岩木山を考える会 事務局日誌 

事務局長三浦章男の事務局日誌やイベントの案内、意見・記録の投稿

今日の写真が語ること…昨日の東奥日報記事 / Windows7自作が簡単、何でもOSが… (6)

2010-01-27 05:17:03 | Weblog
 (今日の写真は、1999年4月20日に発生した雪崩である。昨日の東奥日報に載ったものだ。昨日のものは「白黒写真」だったので、「カラー」で紹介しようと思い、ここに掲載した。
 この雪崩の発生場所が、それまでのものと極端に違っていた。それまでのものは「大沢右岸鳥海斜面中央部」からのものであるのに、99年のものは「大沢左岸中央火口丘外輪南面」からのものである。発生場所が東に移動しているのである。
 その規模は長さ(距離)においては1986年の4月22日に鳥海尾根斜面で発生したものを遙かに凌ぐものであった。
雪崩は標高約1400から1450mの2本の亀裂から、幅300mの底辺をなすデルタ形で大沢下流部に崩落して、それが大沢を下り、蔵助沢に落ち込み標高850mに達していた。)

◇◇ 今日の写真が語ること…昨日の東奥日報記事 ◇◇

 私の調査によると少なくとも1999年以前には大沢上部左岸では全層雪崩の発生はない。
 私はそれまで少なくとも厳冬期に5~6回は登頂していた。この全層(底)雪崩が発生した4月季に、つまり、「春山」シーズンにも何回も登っている。この「春山」の時季を入れると少なくとも、99年までは40年近い「岩木山通い」をしていた。だが、「この場所」で雪崩の発生は1回もなかったのである。
 ここで最初に雪崩が発生したのは1999年4月20日の夜から21日の朝にかけてである。岩木山で4月に入ってから発生する大規模な全層(底)雪崩は、頻繁ではないが人の記憶に留まる範囲の間遠さで起きている。
 私の記憶では1976年と1986年のものが、踏査をしたこともあって鮮明である。この二つの雪崩は天気が悪かった所為もあり、マスコミが映像と記事によって大々的に報ずることはなかった。
 2つとも発生場所は鳥海山南東斜面、「焼け止り小屋」の上部である。76年のものは「焼け止り小屋」を破壊し、デブリは小屋の下部600mに達していた。86年のものは「焼け止り小屋」が東に50mほどのところに移設されたこともあり「崩・倒壊」を免れたが雪崩の左端は「焼け止り小屋」の西数mのところを流下して、デブリは800m下部に達していた。

◇◇ Windows7は自作が簡単、何でもOSがしてくれる (6)◇◇
(承前)
…一昔前は、そのようなことはなかった…

 …今だからああでもない、こうでもないと「知った顔」で語っているが、分からないことだらけで、盛んに「メーカー」のサポート係とやりとりをしていたものだ。
 たとえば次のことも、その1つだろう。
「CPU交換後に異常音と異常画面、Windowsが起動しない」ということでのやりとりだ。
これは、2004 年 2月に「パワーデポ」から購入した「P4C800-E Deluxe」というマザーボードでのことだ。相手は「パワーデポ」ではない。東京のメーカー代理店株式会社ユニティ技術部 サポート担当の「○○みずき」さんである。漢字では「○○瑞希」と書く。

 因みに、その時の自作PCの構成は次のようになっていた。
・使用OS: Windows XP Pro SP1・CPU:Pentium4 3.2 Ghz FSB800
・メモリ容量:2.0GB PC3200・電源出力:350Watts・VGA: ATI Radeon9800Pro128MB DirectX-Version:・HDD: Seagate

トラブル発生時の具体的な症状は次のようである。
 「インテルペンテアム2.60GHのCPUをセットして組み立てトラブルなく使っていた。CPUを3.20GHに交換した。」

1.電源をONにしたらギーというけたたましい音と中国語と思われるアナウンスが聞こえた。
2.ASUSの起動画面が表示された。
3.次に・・・The BIOS is not installed....と表示された。
4.ピーという音の後、画面が黒くなり次いでNew CPU installed!Please enter setup to configure your system.Press F1 to Run setup Press F2 to load default values and continue.と表示された。
5.F2キーをおしたらWindowsが起動した。
6.BIOS画面のconfigure advanced CPU settingsのHyper-Threading Technologyとその上の項目をEnabledに設定した。
7.デバイスマネジャーのプロセッサでは「Intel(R)Pentium(R)4 CPU3.20GHz」が並んで認識されている。システムのプロパテイでも同様に認識されている。
8.元の2.60GhzCPUにしても1.から5.までの症状に変わりはなく、以前の正常な動きはしない。

 CPUの交換前はギーというけたたましい音と中国語のアナウンスもなく、The BIOS is not installed....の後に直ぐWindowsが起動していた。正常な起動パターンに戻すにはBIOS設定をどうすればいいか。

 ユニティサポートセンターからの回答だ。

 …まずはBIOSも含めて設定を初期化するためにCMOSクリアの実行をお勧め致します。手順については以下の弊社サポートサイトに詳しく記載がございますので御確認下さい。

CMOSクリアの手順:
http://www.unitycorp.co.jp/support/faq/detail/cmos_clear.html

 また、以前は正常であったとのことですので、CMOSクリア後はこれまでご利用頂いていた2.6GHzでの確認をお勧め致します。

 改善されない場合は、音が出るという点に関しましても気になりますので、ご購入頂いた販売店様にお持ち頂いて、症状をお伝え頂きマザーボード側の問題かどうか御相談頂ければと思います。(明日に続く)