郵政法案、成立困難に

日程的に言って、郵政法案を成立させるには、強行採決しかありません。当然、野党が反対するからです。ここで、国民からも反対意見の多い郵政法案をゴリ押しすれば、参院選での惨敗は必至。いくら郵政票があるといっても、たがだか数十万票。社民党にすら及ばない影響力では、民主党は自分たちの参院選を重視するでしょう。嫌なら、社民党同様、連立を離脱するしかありません。社民党もそうですが、これだけ政策が異なる連立には無 . . . 本文を読む

「ダブル」で見えてくるもの(3)

小沢一郎は、「ダブル辞任」で「政治とカネ」の問題を追及されないだろうと思っているでしょう。しかし、これで検察が動きやすくなった事は事実。疑惑が解消されたわけでもないので、検察審査会で「起訴相当」になる可能性は高く、最終的には裁判で争うことになるのでしょう。「小沢一郎独裁体制」はまだ健在ですから、ここでウヤムヤにしてしまうと、日本が北朝鮮化してしまいます。それだけは防がないといけません。 . . . 本文を読む

「ダブル」で見えてくるもの(2)

鳩山首相、小沢一郎のダブル辞任で見えてくるもの。鳩山首相にとっては、「普天間問題」から開放されるのが最大のメリットでしょう。「政治とカネ」の問題は「坊ちゃんだから」という事で、国民も大目に見ていたフシがありますが、「普天間問題」は「国民感情を逆なでした」感が否めません。もっとも、小沢一郎が引っかきまわさなければ、鳩山首相の辞任劇は無かったかもしれません。「クラッシャー小沢」の異名をいかんなく発揮し . . . 本文を読む

マーケットに広がる不安、「やはり小沢傀儡政権か」

菅副首相が次期首相濃厚となったため、日経平均は続落したそうです。幹事長も小沢色が強いことから、「鳩山首相が辞任したことで、小沢一郎を抑えられる人間がいなくなり、日本の政治が悪化する」という懸念が広がったためです。逆に言えば、民主党にさらに逆風が吹くことになり、参院選での惨敗は避けられません。国民にとっても、民主党にとっても「反小沢」勢力が首相にならなければ、状況は悪化するだけです。前原大臣ら、反小 . . . 本文を読む

「見捨てられた」谷亮子、立候補は辞退か？

小沢一郎が辞任した事で、強力な後ろ盾を失った谷亮子。ただでさえ逆風の民主党からの出馬は、過去の栄光に泥を塗るだけなのですが、「３つの金」発言で国民を敵に回してしまった以上、「恥の上塗り」になってしまいます。いくら落ち目とはいえ、かつての国の英雄が恥をさらしている姿は見たいものではありません。谷亮子が優れた政治家で、過去にも政治的な実績を積んできたというのならともかく、ど素人が首を突っむ世界ではあり . . . 本文を読む

「ダブル」で見えてくるもの

「ついに」というよりは「やっと辞任したか」というのが国民の本音でしょう。ひたすら「独裁政治」に舵を切る小沢一郎。その小沢一郎に振り回されて、まともな政治が出来ない鳩山氏。あと２年で破綻する借金大国日本。崩壊寸前の国内政治は、北朝鮮・中国連合の軍事的圧力でようやく、まともな方向へ向かいつつあります。もっとも、小沢一郎が民主党にいる限り、裏からの実効支配が続くので、状況が好転することはありませんが。 . . . 本文を読む