愛国者の邪論

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関ケ原の戦いは豊臣家を私しようとする石田三成を討つための連合か?野合か?では安倍政権打倒は?

2016-09-20 | 国民連合政権

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野党共闘は「野合」か?

デマネガティブキャンペーンをはる安倍政権を応援する読売だが

関ケ原のたたかいの評価では、興味ある記事だな!

そして

安倍首相は秀吉型か、家康方か?

デマとネガティブキャンペーンで野党共闘に難癖をつける読売社説のみっともないホンネに安倍派の姑息浮き彫り! 2016-07-04 | 16年参院選

「真田丸」の秀吉死去…豊臣子飼い大名はなぜ家康に従った

人事戦略コンサルタント 高城幸司  2016年08月20日 10時00分

http://www.yomiuri.co.jp/entame/ichiran/20160816-OYT8T50090.html?from=ytop_os1&seq=04

NHK大河ドラマ「真田丸」は、豊臣秀吉の無邪気な「明」と怒りの渦巻く「暗」の両面、そして死に向かって壊れていく様までを丁寧に表現した俳優・小日向文世さんの好演が話題を呼んだ。その秀吉が亡くなり、次の天下を狙って徳川家康が動き出す。結果は周知の通りだが、なぜ豊臣恩顧の大名らの多くが家康に従ったのか。「 ツンデレ?NHK『真田丸』三成の処世術」で石田三成らを通して中間管理職論を執筆した高城さんが、今度は真田丸のリーダー論を語る。

「真田丸」は、天下統一を実現した太閤・豊臣秀吉が亡くなり、次のリーダーを誰が担うのかを巡って再び世の中が混乱し始めます。そのキーとなるのが、徳川家康と石田三成。双方とも頻繁に宴を開いては、仲間の大名を増やそうとします。

ただ、2人の思惑は大きく異なります。「ツンデレ?NHK『真田丸』三成の処世術」でも触れたように、三成は豊臣カンパニーの承継のため。家康は自らがカンパニーのトップになるため。その後の結果は史実の通りですが、どうして2人は関ヶ原で対決し、豊臣カンパニーから徳川カンパニーへと替わることになったのでしょうか?

瓦解した五大老・五奉行体制

秀吉亡き後の天下を狙う徳川家康(右、内野聖陽)と重臣の本多正信(近藤正臣)(NHK提供)
秀吉亡き後の天下を狙う徳川家康(右、内野聖陽)と重臣の本多正信(近藤正臣)(NHK提供)
本来であれば、オーナー秀吉の直系の子息である秀頼が継げばいい話ですが、秀吉死去の時点でまだ5歳。すでに禁裏(御所)で元服して、多数の大名たちが秀頼に忠誠を誓約する起請文に血判署名していたものの、あまりに幼少でした。

太平の世の中になった江戸時代ならば、わずか4歳で第7代将軍となった徳川家継のような例があります。ただ、国内外に数多くの課題を抱え(秀吉は朝鮮出兵「慶長の役」の最中で死去)、組織・体制も盤石でない状態で幼児が代表を担うのは時期尚早です。このため、秀頼が承継するまでの「つなぎ体制」をつくる必要がありました。

こうしたつなぎ体制は、現代のオーナー系企業でもよく行われることです。私が取材した関西の製造業の会社は、創業オーナーが高齢で退任を余儀なくされたタイミングで、御子息がまだ中学生。少なくとも10年以上はつなぎ体制を取る必要に迫られていました。打開策として、管理系、営業系、製造系の主要役員によるボード会議を設置し、これまでオーナーが行ってきたことを代行する体制を整備しました。現在までこの体制は機能しているようです。

では、豊臣カンパニーはどうしたのでしょうか?

秀吉オーナーを支えてきた徳川家康、前田利家、毛利輝元、宇喜多秀家、上杉景勝。この5人=五大老(「真田丸」では老(おとな)衆)と、実務面を取り仕切る5人の経営企画メンバー、いわゆる五奉行の10人で会社経営を分業で担うことにしたのです。これは、秀吉が存命中に整えたつなぎ体制でした。ところが、このつなぎ体制は十分に機能せず、空中分解しました。五大老のキーパーソンとなる前田利家が死去し、その嫡男で後継者の前田利長が徳川氏と対立したのです。これをきっかけに内部闘争が起こり、組織は秀頼へのつなぎどころではなくなりました。

そんな空中分解した組織は分業ではなく、ワントップのリーダーを求めるようになります。

秀吉のリーダー像は「パワー型」だった >>

“小日向秀吉”が切り開いた新境地

真田丸で秀吉の正室、寧役を演じた鈴木京香さんは、「秀吉死去」後のあるインタビューで「今、秀吉ロスです」とコメントしていました。同じように、視聴者からも「あかん、泣ける」「秀吉の老いの描き方は秀逸だった」と、絶賛と同時に秀吉の退場を「残念で仕方ない」と惜しむコメントがネットに上がっています。それだけ衝撃的な秀吉の生と死を、今回の秀吉役・小日向文世さんが演じたということでしょう。

