NOTEBOOK

なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

那智、那智、那智…

2010-10-30 | 休み



野沢那智さん死去=声優、DJでも活躍(時事通信)
アラン・ドロンの吹き替えなどで知られる声優、俳優で、DJとしても活躍した野沢那智(のざわ・なち、本名那智=やすとも)さんが30日午後3時36分、肺がんのため東京都内の病院で死去した。
(上記リンクより一部引用)


何ですかね。山田康雄さんがなくなったことと同じくらいがっくりするねぇ…こんなスーパースター声優ってもう生まれ無いんじゃないかてぐらいの損失だがね。山田さん亡き後のイーストウッド役も那智さんがやっててなぁ。BDになってようやく『ダイハード』のセル版にもテレビ版の那智さんの吹き替えが収録されるようになってきたのに。もう以降のBDは那智版収録を義務化して欲しいよ。


大スターなんだよ。野球界で言えば、王・長嶋。なのに、この扱いの小ささ。何だかなぁ…

HDD

2010-10-24 | 休み
今期のドラマをとりあえず観るだけ観てみた。にしても、平日の夜はドラマを観る気になかなかなれないなぁ…バラエティの必要をしみじみと感じる。



『SPEC~警視庁公安部公安第5課 未詳事件特別対策係事件簿~』(TBS)
10月8日金曜日夜10時スタート
駄目かと思っていたら、意外にイケル!そんな感じ。いや、面白い。映像的にもシナリオ的にも。要BD録画!

『黄金の豚 ―会計検査庁 特別調査課―』(日本テレビ)
10月20日水曜日夜10時スタート
前科者が会計検査庁に就職し、悪を成敗するという非常に分かり易い勧善懲悪。日テレ水曜10時枠ってこんなドラマ枠だったっけ?観なくて良いや。


『相棒 Season9』(テレビ朝日)
10月20日水曜日9時スタート
前シーズンのつまらなさが嘘のよう。もちろんBD録画。


『京都地検の女』(テレビ朝日)
10月14日水曜日夜8時スタート
観てない。


『ナサケの女~国税局査察官~』(テレビ朝日)
10月21日木曜日夜9時スタート
元ヤンキーという設定は『黄金の豚』にも通じるところがあるけど、ちょっと違うか。松本清張3部作とか『交渉人』と比べると軽い。流し観程度で。


『検事・鬼島平八郎』(朝日放送)
10月22日金曜日夜9時スタート
録画し忘れた!


『霊能力者 小田切響子の嘘』(テレビ朝日)
10月10日日曜日夜11時スタート
裏番組があるので録画できん!


『ギルティ 悪魔と契約した女』(フジテレビ)
10月12日火曜日夜10時スタート
冒頭の飛び降り自殺とカラスのCGのしょぼさと玉木宏とRIKIYAの警察内部会話がウザ過ぎたので、観るのも止める。


『パーフェクトリポート』(フジテレビ)
10月17日日曜日夜9時スタート
結構シナリオは面白いと思うけど、いかんせん脚本や演出がフジテレビ臭い…フジテレビ好きにはたまらないかも知れないけど…観て消す感じで。


『モリのアサガオ』(テレビ東京)
10月18日月曜日夜10時スタート
丁寧で、誠実だと思うけど、週の初めの月曜の夜に観るには重過ぎる。。。特に今精神的な余裕が皆無なので無理っぽいなぁ。。。


基本的に『相棒』と『SPEC』かなぁと。

相棒9

2010-10-20 | 休み
昨シーズンの『相棒season8』が洗練の先の糞つまらないものになってしまっていたので、まったく持って期待していなかったんだけれども。


『相棒season9』(テレビ朝日)


毎シーズン恒例だった初回2時間スペシャルは今回は無し。その代わりなのかなんなのか、冒頭日本だかどこだか分からないところ(ハングルっぽい看板が写りこんでた?)での戦闘シーンは画面に力があり、緊張感に満ちてた。お金とセンスさえあれば、日本でもこういう絵作りが出来るんだね。欲を言えば、もう少し隊長役であろう徳重さんの動きが倉田アクションクラブな面々に追いついていれば…と。

