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たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

世界への祈りを捧げる

2015年11月17日 21時32分51秒 | 日記
 入江杏さんがフェイスブックで紹介されているいるパリのテロ事件をうけてインドの女性ジャーナリストが書いた詩を、入江さんのコメントと一緒にフェイスブックでシェアさせて
いただきました。

「祈り」という言葉をかみしめます。

自死遺族として自分は何ができるのだろう、何をすべきなのだろうという問いかけは続いています。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

何度も読み返しています。
★パリのため(だけ)ではなく、世界のために祈るべきとき…と美しい言葉で訴える、インドの女性ジャーナリストの書いた詩(翻訳は幾島博子さんのお姉様です)

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私たちが捧げるべきなのは、パリへの祈りではない。
世界への祈りだ。
パリの2日前に連続自爆攻撃にさらされたベイルートのことは
ニュースで伝えられない、そういう世界に祈りを捧げよう。
バグダッドの葬儀場が爆撃されても、死者に白人がいなかったから、
誰も「バグダッド」について投稿しない、そういう世界に。
祈りを捧げよう、
テロ攻撃を難民危機のせいにする世界に。
攻撃者と、あなたと全く同じものから逃げようとしている人とを
区別しようとしない世界に。
祈りを捧げよう、
背中に背負ったもの以外何ひとつ持たず、
何ヵ月もかけて国境を越えてきた人びとが
おまえたちに行くところはないと言われる世界に。
パリのために、ぜひとも祈りを捧げよう、
でもそれだけではいけない。
祈ろう、
祈りを持たない世界のために。
もはや守るべき家を持たない人びとのために。
身近な高層ビルやカフェだけでなく
いたるところで崩壊しつつある世界のために。


Pray for the world

Pray for a world

英語の原文は下記サイトに掲載されています。

https://instagram.com/p/-DmUOwJ0tC/