O's Note

いつまで続くか、この駄文

展覧会の絵・大序曲・惑星

2006-03-23 21:27:41 | 多分駄文
 自動車に乗っていてラジオから聴き覚えのある曲が・・・。
 『おおっ、大序曲1912じゃないの。』
 『このあと、大砲がズドーン、ズドーンだな』
 大序曲は、まっとうな演奏ならば、フィナーレになって、オーケストラに本物の大砲が入り、空砲を鳴らすという壮大な曲。
 ところが、フィナーレになって、本来なら大砲がズドーンとなる部分でもティンパニィの音。
 『きっと、マイナーなオーケストラの演奏だな。』
 そう思いながら終了。
 「ただいまの演奏は、ムソルグスキー=ラヴェルの展覧会の絵でした。」
 『あらら・・・』
 「大序曲」も「展覧会の絵」もしばらく聴いていなかったので、混同したらしい。
 さっそく自宅で、「展覧会の絵」を聴くと、たしかに、ラジオで聴いた曲は、「展覧会の絵」の最後「キエフの大門」だった。「キエフの大門」もスケールの大きな曲で、ちょうどその後半からラジオを聞いたので、大きな勘違いをしたのであった。
 『でも大序曲と似てるな。』ということで、悔しいので「展覧会の絵」を聴いた後に、大序曲を聴く。カラヤン=ベルリンフィル=ドンコサック合唱団。
 『ズドーン、いいよなぁ。』
 で、スケールの大きな曲をもう少し聴きたいと思い、ついでに手もとにある「惑星」を聴く。こちらは小澤=ボストンフィル。
 『これもいいよなぁ。』
 ところが、急にホルスト=冨田の「惑星」を聴きたくなる。
 シンセサイザーが珍しかった大学生時代。
 シンセサイザーで曲を作る名手がいた。それが冨田勲。
 発売された「ホルスト=冨田 惑星」のレコードを何度聴いたことか。「スイッチド・オン・バッハ」なるレコードも、飽きるほど聴いた記憶がある。
 しかし、それらのレコードは15年ほど前に売却して手もとにはない。
 そこで、近くのレンタルCDショップに走って「ホルスト=冨田 惑星」をレンタル。
 『ひ、ひ、ヒャー。』
 というわけで、15年ぶりにホルスト=冨田との再会。(ライナーノーツが荻昌弘というのも泣かせる!)
 これとの出会いが、小生をスターウォーズに駆り立てたのかも・・・。