意味有りげな冒頭のシーンを終えて、いつもどおり普通のサスペンスの構図が描かれるも、またいつも通りそんな普通のサスペンスの構図にポリティカルな陰謀なり何なりが絡まってくるという『相棒』の通常通りの構図。だけど、いつもと異なり1時間なので、密度が濃いというか、緊張感が全編を覆っていて、純粋に面白い。かといって、いつもの『相棒』的なユーモアなやり取りがちゃんとあるし。


冒頭の戦闘シーンや徳重さんの所属や殺害の動機(ポリティックなものと予想される)がクリフハンガーとなっていて、来週の『相棒』が既に楽しみです。今シーズンの『相棒』は期待できるかもしれない。殺害された作家役を安藤麻吹さんが演じていたのも良かったです、というか嬉しかった。

27歳

2010-10-19 | 仕事
高校生の頃、ロックにかぶれていた頃は27歳で死ぬと思っていたけど、ところがどっこい生きている。そんな話を恥ずかしげに妹にすると、「ロックな生き方していないんだから、なわけないじゃん」と。確かに。ただニートという生き方はある種ヤクザな、ロックな生き方であると思うけど、基本的には妹の言うとおりだった。



27歳で死んだロックな人々の先頭には十字路で悪魔に魂を売ってギターの超絶な演奏技術を手に入れたロバート・ジョンソンがいて、ジミー・ヘンドリクスがいて、シド・ビシャスがいて、カート・コバーンがいて、尾崎豊なんかもいたりする。ただみんな毒を盛られたロバート・ジョンソン以外はみんなドラッグで死んでいる。ぼくはタバコすら吸わないし、まったくロックじゃない。


で、28歳になってしまった。特段にロックじゃない、むしろ普通の人よりもしょっぱい27歳が終わった。そしてニートじゃなくなって、普通になっていくんだろうか。ニートって最高だったな。

SPEC~警視庁公安部公安第5課 未詳事件特別対策係事件簿~

2010-10-11 | 休み
今の堤幸彦に一体何を期待すればいいんだという状況ですが。


「SPEC~警視庁公安部公安第5課 未詳事件特別対策係事件簿~」(TBS)


「ケイゾク」、「トリック」では、特に「トリック」では自称超能力者による犯罪で、実は本当に超能力があるんじゃないのか?的なその存在を匂わすようなものは在ったけれど、一応はトリックによる嘘ということだった。でも「SPEC」では明確に超能力が存在するという世界観になっている。

堤作品では頻出する未来を予言する能力や超人的な身体能力、弾丸を跳ね返す能力など明確に特殊能力(SPEC)がある世界として存在していて、上川隆也演じる脇智宏(「ごくせん」等に出演したあの人ではない)が能力を有する者を「我々」と称していたので、『HEROES』や『4400』に近い特殊能力者を抱える世界観なのかもしれない。


でも一応ミステリドラマなので、特殊能力を用いた完全犯罪が行われる。まぁ、これまでも奇抜すぎるトリックばっかりだったので超能力といえなくも無いけれど、明確に人知を超えた能力を使って殺人をするというのはもはやミステリーなのかと首を傾げたくなるほど新しい。


「ケイゾク」や「トリック」でぎりぎりだった細かなディティールを用いたギャグはもはやぎりぎりを通り越してしまっている感が強いけど、映像には未だに惹かれるものは少なくない。特殊カメラを使ったスローモーションな演出は見ていて面白いし、戸田恵梨香も加瀬亮も画面栄えする。

ただ戸田恵梨香演じる当麻沙綾のディティールは何で柴田淳を模倣しているんだろうか。長いロングスカートに白い靴下という見た目的なものから、高学歴の変人という経歴的なものまで。そもそも何で天才というのを表すのに学部卒なんだろう。そろそも院卒とか中退みたいなギミックが欲しい気が。

当麻の性格付けにしても、浮世離れしていそうで言葉遣いは口汚く、加瀬亮演じる瀬文と対立するというバディスタイル。柴田と真山との対比なのかも知れないけど、いまいちかなぁ。


ただ映像は面白いし、今のところドラマとしても面白くはあるかなぁと。SPECがどのように物語に、世界観に絡んでくるのかという点は非常に気になります。