あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

53年目の真実?

2016年01月02日 13時22分06秒 | 写真

 

新年、明けましておめでとうございます。

今年も、いつも通りユルくいきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

弟も帰省し、ダラダラとテレビを見ながらくだらない話。

年寄りの話など、ほぼ100%昔話である。

「最初の子供を流産したとき・・・」と母親が話したとき、

思わず「なにっ!」と兄弟二人叫んでしまった。

「あれっ、話してなかったっけ?」

「そんなの聞いてねえぞ、なあ?」

「ああ」

そーかぁ、俺は次男だったのか・・・

半世紀以上も生きているのに、まだ知らない事実が出てくるんだね。

母親の話など、優秀だった姉の話やおぼれて死んだ弟の話、

ケチだった親父の家族の話ぐらいのパターンしかなかったのだが、

珍しく、姉の旦那が町会議員選挙に立候補したとき、ウグイス嬢を

頼まれてオート三輪で砂まみれになりながら頑張ったのに、弁当一つで

済まされた、というオチの話をしていたときに出てきたのだ。

 

死んだ父親は元自衛隊員で北海道に駐屯していたのだが、さすがに

実弾射撃経験者の話は面白かった。

アメリカ軍の流れ品で、あのころ普通の人が口に出来ないような

ものを食べていた。

だから、年寄りなのに平気でコーラーを飲んでいた。

やっぱり若いころに覚えた味は忘れないようだ。

しかし母親は末娘で結婚するまで会社勤めの経験がない。

話の内容が家族の話くらいしかなく、つまらないのだ。

だから今までは軽く受け流していたのだが、ひょんなことから

ひょんなことが出てくるものである。

 

ちなみに嫁の親父も元自衛隊員。

こちらは定年までいたようだ。

もっとも通信担当だったらしく、弾の下をくぐっていた親父とは

あまり話が合わなかったようだ。