3連休。なかなか充実した3日間でした。
15日(土)は、美輪明宏さんの「音楽会」。きょんくんと二人、日常生活でいつの間にか溜まっていた心の澱がすっかり洗い流された感じです。
美輪さんの音楽会は、なんとなく鈍くなってしまっている五感全てが優しく刺激され、ピュアな気持ちがどんどん蘇ってきます。
舞台からそこはかとなく漂ってくる、とても優しく心休まる穏やかな香り。
決して派手ではないのにとても豪華で美しく、照明によって様々に変化する変幻自在の舞台セット。
美しい音楽、美輪さんの情感あふれる歌声。
そして、心に沁みる数々の言葉・・・。
今回のアンコール曲も「花」でした。
歌に入る前に、この「花」という歌に対する美輪さんの解釈について話がありましたが、きょんくんは初耳だったようで、いたく感動していました。
なんだか最近公私共に慌しく、いろんな意味で少々オーバーヒート気味だった私にとって、今回の休みは、自分らしさを取り戻すための貴重な時間だった気がします。
「頑張り過ぎなくてもいい、自然体で生きていこうよ。焦らず、じっくりゆっくりとね」
美輪さんが歌う「花」を聴きながら、涙が溢れて止まりませんでした。
家に着いたら、取り寄せていた本が到着していました。
1週間程前に、どんな内容かもよく分からず、大好きなChieさんの絵に惹かれて通販で購入したものです。
絵物語 生きるということ 価格:¥ 1,260(税込) 発売日:2001-12 |
ページをめくってみて、びっくり・・・。
まさに音楽会で美輪さんがお話されていたことが、もっと詳しい形で書かれていたのでした。
このシンクロも、きっと偶然じゃないはず。
大きな、優しい存在に、そっと励まされたような、そんな穏やかな気持ちになれました。
久しぶりに熟睡できた今朝の目覚め。
ようやく、自分のリズムを調律できたようです。
焦らず、自然体で。
難しいけれど、心がけていかなくちゃだわ^^