たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

雪組『CITY HUNTER』『Fire Fever』-11月4日東京宝塚劇場

2021年12月10日 16時56分10秒 | 宝塚
雪組『CITY HUNTER』『Fire Fever』-10月5日東京宝塚劇場(2)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/cef845908461537146c119bbf9f55751

2021年11月21日演劇キックより
彩風咲奈&朝月希和率いる新生雪組始動!『CITY HUNTER』-盗まれたXYZ-『Fire Fever!』
http://enbu.co.jp/takarazuka/%e5%bd%a9%e9%a2%a8%e5%92%b2%e5%a5%88%ef%bc%86%e6%9c%9d%e6%9c%88%e5%b8%8c%e5%92%8c%e7%8e%87%e3%81%84%e3%82%8b%e6%96%b0%e7%94%9f%e9%9b%aa%e7%b5%84%e5%a7%8b%e5%8b%95%ef%bc%81%e3%80%8ecity-hunter%e3%80%8f/


 時差ありすぎですが、雪組『CITY HUNTER』『Fire Fever』、11月14日(日)東京宝塚劇場にて無事に大千穐楽を迎えられたこと、おめでとうございます。次回大劇場公演の先行画像、希和ちゃんが男前、さききわ、お似合いのふたりです。わたしは東京宝塚劇場にて、二回観劇することができました。

 11月4日東京宝塚劇場、13時30分~、2階席後方、出勤から一日休んでの観劇だったので足ひきずることなく階段をあがることができました。時折自分の現実が頭の中をよぎってしまうとこみ上げてきてしまうものがありましたがつらくなってしまう瞬間がありましたが楽しいひとときでした。一時間半の芝居を全力でやったあとに、幕間をはさんでノンストップのダンスダンスのショーをほぼ出ずっぱりでやるタカラジェンヌは本当にすごいとあらためて思いました。振付師の桜木涼介さんが先日インスタライブでタカラジェンヌは練習に練習を重ねて本番を迎える、尊敬すると話されていました。こんな時こそ夢と希望をと、全身全霊で舞台を届けてくれる姿が心の支え、本当にありがたいです。



『CITY HUNTER-盗まれたXUZ-』

 1か月ぶりの二回目観劇で物語とキャラクターがよりわかりました。原作を知らなくても舞台の作品としてわかるようになっているところは、個性豊かなキャラクターの各エピソードをつめこむだけつめこみながらもうまくまとめあげられている脚本の勝利でしょうか。映像で映し出された1980年代、日本人一億総中流だったはずのバブル期の新宿の夕暮れ、いまの舞台化であえてより時代感を強調していたのかもしれません。カラスの鳴き声がなんとも哀愁をさそいました。こんな時代のあったことが遠い日の幻のようにも思えます。

 宝塚的に完全アウトのワードはハッスルにおきかえれましたがここは作品世界をそのまま伝えるためにあえて残したのか、咲ちゃんがナウオンステージで、はじめて原作を読んだとき冴羽獠をカッコイイと思わなかったと話していますが、今ならセク〇〇になる男役さんが娘役さんのお尻をさわりまくって、自分のことをぼくちゃんと言ったり、色気ムンムンの大人の女性からの依頼しか引き受けないと言ったり、ぎりぎりのところで宝塚的な二枚目男役に仕上げてかっこよくみせたのは咲ちゃんの力、「Get Wild」を歌う時、銀橋に長い脚が映えていました。ヒールのない靴でこれだけ長くみえるのだからほんとに長い脚、千穐楽がだんだん近づいてきてみなさまの疲労感はピークに達していただろうし、なぞの振付も相俟ってより昂揚感のある場面になっていました。

Get Wildの歌詞をぐぐってみました。
https://www.uta-net.com/song/1759/


 雪組でいちばん気になる綾凰華くん、植村秀幸のコートにサングラスはやっぱり射抜かれました。1回目の観劇では見過ごしていた、スポットライトがあたらないところでそっと煙草を吸う場面、オペラグラスでしっかり追いました。新宿駅の伝言板の横で電子タバコに火をつけて椅子にすわり右足を左の膝上にかけてタバコをくゆらす一連の動作の流れが男役10年目の芸の美しさよと思いました。カフェブレイクであのサングラスは意外とみえていると。物語の終盤、朝月希和ちゃんの植村香が自分を撃った真那春人さんのジェネラルを兄の仇として撃とうと銃を構えると幽霊となっている植村秀幸が、銃の扱いが下手な香に後ろから手を添えて助ける場面、中井美穂さんが香と秀幸は実は血のつながらない兄妹だと話しているのをきいていちだんとキュンキュンしました。ジェネラルが倒れると大切な香を冴羽獠に託してようやく成仏することができた秀幸、素敵でした。