笑顔のシーンでも、目は笑っていません。笑顔を浮かべた次の瞬間には、表情が消えうせています。そんな感情の落差を表現した怖い演技でした。

死に至る描写にも無常観が漂っていました。秀吉を見舞いに来た小早川秀秋(寧の甥)は秀吉がこだわった「蝋燭(ろうそく)の火」を消してしまい、秀吉はその夜から昏睡(こんすい)状態に陥ります。

ふと目が覚めた秀吉は、異変を感じ(側近に連絡するための)「鐘」を探しました。そして、寝床から落ちます。その場面で、有働由美子アナの「栄華を極めた男の人生の締めくくりとしては、それはいかにも寂しいものであった。太閤・豊臣秀吉。享年62」とのナレーションが流れ、秀吉は這(は)いつくばって近寄った鐘のところで息を引き取りました。

ネット上には、秀吉を演じた小日向さんをたたえるコメントがあふれています。

秀吉のリーダー像は「パワー型」だった

とは言っても、一般的に、晩年の秀吉は組織のリーダーとしては最悪と評価する意見が多数を占めます。老いによって酷薄さを増して、独断による恐怖政治を推し進めました

例えば、織田信長の息子である織田信雄(のぶかつ)が国替えを拒否すると大激怒。百二十万石を誇った大大名を一文なしの浪人にしてしまいました。

さらに後継者と目していた秀次(秀吉の甥)を切腹させます。豊臣カンパニーは朝鮮出兵も強行、「恐ろしい」「ついていけない」経営判断を乱発され、幹部たちが辟易(へきえき)するようになっていきました。

秀吉の若き頃には信長の草履を懐で温めるといった気配り、人たらしと呼ばれる人心掌握力のある逸話がいくつも残っています。あるいは備中高松城の戦いの最中に本能寺の変を知るやいなや、速やかに毛利氏との講和を取りまとめ、10日で京に向けて全軍を引き返すなど優れた判断ができるリーダーでした。ゆえに秀頼が生まれる前後で分けて評価すべきとの意見が大半です。「真田丸」でも、その頃から、側近である石田三成や真田信繁らが「変わってしまった」と嘆くシーンが頻繁に登場しました。

しかし、リーダーとしての「スタンス」は一貫していたのではないでしょうか?

秀吉のめざすリーダー像は、権限を一極集中させるパワー型。強権を発動して指示に従わせ、危機的な状況を乗り越えなくてはいけない場面では力を発揮するスタイルです。部下から意見を聞いて反映させる組織はないに等しい状態で、命令を繰り返すだけ。戦国の時代に、天下統一を図るためには適していたのかもしれません

その反面、命令に即座に従うことを要求する一方で理由を説明しないため、不協和音を招きやすいマイナス面があります。さらに、暴走すれば誰も止められない。そんなリスクも抱えています。そのマイナスやリスクを実感して、「これからの時代に求められるリーダー像はパワー型ではない」と別のリーダーを求めた部下たちが多数出てきました。それが黒田長政や細川忠興、真田信繁の兄・信幸だったのではないでしょうか? 

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関ヶ原の決断を一生後悔し続けた福島正則 

 

・・・慶長5年(1600年)5月、関ヶ原の戦いの導火線となる会津・上杉景勝討伐の軍が編成されます。徳川家康を総大将に、福島正則も従軍します。ところが、7月に石田三成が上方で挙兵したという報せが入り、家康は下野・小山で軍議を開きます。このまま家康の東軍に付いて、石田三成の西軍と戦うか。それとも、三成に味方して家康と戦うか。どの大名も、大きな決断を迫られました。この時の正則は、積極的に家康を支持しました。「この戦いは、豊臣対徳川の戦いでは無い。豊臣家を私しようとする石田三成を討つのが目的だ。」家康の言葉を信じ、三成憎しの感情が燃えたぎる正則は、軍議の場でいち早く家康に味方することを表明しただけでなく、東軍の先陣として岐阜城を陥落させ、関ヶ原の当日も、第一線に立って奮戦しました。その結果、安芸・広島49万8千石という大幅な加増を獲得したのです。このときの正則は、さぞ得意の絶頂感を味わっていたことでしょう。自分の決断に、間違いはなかったのだと・・・・(引用ここまで

「選挙目当ての野合」…自民と公明、批判強める 2016年05月14日 19時27分

http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2016/news1/20160514-OYT1T50082.html

 


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