若草物語

妻と二人で愛車プリウスに乗って、あちこち出かけ、デジカメで撮った写真が中心のブログです。

青春探訪ー東伏見

2007年05月05日 | 電車でおでかけ




昨日、妻と二人で、私が学生生活を送った懐かしい下宿界隈を訪ねることにした。

昭和43年4月に早稲田に入学後、半年ほどいた東伏見、2年半お世話になった上石神井、そして最後の1年間暮らした雑司が谷の3ヶ所である。

いずれの地も卒業以来、一度も行ったことがなく、35年ぶりとあって、どこまで記憶が残っているか多少不安でもあり、逆に興味深々でもあった。

高田馬場から西武新宿線に20分ほど乗ると東伏見駅に着く。

ここは東京都保谷市富士町と言ったのだが、今は隣の田無市と合併して西東京市となっている。

昔から早稲田のグランドや合宿所があり、幾多の有名なスポーツ選手を輩出した所である。

今年は「ハンカチ王子」も早稲田に入学したので、この街も益々注目されそうだ。

私は体育会に所属していたわけでもなく、たまたま郷里の先輩がここに住んでおり、早稲田を受験した際にこの先輩のアパートに泊めさせてもらった関係で、東伏見に下宿を探すこととなったのである。







東伏見駅南口から伏見稲荷の鳥居をくぐり抜け、数十メートル歩くと踏切がある。

そこを渡ってすぐの右手に、その先輩のアパートがあった筈だが、今はもう跡形もなくなっていた。







私の下宿はそこから北に向かって数百メートルのところで、岡田屋というスーパーの近くであったと記憶しているので、とりあえず、そのスーパーを目指して歩く。

スーパー岡田屋はすぐに見つかったが、残念なことに1ヶ月ほど前に閉店したそうだ。

ご主人が高齢で後継者もなく閉店したそうだが、昔は綺麗なお嬢さんが居て、店を手伝っていたのだが・・・・。

このスーパーの一つ手前の路地を入ると私の下宿があった筈なのだが、それらしき建物が見あたらない。








それでも「S村」という表札に覚えがあった。

この「S村」という表札の家の手前あたりに、わが下宿があったと記憶している・・・。







そのころでも相当古かったから、もうとっくに取り壊されていると思うが、多分、写真のアパート(これも相当古いが・・・)に立て替えられたのであろう。

探し歩いた下宿は既になく、スーパーも閉店されていて、時代の移り変わりを惜しみながら、東伏見の駅を後にした。


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1 コメント

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 (ま)
2013-01-24 15:58:13
学生時代にバイトしていたスーパー岡田屋の事が気になっていたのですが、今日ふと調べてみたら、
もう閉めてしまったのですね。

オーナーがとっても優しくて、妹さんが手伝っていたけどすごく明るくて優しくて、
そっかぁ。〓

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