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123便事件へと繋がる沼津防衛人脈

今回の記事は、123便事件と沼津関連のどちらのカテゴリーに分類するか迷いましたが、1985年の事件当時の背景が含まれている関係上、123便事件関連として取り扱います。

今回も、説明はなるべく省略して、事実関係を示すチャート図を掲示します。この図の中核となる人物は、地元沼津を含む静岡6区から選出された現国民民主党副代表の

 渡辺周 (わたなべしゅう)

衆議院議員です。渡辺-栗原という地元出身代議士と沼津市長の関係は、実は123便事件直後の時期に、立場を入れ替えて存在していたことに注目してください(栗原祐幸氏は沼津の隣、現三島市の出身。参議院静岡選挙区、衆議院旧静岡2区から選出されています)。


図:123便事件と沼津関係者
  2016年の開発事業反対派の大沼氏当選は予想外だった?
  渡辺-栗原体制、巨額事業、大沼市長急死、嫌な想像が働く

ここに出てくる人物を繋ぐキーワードは

 防衛

です。そう言えば、渡辺周さんは分裂前の希望の党から首班指名されましたよね。現東京都知事で希望の党の元代表、小池百合子さんといえば、2007年に女性初の防衛大臣ということで話題になったものです。おっと、ここでもまたキーワードの「防衛」が出てきました。


写真:2017年静岡県知事選挙にて仲よく並んで応援
   手前左から、川勝平太現静岡県知事、小池百合子氏、渡辺周氏

これだけ、「防衛」が出てくると、現在、地元の反対を押し切って強引に進められている静岡県が事業主体の「沼津駅周辺総合整備事業」も防衛絡みなのではないかと疑われて当然でしょう。という訳で、私も疑っている訳です。問題視しているのは、表の額2000億円、実際にはその10倍とも見積もれる巨額資金がどこに流れているかです。これについては、駅周辺というのはただの見せかけで、内浦湾及び沼津市南部にある元伊藤忠商事所有の山林(現在は沼津市が保有)、その隣の修善寺辺りが実質的な資金の投入先であろうと私は予想しています。


写真:2009年3月、渡辺-栗原体制の頃に作られた整備事業の青写真
   ローカル都市の駅前整備に2千億円?静岡県、太っ腹過ぎです
   沼津駅北口にて撮影(2019年4月)

123便事件については、当日の防衛庁(自衛隊)の挙動が常に疑われている訳ですが、事件当時の中曽根政権を頂点にそこから沼津へと繋がる防衛人脈が存在することは大いに注目です。繰り返しになりますが、中曽根元首相のブレーンである元伊藤忠会長の瀬島龍三氏が、またもや沼津で繋がることに、もはや偶然以上の何かを感じるのは私だけでしょうか?

この他、隠れ防衛族と思われる、渡辺周議員を指導部に頂く国民民主党が、いつ憲法9条改正を叫び出すのかにも注目です。

3分の2割れ「その方がいい」 首相、国民民主や無所属加え再構築
2019.7.22 21:43 政治 政策

※同記事より関連部分を抜粋
 「連日、『国民民主』の名前に言及してくれているが、まるでビーム(熱光線)だね。強くて倒れそうだよ」

 国民民主党の幹部は23日、安倍晋三首相から憲法改正の“パートナー”として期待されている現状について苦笑いを浮かべた。ただ、改憲論議には積極的に応じる意向を示し、まんざらでもない様子だ。

引用元:The Sankei News https://www.sankei.com/politics/news/190723/plt1907230051-n1.html


余計なことかもしれませんが、防衛省は政治家と商人には関らない方がいいですよ。関ってしまった以上、その落し前というか、責任は一緒に背負って頂くしかありません。自衛隊は特定団体のおもちゃの兵隊ではありませんので。

参考:駿河湾・沼津関連記事ガイド


 * * *


「沼津・防衛・伊藤忠」これらのキーワードに既出の「安田財閥・浅野財閥」を加えると、これらを繋ぐ事象とはおそらく

 沼津は日本の軍産複合体の拠点である

ことだと、私は解釈します。そして、ここから最も関心を抱くのは、

 123便事件当日、沼津はどのように事件に関ったか

という点です。


キリストの御国にて記す
管理人 日月土
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