忘れが多くなることも、
新しいことが、覚えられなくなることも、
寂しいことだと思うが、

桜の木のように、
老いながら、
自然の姿で、

その時その時を、

輝いて生きていきたいと思う。







コメント
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