NOTEBOOK

なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

ラジオ、ラジオ、ラジオ

2011-08-29 | 授業



3年前に買ったソニーのICF-50Vを使っていますが、価格帯的に後継機と言えるSRF-18が発表されたですよ!


SRF-18(ソニー)
リトルランボーズ


ICF-50Vがモノラルだったのに比べて、今回はステレオ搭載。しかもイン/アウトの両端子搭載なのでスピーカーにもなるし、ラインアウトでは録音も出来る。でも冷静に考えてみれば、ICF-50Vにもイヤホン端子付いてたじゃん!ラインアウトじゃん!だまされた!でも基本的に良いこと尽くめ!しかも今回はACアダプター対応。良いとこで電池切れを何でもしてたものね。(まぁ、今ならスマホでラジコでもいけるけど)

ただICF-50Vは小型だったので、単4電池。エネループを使用してたけど、単3とは比べ物にならないくらい単4電池は充電時間が早かったから、ちょっと充電すればすぐに聞けるっている利便性があったけど、RF-18ではACもあるから良いっちゃ、良いのか。単4電池ってところがまた愛らしくて良かったんだけどなぁ。当たり前なんだけど天板の表記からTVも消えてる。。


それにしてもちょっとこじゃれたデザインだったICF-50Vをさらに若者受けする方向に持っていった、しかもいかにも”ソニー的”なデザインは面白いです。そして可愛い。今回前面に押し出されたショッキングピンクの筐体のグリルはアシンメトリーでかなり挑発的なデザイン。残るラインナップの白と黒も市松的なスクエア模様。最低でもピンクは買いますな。



10月21日が楽しみですよ。おい。


ヱヴァンゲリヲン 新劇場版 破 テレビ版

2011-08-27 | 休み
頑張って早めに帰って、オンタイムで観てみました。




『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版 破 テレビ版』(日本テレビ金曜ロードショー)
リトルランボーズ



今見返してみても抜群のテンポ感が際立っていて、ある意味今のテレビサイズと言えなくもないですが、ただテンポが良すぎるという印象のほうが強くなりました。100分ちょっとの尺に、4使徒との戦いを盛り込むなどあの密度の話を盛り込む手腕は確かにすごいとは思うのですが、如何せん矢継ぎ早、急ぎすぎ、詰め込みすぎと言う言葉がよぎりました。やっぱり面白いは面白いんですけど。

あと台詞。これはアニメであり、SFであるのだから仕方が無いですし、何しろ「ヱヴァ」であるのですから、仕方が無い部分ですが、説明的であったり、”臭い”が過ぎる台詞が多いなぁと感じてしまいました。もちろん「ヱヴァ」はアニメなんですから、仕様がない部分もあると思いますが、こと脚本部分を観た場合あんまり他人には勧めづらい部分があります。特にリツコさんの台詞は。面白い破面白いんですけど。

あと音楽。映画公開時から言われていたことですが、許容範囲ではあるものの3号機戦の「また会う日まで」やラストの「翼をください」の演出って絶賛したいような酷評したいような何とも言えない部分です。『ヱヴァ』に童謡や合唱曲をあわせると言う音楽的演出は確かに劇場で見た際は、鳥肌モノの演出だと思えましたが、テレビで見るとポジティブにもネガティブにも取れないというか。


『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版破』が大傑作であると言うことは疑いようも無いんですが、どこかでエクスキューズ付きにならざるを得ないのじゃないかとも思うのです。「新劇場版」はある種のエキストラであり、テレビシリーズや旧劇場版で人生を左右されビデオソフトからサントラまで買いつくしたような人たち。さらに言えば、庵野秀明監督版『帰ってきたウルトラマン』までを抑えていたような特撮マニアのような人たち出ないと、ストレートには許容できないんじゃないかと思えてきました。

描くものは普遍的な欲求、愛への希求だとぼく自身は理解しているんですが、単純に新劇場版を見ただけだと、テンポが速すぎてついていくのが難しく、変な台詞が多い一方で、主人公が躁鬱のようにネガティブかポジティブへとラストで転換するだけに見えてしまうかもしれないと。テレビシリーズ、旧劇のシンジやレイ、アスカを知らないと『破』で描かれた変化、テーマ性が届かなかったり、響かなかったりするのかなぁと思ってしまいます。


もちろん基本的にはオタクコンテンツですが、そもそも『エヴァ』は単純なオタクカルチャーにとどまらず、少なくとも『エヴァ』というアニメの名前を知らない人は少数派なほどの著名なコンテンツなわけで、そういう部分のコモンセンスはあるんだろうとは思いますが、単体の作品としてみた場合はやはり違和感が募るんじゃないんでしょうか。



それにしても新予告。ついに宇宙で『ウルトラマン』をやるようです。あと1年、がんばるぞ!

劇場版モテキって凄いことに

2011-08-11 | 授業




Perfumeが銀幕デビュー!映画「モテキ」で幸世とダンス(ナタリー)
モテキ
劇場版のストーリーは森山演じる主人公・藤本幸世がニュースサイト「ナタリー」編集部に入社し、恋や仕事に不器用ながらも奮闘するという内容。長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子が新ヒロインとして登場する。(上記記事より一部画像及び記事引用)

なんと幸世が働いているのがナタリー!?キチガイが集うという文科系キチガイエリートの巣窟といわれるあのナタリーで働いているのですか!しかも今度のサントラには岡村ちゃんやモモイロクローバーなどといったある種あざとい、でも解っている!って嬉しくなっちゃう人選。さすが、大根監督!

でもこのミュージカルシーン大丈夫なんだろうか。ドラマ版「モテキ」に対しては基本的に全肯定だけど、あの第3話「恋はいつも幻のように」のミュージカルシーンは楽曲の選曲も演出も微妙だったと思うんだけど…ダイエットに成功して、時勢で一番好きになったという小宮山夏樹との初めてのデートに心が躍る幸世の心情を表現しているシーンのはずだけどそのシーンでPerfumeの「Baby Cruising love」ってどうなんだろうか。どうにも単純なデートへの期待以外のネガティブなものも感じさせると思うんだけど。

そしてその演出。浮世離れした心躍るシーンのはずなのに(だからこそドラマの中では異質なミュージカルシーンのはず。ドラマ「モテキ」では多くのJPOPがかかるけど、ミュージカルシーンになるのはこのシーンだけ)、何故か足音など”地の音”をわざと入れてる。マスゲームとか演舞とかじゃないんだから、何故に足音とかを入れたんだろうか。あれはミュージカルって言う演出の効果を一気に削いで、興ざめだと思うのですが。そしてそもそもミュージカルシーンと呼ばれてはいますが、単純にダンサー、森山未来くんが踊っているだけです。歌って、踊ってこそミュージカルだろうがと。


もう「Glee」のパクリとかで十分なので、映画版はちゃんとしたミュージカルシーンになっていることを期待いたします。