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65オヤジのスタイルブック

鈴木五郎展・メナード美術館

メナード美術館で開催中の鈴木五郎展を観賞しました。

愛知県豊田市在住の現代陶芸家・鈴木五郎氏は、16歳で作陶をはじめ28歳で訪れたアメリカでアートとしての陶芸に触れることで、伝統的な職人技に自由な感覚の作品を生む独自のスタイルを確立した、現代陶芸の先駆者と言えます。

今回の展示された作陶も従来の土の世界から石を組み合わせ、日本の金継ぎの技法を組み合わせた巨大な織部の壺や大皿や黄瀬戸、織部、伊賀などの伝統の焼きで作られた椅子など、氏のスケールの大きさや奇想天外な発想が目を楽しませてくれます。

また、伝統技法を高さを感じる初期作品や日常を楽しむ器や独自の発想で作られた茶道具の数々等、氏の制作の全貌とオリジナリティをつぶさに観賞できる展覧会となっています。

シルバーウイークの23日まで開催中ですので、休日を利用して土に生き、土に遊ぶ、鈴木五郎の生命力あふれる作品からエネルギーを吸収してみてはどうでしょうか。


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