あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

バラが見頃

2017年07月02日 04時54分11秒 | 写真

  

私はポピーを「ポピー様」と呼んでいるが、

バラを「バラ先生」と呼んでいる。

一輪でも群生でも画になる、すごいポテンシャルの花だ。

こういう花を、華道では「立花」と言うらしい。

なんでも、昔のヨーロッパの貴族の間では、自宅の庭に

珍しい花を植えているのがステータスらしく、そのために

わざわざプラントハンターなる人を雇い、遠くアフリカや

南米までにも、採取にいっていたそうである。

バラの品種改良にも積極的で、かなりの種類のバラがある。

もっとも、そういう人たちは、「美しい」というのは二の次で、

いかに奇妙な、見たこともない花を作り出すかに、

力を入れていたようである。

  

日本でも、江戸時代に庶民の間で、朝顔の品種改良が

ブームになったそうだ。

浅草あたりの朝顔市は、そのころの名残だそうだ。

当時の図鑑なども残っている。

珍しい品種は、かなりの金額で取引されたようだ。

中には、模様がまだらの「スプレー」と呼ばれる品種が、

実は調べてみたら、植物に寄生するウィルスのせいだった、と

いうこともあったらしい。

NHKの番組で放送されていたが、アジサイは土の酸性度で

色が変わるそうである。

興味のある人は、ググってください。

  

ご覧のとれ高。

  

  

  

  

白いバラと赤いバラを個別に撮るとこうなる。

  

  

  

これだけでも十分美しいが、ちょっと視点を変えて

その境目を撮ってみる。すると、こうなる。

  

名札に「アンネ・フランク」と書いてあった。

まるで後ろに照明があるような感じ。

もちろん、ごまかしなし。

  

キウイの花らしい。摘花した跡があるが、実をとるつもりかね。

  

香辛料の名前が書いてあった(たしか、○○セージ)が、忘れた。

  

猪苗代ハーブ園では、季節の花々を植えてあるが、

最大の特徴は、「花を踏まなければ、花壇に入って良い」のだ。

これは花屋(花の写真を主に撮る人)にとっては、すごく

ありがたい。

中にはすごく寄らないと、小さくてよくわからない花があるからだ。

あと、営業妨害にならない程度に話すと、ハーブ園では

花摘みが有料でできるのだが、ポイントは、花は

つぼみを少し入れること。咲いてしまった花はしぼむしかない。

つぼみは、家に帰ってから花がさく楽しみがある。

ラベンダーも、つぼみを選ぶこと。

なぜなら、花が咲ききってしまうと、あのいい香りが

弱まってしまうのだ。

ちなみに、どれがつぼみでどれが花かわからん、という方。

過去の作品で申し訳ないですが、

つぼみがこれ、

これが、花です。

 

 

コメント
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