4月18日(土)妻も仕事が休みだったので二人で巣鴨界隈を散策しました。
最初に京浜東北線の王子駅で降りて飛鳥山公園へ行きました。
江戸時代から桜の名所で知られる王子の飛鳥山。
その山の下に戦後の闇市から続くレトロな飲み屋横丁が今も当時のままに残っています。
ここがその「さくら新道」です。
飛鳥山公園の一角は、渋沢栄一が1879年から亡くなる1931年まで、初めは別荘として、後には本邸として住まった邸の跡です。
渋沢邸とその付属施設の大半は太平洋戦争時の空襲で焼失してしまい、現在、青淵文庫と晩香廬のみが残っています。
山形亭(茶室)跡です。
西洋館の書斎でくつろぐ渋沢栄一が窓越しにぼんやりと見える山形亭を遠望する写真も残されているそうです。
青淵文庫(せいえんぶんこ)は、渋沢栄一の80歳のお祝いと、男爵から子爵に昇格した祝いを兼ねて竜門社が寄贈した鉄筋コンクリートの建物です。
1925(大正14)年の竣工で、栄一の書庫として、また接客の場としても使用されました。
渋沢家の家紋「違い柏」に因んで柏の葉をデザインしたステンドグラスやタイルが非常に美しい洋館です。
晩香廬(ばんこうろ)は、渋沢栄一の喜寿を祝って現在の清水建設(株)が贈った洋風茶室です。
1917(大正6)年の竣工で、丈夫な栗材を用いて丹念に作られ、暖炉・薪入れ・火鉢などの調度品、机・椅子などの家具にも、設計者の細やかな心遣いが見られます。
晩香廬は内外の賓客を迎えるレセプション・ルームとして使用されました。
飛鳥山公園を出て本郷通りを歩き旧古河庭園に向かいました。
途中、「七社神社」という神社がありました。
社殿の左右にある八重桜「御衣黄」と「福禄寿」が見事に開花していました。
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