65オヤジのスタイルブック

ブラボー!のだめカンタービレ

もっともはまってしまったドラマ「のだめカンタービレ」が昨日で終わった。
所用で見れなかった僕は、翌日堪能した。

音楽は楽しむもの。この単純な答えがこのドラマにはあふれていた。
クラシック音楽を身近な存在にしてくれたドラマだった。

誰でも最初に音楽と言うものをフルに感じたのがクラシックだろう。
でも、それは学ぶ時間に聞いたもので、時間の経過と共に一番身近な音楽から遠い存在になった。でも無意識の内にクラシック音楽は植え付けられていたのだ。

だから、ひとたび水を与えられると芽をふくのも早い。そんな存在がこのドラマだった。

アートの世界に身をおくもののひとりとしては、このドラマは実に色彩豊かな演出が施されている。

シーンごとに、赤、黄色、青、黄緑など原色がほぼ中央に配されている。
それは、のだめの服装に端的に表されている。
カラフルな世界が、気難しく思えるクラシックをうまく調和させている。
そして、澄んだ空気感を感じる映像は、見る人の心にピュアな世界を感じさせているようだった。

これまでに、色と空気と音をうまく調和させたドラマは無かった。
優れた原作と脚本、そしてキャスティング、映像美。
そして、喜劇で泣ける数少ないドラマと言える。

改めてこの作品に「ブラボー」と叫んでみたい。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「【映画・ドラマ・演劇】」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事