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NOTEBOOK

なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

02007年007月008日(日)起床時

2007-07-08 | 休み
朝起きたら、芋虫になっていないし
犬にも成ってはいなかったけれど
その代わりに起きたら
すこぶるTシャツが臭い。
「ちょっとこれは…」と自分でも
呆れるほどに臭さに驚く共に
「こんなに臭いのか…」と
非常に情けなくなる。

あまりのショックに
風呂場に急行。
ガッツシ体を入念に洗う。
脇とかひざ裏とかリンパの辺りを
入念に洗う。これでもか。
風呂からあがろうとタオルを
手に取ったら…臭う。
Tシャツと同じすこぶるな臭い。

そうだよ、まだ若いんだから
臭うわけ無いよ、汗っかきだけれど
と思い込みつつ、風呂上りに
コロンを付けて良い匂い。
すがすがしい。すがすがしい。

02007年007月007日(土)七月七日

2007-07-07 | 休み
むやみやたらに自転車に乗っている。
暇さえあれば、自転車を漕いで
当て所無く、自転車で彷徨ってる。
当て所が無いと云うよりも
立つ瀬が無いと云うか
取り付く島も無いと云った方が
適切かもしれない。

環七を特に目標も無く
だらだらとペダルを漕いでいたら
いつの間にかインターチェンジ
に辿り着く。
「あぁ・・・」と少しだけ
何をやってるのか感が沸いて出たけれど
それには気づかない振りをして
そのまま環七を真っ直ぐ行く。
何か疲れただけで
一桁の体脂肪率だけが残る。
すぐ戻るけど。


今日は七月七日なんで
例の地下道を思い出したりして
シカオちゃんの「7月7日」を聴いて
無駄に七夕気分に浸る。
寡聞にして、七夕の歌はこれ以外に
聴いたこと無いや。
織姫と彦星の色恋を歌にするなんて…
ホントにどうかしてるな。
良い意味で。

ついでにシカオちゃんの「4Flusher」を聴く。
シカオちゃんの過渡期のアルバムだからか
すんごく過渡期な曲が多い。
どす黒いものを孕んで、ルサンチマンの様な物
を感じさせていたものから少しずつポジティブな
イメージのものに変わっていてる。
それが酷く日常風景の描写の中で描かれてる。
直接的なメッセージで、明確な言葉で
云われるより、云ってもらうより
(まぁ云ってはいるけれど)
ずっと、すっと言葉が良く聞こえる。

本当に過渡期だったんだと思うくらいに
このアルバムの中では”未来”についての
歌が多い。
メインでなくともどこかで”未来”の何某か
を心配したり考えたり、そこへの姿勢を思っている。
んで、意味を見つけたくなる病気の僕は
そこに何かを見出そうとして色々
深読みして、考えてしまって
励まされたような
背中を押してもらってるような気分に苛まれて
別に何かを悩んでるわけではないのだけれど
そんな気分になってゆく。

02007年007月007日(土)引っかかった

2007-07-07 | 休み
近頃、財布に入れているSUICAが誤作動。
改札で頻繁に引っかかってた。
PASMOは持っていないからFELICA二枚差しみたいな
事はないのでおかしいなぁ、と思っていたら
原因は再交付してもらった免許証だった。

いつの間にか、免許証の本籍地の欄が空欄になっていて
そこらへんの情報はICに記憶されて
専用の非接触式の端末で確認する仕組みらしい。
非接触式のカードと云えば基本的にFELICAしかないので
多分免許証もFELICAのIC使ってるんだろう。

何だかめんどくさいな新しい免許証。
ICカードの発行のときは4桁のパスワードを
2つも用意しなきゃいけないし。
覚えてらんねぇっつうのっ!!

02007年007月006日(金)Rolling stone

2007-07-06 | 休み
「転がる石」って昔から云うけれども
それは本人の自らの意志に基づいて
転がっているのかと云うことには
疑問を差し挟む余地がある。
僕には自分から転がってるようには
思えない。多分石は気が付いたら
転がっていたんだと思う。
転がりたくて転がってるんじゃ
ないんだと思う。

気が付いたら道が下り坂だったりして
知らぬ間にごろごろと
転がってしまってるんだろうな。
で、それを誰かに責められても
それはちょっときっと本人には
分からないんだろう。

分かったところで”roll”は自動詞
だけれど物理法則な他動詞的なので
本人にはどうしようもないんだろうな。
誰かは、転がってる石が自らの意思で
転がってるように見える。
誰も転がした人は居ないから。

でも石にしてみると
自分は転がって入るけれども
自らの意思で転がったわけじゃない。
誰かにそれを問い詰められると
どうしていいか分からないんだ
と思う。



まぁ、僕は根無し草なんで関係ないけど。


02007年007月006日(木)昭和

2007-07-05 | 休み
『3丁目の夕日 Always』(原作は別)の
うそ臭さが、作った感満載の良いとこばっかりの
綺麗な「昭和」が大嫌いなのだけれど
正反対に『菊次郎とさき』は大好きで
あのメインテーマの物悲しさが
そこはかとなさが良い感じに昭和。
エレジーって言葉がしっくり来る。

絶対良い事ばかりじゃなかったはずなのに
何か「昔は良かった」って思わせる感のある
あの映画より断然良い!!
お金は無いし、部屋も無い。
父ちゃんに至っては文盲で新聞も読めない。
だから母ちゃんは勉強しろと尻を叩く。

で、父ちゃんは酒を飲んじゃ
家で暴れて、家族に暴力を振るう。
ドラマの中では戯画化して描かれてるので
笑えるけれども、当事者は多分笑えない。
それがあの時代、決して特殊事例じゃなかった。

先日の「GOLDEN」のインタビューでも
武さんは昭和が荒んでいた事を話した上で
今の安直な「昭和ブーム」を訝っていた。

だからこそ、ビートたけし著の
『たけしくん、ハイ!』はもっと悲しかった。
特にたけし少年が父ちゃんの仕事を手伝う下り。
汚い格好でペンキ塗りの仕事を放課後に
手伝っているときに、同級生の女の子が
軽蔑するような眼差しで見たというところ。

貧乏だし、仕事手伝わなくちゃいけないし
おまけに同級生の女子は嫌な目で見る。
それが非常に恥ずかしかった、情けなかった
と書いていた、ような気がする。
今の時代から見ても十分悲しい「昭和」が
描かれてた。



その上で、「昭和」の全てを肯定しない上で
喜劇として描いているところにグッと来る。
父ちゃんと家族の思いのすれ違いとか
父ちゃんの何とも不器用な愛情表現とか
全部が良い方向に回収されない終わり方とか。



でも新キャストは・・・
そんでもって新しい設定は・・・
う~ん・・・
少なくとも婆ちゃんは吉行和子さんじゃない。
元芸者っていう風格は無い。草笛さんが・・・



いや、多分きっと慣れるんだろう。