 一度目の観劇でエッ?!と気になった叶ゆうりさんの冒頭だけ女役姿もオペラグラスでしっかり確認。プログラムをみると源氏名が勇梨となっているので新宿のオカマちゃんママかホステスというキャラなのかな、妖しい雰囲気の美脚でした。その後は髭つけて悪役として登場するから男役にも女役にもなるタカラジェンヌってすごいよね。

 この公演で退団した沙月愛奈さんの新宿の占い師の「こんなんでましたけど」っていう台詞が二回目がすごくよくきこえて、ダンス達者な愛奈さんがショーではがんがん踊っていたのは宝塚でしか味わうことのできない楽しさよと思いました。

 夢白あやちゃんのグジャマラ王国の王女の可愛らしさがたぶん漫画のキャラクターからそのまんま抜け出たような面白さもあって、世間知らずのちょっとずれている雰囲気も楽しいキャラに仕上げていました。可愛くて最後は国を守っていこうとする強さを発揮。こんな王族キャラが夢白ちゃんによく似合っていました。

 『Fire Fever』が宙組の『デリシュー』に続いてものすごくハードなノンストップのショーよと思ったことはまた書きましょう。全員が出ずっぱりの、ダンスダンスの連続はダンスの雪組。ずっと下書きにしていた記事をやっと書くことができました。

























 不在連絡票でまだ受け取ることはできていませんが友の会で当選した1月の東京国際フォーラム『ODYSSEY』のチケットが届きました。千風カレンさん、体調不良により全日程休演のお知らせが心配。和希そらくん、雪組生として最初の舞台、フォーラムで宝塚を観劇するのは初めてなので楽しみに待ちたいと思います。この先どうしていいのか全くわからず、生きる気力が続きませんがまた生きていないといけない、阪急交通社で入手した2月はじめの花組東京宝塚劇場B席のチケットもあるから、まだ死ぬわけにはいかない。気づいていなかっただけでとっくにおわっている、情けない人生、いまわかるのはそれだけ・・・。


またクリスマスをみつけました

2021年12月10日 00時01分03秒 | 日記
 どんよりとした一日の終わり、足もかなり疲労していましたが少しだけがんばって歩いてクリスマスツリーをさがしにいきました。いまわずかでも外へ稼ぎにでることができなくなったらどうなるのでしょうね。体を支える足腰がだめだと全体のバランスが悪くってすごく疲れます。こんな時にこの年齢で手術しないとまともに歩くことができないと知ることになったのは直接命とられるわけではないですがわたしにはつらすぎます。軟骨はすっかりなくなっているとは思わず、こうして人生が止まってしまうことになるとも思いませんでした。生まれる前からの股関節脱臼でなくても衰えてくる年齢、手術したとてこれから先長い時間があるわけでなし、若い時のように動けるでなし、かといって変形性股関節症のまままだ生きながらえていくのもつらい。これからどうすればいいのか全くわかりません。先が全くみえません。それでもクリスマスはやってくるのかな。希望のある話は、わたしが知らないだけでどこかにあるのでしょうか、それでも人生なにがあるかわからないのだから生きてさえいればなのでしょうか。

 脳みそのやすまるときがありませんが、また高齢者でものめるとしてかかりつけ医の処方箋で出してもらった眠剤も体がうごかないほどではないですがだるくなってしまうので少し梅酒でものんで眠らなければなりません。明後日のことは明後日の朝のわたしがきめることにして考えない、考えない。













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「一人ひとりが、
神さまの最高傑作。
マザー・テレサ
~神さまは、何かを創るときに決して手抜きをしません。これ以上ないくらい完璧に仕上げて、この世界に送り出します。失敗作はありません。私たちは、誰もが神さまの最高傑作なのです。
『日めくり 超訳マザー・テレサ』(PHP研究所)」