たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

モタメディ遥子『シルクロードの十字路で』(5)

2021年04月04日 13時04分32秒 | 本あれこれ
モタメディ遥子『シルクロードの十字路』(4)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/e7ede571ded2f0bb554f720a614b2370

「《文明の十字路 アイハヌム》

-めまぐるしく支配者が変わったところである-

西暦紀元前6世紀
  
 古代ペルシア、アケメネス王朝の配下

西暦紀元前2世紀後半

 中国西部、きれんざんから匈奴に追われて西進した大月氏の版図に入り、それ以後、大月氏の任じたきゅう候の中から台頭したクシャーン族によって治められた。

クシャーンは西暦紀元2世紀を全盛期として大帝国を築き上げたクシャーン朝の中国での呼び名。ワハン地方にあるハンドゥード出身と考えられている。全盛期には東の後漢、西のローマ帝国、西アジアのパルチア王国も繫栄し、東西交易が盛んに行われていた。

バクトリア地方は、交通路の東西南北に分岐する交流点にあたり、”シルクロード”はこのあたりを縦横に走っていた。アイハヌムは、カシュガルーサマルカンドをつなぐ道と、バダクシャン-バクトラをつなぐ道のちょうど中間に位置する。」







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