NOTEBOOK

なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

日曜日

2009-10-26 | 休み
「爆笑問題の日曜サンデー」(TBSラジオ)
昨日は10月のスペシャルウィークということで、前任者の伊集院光さんがゲストとして出演。ラジオを持って、散歩がてらに聴いてました。ニュースを話題にする「ラジオサンデージャポン」コーナーを拡張して、ひたすらこの秋に起こったニュースに対してレギュラーメンバーと伊集院さんがコメントをしていました。

深夜も真剣にバカなことを話していて面白いですが、昼間の伊集院さんも捨てがたい。テレビのタレントである爆笑問題さんやナインティナインさんのラジオも面白くはあると思います。でもやはりテレビメインの人とラジオメインの人では空気が違うというか、本質的に大きな隔たりがあるなぁと常日頃感じてました。

正直爆笑問題になってから日曜の昼はあまり聴いてません。だって面白くないんだもん。昼間といえどラジオなので伊集院さんは伊集院さんで、そして深夜とは違った面白さがあって。深夜では時事ネタを扱うことが少なく、扱ってもワザと暴走してフェードアウトさせてしまうので、昼間にまじめにのが良いなぁ。


普通を極端に嫌っていた人がひねり出すカウンターが日曜日の昼に合っていて良かったなぁ、と。深夜も確かに面白いんですが、深夜ではなく白昼の下で、普通の中で偏在する狂気のほうが周囲とのコントラストが際立つんじゃないかとも。でも何はともあれお昼の伊集院さんは面白かったです。

FIFA10

2009-10-21 | 休み
FIFA10
さぁ『FIFA10』です。最近ゲームづいてます。2週連続で買ってるので金ねぇぜ。ちゃんと就職しようぜ。


各リーグも開幕し、UEFAも始まりサッカーシーズン絶賛開幕中で、サッカーファンではなくサッカーゲームファンのぼくにはあんまり関係が無い季節ですが、その季節にこそ『FIFA』シリーズなどサッカーゲームがリリースされるのでやっぱり良い季節。もはや『ウイイレ』はありえないくらいに『FIFA10』面白い。だらだらとやってきます。


もう一年経っちゃってる…

クリ~ア

2009-10-17 | 休み
『アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団』(SCEJ)

アンチャーテッド
クリーア!メチャクチャ面白かったです。『ダイハード』のような展開がこれでもか、これでもかと続き、けれどド派手なシークエンスが続いても飽きないというか止められませんでした。ロードも最初しかなく後は皆無。東地さんや永島さんの演技がまさに海外ドラマのそれです。アクションゲームにありがちな破綻したシナリオじゃなくて、ちゃんとアクション映画として中身の無いシナリオが成立してるし、しかもアクション映画レベルで現実的なシナリオなので苦痛じゃない!

―「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団 公式プレイムービー」(Youtube)

今回はテレビとは別にアンプ内臓スピーカーの環境でプレイしましたが、今作は7.1chまで対応しているそうなのでそちらに心惹かれます。7.1chの音響環境でプレイしたらかなりやばそう。静かな新型PS3でもう一度やりたいです。似たようなジャンルの『ギアーズオブウォー』よりも『メタルギアソリッド4』よりも断然面白かったです。というかこういうテイストのゲームは『アンチャーテッド』しかないんじゃないか。続編待てないので、『1』も買ってしまいそう。


久しぶりにゲームやりすぎて目が痛いですが、それでも買ってよかった『アンチャーテッド』!!って感じです。

太った俳優

2009-10-16 | 休み
「空中ブランコ」(フジテレビ)

テレビドラマになって、映画になって、舞台にまでなった伊良部一郎サーガがついにアニメ化、しかもノイタミナでアニメ化です。伊良部一郎シリーズは何故だか原作通りに映像化されないことでも有名で、原作では白くてかなり太っていたのがテレビ版は阿部寛さん、映画版は松尾スズキさん、舞台版が宮迫さんと原作とは異なる配役でした。今回ももちろんの如く、熊の着ぐるみ、子供、女性?が入れ替わるヘンテコ仕様。

