O's Note

いつまで続くか、この駄文

思い浮かぶ言葉

2006-03-11 09:41:53 | 多分駄文
 ずーっと前に聞いた言葉で、妙に記憶に残っている言葉ってありませんか。あるいはひょんなことから、「何だっけ?」と思い出される言葉、ありますよね。
 「チェルピンスキーの卵」と「まほうじん」
 どちらも、25年以上前に聞いた言葉です。前者は忘れては思い出す言葉、後者は、最近マニアックな業界雑誌(決して怪しげな雑誌ではありません、念のため)の広告で商品名として使われていて記憶がよみがえった言葉です。
 「チェルピンスキーの卵」の由来はほとんど忘れています。コロンブスが卵を立てて「誰でもできることでもはじめに行うのは難しい」というエピソードからできた「コロンブスの卵」。史料から見て、この卵を立てるという行為を初めて行ったのはコロンブスではなくチェルピンスキーなる人物だった、というような話だったような・・・。
 「まほうじん」は、広告で使われている漢字は魔法陣ですが、正確には数学用語の魔方陣のようです(余談ながら「まほうじんぐるぐる」なんて言葉もあったかな)。数学パズルでおなじみのタテヨコ斜めの和がすべて同じになるパズルが魔方陣。こちらの方は、本来の意味よりもその言葉の響きが神秘的で、何か秘め事を行うときの呪術(コックリさんのような)のように思えて記憶に残ったのでしょう。