NOTEBOOK

なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

02007年007月028日(土)従兄弟の部屋

2007-07-28 | 休み
小学生の時分に、従兄弟が大学入学のために
上京してきて、近所に住み始めた。
そんで週末ともなると従兄弟の部屋に
遊びに行ったりしてた。よくよく考えると
従兄弟は18くらいだったのだろうけれど
今の自分と比べてみても、随分大人な
印象がある。今の僕よりも。残念ながら。

サークルや部活で夜遅く帰ってきた従兄弟の
部屋は時候によらずに、何時だろうと冷蔵庫のように
冷え冷えしており、いつもエアコンのリモコンには
18度の表示が出ていた。

その部屋はいつも大人くさかった。
僕も高校生を過ぎたあたりからしてきた、大人の体臭と
香水の甘ったるいにおいが頭の先を劈くほどに
匂っていた。それが小学生の僕には大人っぽく
思えた。(『ガキ使か』が大人の番組だった時だもの。)



翻って、今の自分の部屋はどうか。
冬には酷く寒く、夏には外のとおり暑い。
体臭と汗臭ささすれど、香水の匂いなんて
気が向いたときにしかしない。