65オヤジのスタイルブック

粋なバルセロナ

トヨタカップで世界一を逃したバルセロナの日本人少年が号泣する姿に、バルサが彼を探し出し試合観戦招待の粋なクリスマスプレゼントをした。

また、ユニフォームにスポンサーを付けないバルサ(ユニフォームがカタルーニャ地方の誇りとして国旗に等しいからだそうだ)が、なんとユニセフのマークを付けた。

しかも、ユニセフに2億円を払ってマークを付けたそうだ。
アフリカの子供たちを支援することが目的だそうだ。
実に粋で、素敵なことではないか。

Jリーグ発足当初は、地域クラブとしてのサッカーととらえユニフォームにスポンサーを付けいない方針だった。

しかし、当時の強力なクラブ(今は2部にいるが、かつてはスター選手を輩出した)のスポンサーのオーナーから横槍が入り、その壮大な理念は頓挫した。
今は、その理想も消え失せて一部のクラブをのぞき大きなスポンサーの力なしでは存続が危ういチームも多い。

ただ、サッカーを愛するものにとっては、あの所狭しとワッペンが張られたユニフォームは決して美しいものではない。
競技場や他の媒体にスポンサーを付けるのは球団経営においては不可欠ではある。

せめて、チームの象徴であるユニフォームをスポンサーで汚されることをファンは決して望んではいない。

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