2018年 良い年でありますように
「蚊がいる」穂村弘 新聞の連載で穂村さんを見かけたという人もいるかも。
あの時代に同じ札幌の空気を吸っていたと考えると、思い入れも一入。
「羊と鋼の森」宮下奈都 羊と鋼はある楽器を表しています。北国の味わいも。あとは読んでのお楽しみ。
「台所のラジオ」「電球交換士の憂鬱」吉田篤弘 この人と同じ時代に生きている幸福。しっくりくる日本語。
「絵巻じたて ひろがるえほん かわ」加古里子(かこさとし、は男性)昨年のリンドバーグに続く値の張る絵本。
一度目は普通に読みます。いつかは広い部屋で、全部広げて読みたい本です。
「閉店屋五郎」原宏一は築地を舞台にした「ヤッさん」の著者。男の哀愁感じます。
「食卓一期一会」長田弘 筆頭の「言葉のダシのとりかた」に始まって料理好きがワクワクするような詩がいっぱいです。
「都市と野生の思考」鷲田清一 山極寿一 日本の頭脳といえる二人の対談。
難しいことを易しい言葉で述べるってこういうことなんだろう。
「長くなるのでまたにする。」宮沢章夫 この人の文庫本を少しずつ読んで笑いを噛みしめる。
周りにあんまり人がいないときに。
「アンソロジー カレーライス!!」池波正太郎ほか 著名な作家がカレーにみせる執着が頼もしい。本の紙までカレー色。
本年も当ブログをご贔屓に。