たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

ブロードウェイミュージカル『ニュージーズ』-「19世紀の世紀末の混沌とした時代と少年労働者」(3)

2021年11月18日 17時51分26秒 | ミュージカル・舞台・映画
ブロードウェイミュージカル『ニュージーズ』-「19世紀の世紀末の混沌とした時代と少年労働者」(2)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/deae4edc2f18759910c842d49db0f97b

(公演プログラムより)

「『ニュージーズ』-19世紀の世紀末の混沌とした時代と少年労働者 君塚淳一(筑波大学アメリカ文化)

-ピュリツァーの「ニューヨーク・ワールド」紙-

 それまで英語が読み書きできない多くの新移民を読者対象にしていなかった他紙とは異なり、1883年創刊の「ニューヨーク・ワールド」紙は、読みやすいみだし、語彙をやさしく、写真の多用、スポーツページや女性向けファッションページ、社交ページ、コミックページを入れるなど、広い読者層を勝ち取る工夫を凝らしていた。また新聞サイズも小さくし、駅のスタンドで購入してもらい、仕事場へ行く通勤途中に電車の中で読んでもらうことも試すようになる(スーザン・ザノス著『ジョセフ・ピューリッツアとピューリッツア賞の裏話』)。

-ニュージーズを苦しめる元凶-

 1880年代から1890年代にかけて、新聞産業は急激に発展した。「ニューヨーク・ワールド」紙は、特にウィリアム・ハーストの「ニューヨーク・ジャーナル」という、新たに現れたライバル紙との壮絶な購読者合戦で苦戦する。

 また、1899年に集結した米西戦争(キューバ独立をめぐりアメリカとスペインとの間で起きた戦争。アメリカが勝利をおさめる)にレポーターを送るなど経費をつぎ込んだ「ニューヨーク・ワールド」紙は、ライバル出現での収入源もあり、収支を合わせるのが大変だった。まさにこの流れの中で、ニュージーズたちが怒り、ストライキをする理由は、「ニューヨーク・ワールド」紙の買取り価格の値上げがされるからである。」

                                →続く

無事に往復できますように

2021年11月18日 08時19分10秒 | 日記
土曜日以来の出勤、ちょっと頭がぼけています。ちょっと病的と思われる女性と一緒になるし、帰りの電車で折りたたみ杖を使えるかどうか、使うかどうしようかとかいろいろ考えます。
 
 昨日 、夕方と夜に人身事故コンタクトレンズがなくなったので処方してもらうため眼下にいくのにターミナル駅を通ったら他の線路を使って運航するとのアナウンス。いちばん混んでいる時間帯、何本もの路線が平行して走っているところ、出勤していたら帰路もろに巻き込まれてこの足では体がこわれていたかもしれません。駅員さん、本当に大変だったと思います。救急隊のみなさま、わたしたちの社会生活維持のために働いてくださっている全てのみなさま、本当にありがとうございます。

 折りたたみ杖を使うと膝の痛みがいくぶん和らいだかもしれません。

 不安神経症に打ち勝って無事に往復できますように・・・。