原作が好きな人間からすると、何故こうも外した配役ばかりされるのだろうかと疑問やら何やら。特に今回のアニメ版はかなりケレンが効いているというか、ケレンしかない感じに。それだけアレンジがいのある題材ということなのかも知れませんが、原作を読んでいると、白デブでキモい。中身は悪い意味で子供という奇人変人でした。奇人変人だけど、白デブで中身は子供という人物類型が普通の奇人変人には無い魅力を与えてたような。

精神科という日本人は躊躇してしまう場所に待っているのが、すごく太っていて白くておまけにキモい中年。そしてあけすけでぶっきらぼうな子供のようなしゃべり方で気を使うことなくずけずけ入ってくるという奇人変人というギャップこそが、そして丸々と白く太った中年と子供のような内面というギャップこそが、伊良部一郎シリーズの面白さの根幹と考えているので、ドラマも映画も合いませんでした。そしてアニメも。

―「空中ブランコ PV」(Youtube)

アニメは本当にケレン味溢れるというかケレンしかなく、背景や小道具などは蛍光色をベースにどぎつい配色。キャラクターもアニメだけではなく実写を組み合わせた中尾浩之さんみたいな演出やペラペラの紙みたいなモブキャラなどなど。伊良部のキャラクターも熊と子供と女性という全く異なる造詣をシーンごとに使い分けたり見た目には面白いですが、物語としてみると原作の良さは皆無ですし面白くない。電気グルーヴのPVとして観るのが良いのかも知れません。


それにしても太ったキャラクターというのは映像化される際に、普通の人にされる傾向があるのかもしれません。『チームバチスタの栄光』シリーズも原作では白デブで気持ち悪い容姿という設定だった厚労省の官僚、白鳥圭輔(スーツがアルマーニという点でも共通)も映画版はこれまた阿部寛さんでテレビドラマ版は中村トオルさんがそれぞれ格好良く演じていましたし。個人的には昔の岡田斗司夫さんがどちらも一番ピシッとくるのですが、俳優じゃないですしそもそも今はやせているということで、主役級の良い感じの太った俳優さんが居ないなぁ。

何だか

2009-10-15 | 休み
『アンチャーテッド』面白いぃ!とか思ってたら、やっぱり『相棒8』が酷かった。


シーズンを増すごとに面白くなっていった前半シーズンと違い、シーズン6以降尻下がりにつまらなくなってる感が強い。話の構造の面白さよりも感情を優先させすぎる脚本とか。新相棒の神戸尊と杉下右京のやおい関係を想起させるシークエンス(亀山時代もあるにはあったけれど)が露骨過ぎるのが鼻につき及川光博さんを起用した理由が分かったような気がします。(そして大河内との何らかの関係性を匂わせたり)

赤いカナリア(日本の赤軍派類型)を絡めたシナリオながら、動機の中途半端さや行動の稚拙さが、例えその稚拙さの表現を狙っていたとしてもその効果が見えない、非常に残念な感じ。犯人3人の動機は新左翼への羨望と復讐というお粗末なもの。犯人の周辺を全く描いていないから、「ニタニタ薄ら笑いを浮かべてるから頭のおかしい殺人犯」的なつまらない類型。復讐を望んだ娘の人物像にしても薄っぺらい。


シーズン7も「越境捜査」と「超能力少年」のエピソードほどしか面白く観られませんでした。文句を垂れながらも最後まで観続けるでしょうが、これならレクター博士フォロワ―の微妙な殺人鬼(名前も微妙だけど実は殺人鬼じゃなかったというオチ)などの設定は微妙ながらも中身は結構奇抜で面白かった『交渉人』の方が期待が出来そう。米倉さん、カッコいいし。CMを見る限り、ほんのり「個別の11人」(Individual Eleven)の匂いまでしますし。


そして『深夜食堂』がテレビでやるというので、てっきりアニメなのかと思っていたら実写だった。そしてスタッフとキャストが夜中の30分ドラマなのに豪華過ぎ。