徒然なるまままに

展覧会の感想や旅先のことを書いてます。

対決-巨匠たちの日本美術(3)大雅 VS 蕪村 と鉄斎

2008-08-12 | 絵画
対決-巨匠たちの日本美術(3)池大雅 VS 与謝蕪村 と富岡鉄斎
2008年7月8日~8月17日
東京国立博物館 平成館

池大雅 VS 与謝蕪村
(続き)
第一期と第六期にしか展示されない 夜色楼台図のために六期に訪問。(フェルメール展のあとに)10時過ぎというのに30分も並んで入場する羽目になった。
  • 重文 夜色楼台図 与謝蕪村筆 1幅 個人蔵
    町並みだけを横長の画面に描く。素晴らしい。
  • 浅間山真景図 池大雅筆 1幅 個人蔵
  • 児島湾真景図 池大雅筆 1幅 京都・細見美術館蔵
    が並んでいたが、遠近法にこだわったのだろうか。浅間山真景図では遠くに富士が小さく描かれる。
  • 眺便図 池大雅
    もなかなか人物の表情が楽しかった。

  • 国宝 楼閣山水図屏風 池大雅筆 6曲1双 東京国立博物館蔵
  • 山水図屏風 与謝蕪村筆 6曲1双 天明2年(1782) 滋賀・MIHO MUSEUM蔵
    が並ぶ様は、金屏風と銀屏風が並び豪華。

    富岡鉄斎
  • 妙義山・瀞八丁図屏風 富岡鉄斎筆 6曲1双 明治39年(1906) 滋賀・布施美術館蔵
  • 富士山図屏風 富岡鉄斎筆 6曲1双 明治31年(1898) 兵庫・清荒神清澄寺蔵
    文人画家鉄斎は池大雅、与謝蕪村の後継者だとよくわかった。気合いの入った大作は初めて見たが筆致に感動。

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