きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

ミーコが逝った。

2017-06-14 20:50:08 | 田舎日記
昨日、ミーコが逝った。

9日から、妹が田舎に帰っていた。

12日に、大阪に帰ってくる日の朝、
ミーコは妹を引き止めるかのように…

足が立たなくなり、動けなくなった。

「どうしよう…このまま置いては帰れない…」と、
泣きながら電話があった。

「大阪の家に、連れて帰ってやったら…」と、言ったが、
暫くして「旦那がダメだと…」と、メールが届いた。

何とか、元気を取り戻して欲しい…と祈っていたが、

13日の朝、
「やっぱり帰れない、もう水も飲めなくなった…」と、メールが来た。

私にも、どうすることも出来ない…。

13日の昼過ぎ、
「ミーコが亡くなった…」と、メールが届いた。
13時30分
子猫に戻ったような、可愛い顔だった…と。

いつも、別れは突然に来た。
15年前の母の時も、
今年の1月の父の時も
そして、ミーコも…

妹が帰った時は、元気だったと、
写メールが届いていたのに…。


田舎の家に、もう誰も居なくなった。
本当に、空き家になった。

田舎が、ずんずん遠くなっていく気がする。

さよなら、ミーコ
また、大好きな父の側で、寝られて、良かったね。





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第40回日本染織作家展

2017-06-14 07:56:45 | 染色
6月13日〜18日
第40回日本染織作家展が、京都市美術館別館で開催されている。

私が長年、染色をご指導いただいている、
香川のすなご染作家、佐竹藍月先生の作品が入選され、
その授賞式が13日にあったので、
お祝いに、京都に出かけた。

京都は、ほぼ1年ぶり、

香川から生徒さんが一人と、
宝塚から、以前の生徒さんが一人来られて、昼前に合流。

田中直染料店で、染色材料を購入し、

お昼に、田中直染料店を出て、
4人で、近くの”からすま京都ホテルの入舟”で
お祝いの昼食会をした。

デザートもいただいて…

老後の楽しい過ごし方等、いろいろ伝授していただいて…
宝塚から来られた方は、社交ダンスをされているとか…
女子会ならぬ…シニア会で話は盛り上がった。

その後タクシーで、京都市美術館、別館へ…

会場内は、写真禁止の為、写真は無いが、

何代も続いた技を受け継ぐ、染織作家さんの作品は、
アマチュアの私の作品とは、遥かに遥かに…レベルが違う。
(比べる方が失礼

流石に、磨かれた技には、風格と自信が感じられる。

そんな伝統の技の作品の中にも、
新しい作風の作品が目を引いた。
若い女性の作品だった。

京都の伝統の中に吹き込み始めた、新しい風を感じた。

佐竹先生も今回3点出展され、
その内の1点、“奏でる”が、中日新聞社賞を受賞された。


『奏でる』
(宗教曲、ハモールミサ曲の壮厳な響を手絞りで表し、メロディーを色で表現した作品)

『秋のこもれび』

『春の袋田』

すなご染めとは、佐竹藍月先生が考案したオリジナルの染色技法で、

手絞りの繊細さと、その縫い目に差し込んだ華やかな色との融合は、

京都の友禅とは違う雰囲気を醸し出し、

しっかりと、その存在感をアピールしていた。







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