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なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

ICO&ワンダと巨像がPS3でHD化!

2010-09-20 | 休み
『ICO』と『ワンダと巨像』がHDクオリティーで復活! 『人喰いの大鷲トリコ』の最新画面も(ファミ通.com)
ワンダと巨像

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・『ICO』、『ワンダと巨像』が別々にPS3ソフトとしてリリース

・開発はジャパンスタジオではなく、外部スタジオ

・発売時期は2011年春、価格は未定

・3D対応、フレームレートは作風を守るために30fpsのまま
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先週からファミ通リークで情報が漏れ伝わっていたけど、これは…『ICO』がリリースされた2001年は予備校の寮生活でそれどころではなくて、2浪目の2002年に廉価版がリリースされると言うことで、急いでファミ通に広告を出していた通販サイトで廉価版発売前にぎりぎりフルプライス版の新品を買ったっけ。

『ワンダと巨像』がリリースされた2004年末は大学には入っていたものの、編入試験でそれどころではなくて、何だかんだのうちに買いそびれていて、去年ぐらいにヤフオクでフルプライス版新品を中国の業者から安く買えたけど、フルプライスの新品だったのでもったいなくて開封できず、そうこうしている内にPS2がDVDを読まなくなり…


今回は無事に買えるんだろうか、どうなんか。というか、おっきいテレビが欲しくなってきたぞ、40インチくらいのが。それも3D対応のブラビアが。そしてAVアンプと7.1チャンネルなサラウンドとかも!3Dなんて家電量販店で体験してがっかりしたのに。つうか、どこかで体験会をやって!

うぬぼれ刑事と熱海の捜査官

2010-09-19 | 休み
何故か個性派監督のテレビドラマが同じシーズンの同じ曜日に放送されていた2010年夏ドラマ。



「うぬぼれ刑事」(TBS)
「うぬぼれ刑事」は世田谷通り署の面々とのやり取り(特に荒川良々演じる冴木刑事との掛け合い!)や細かな台詞(得意の小沢一郎のモノマネって言う台詞は他のクドカン作品でも出てきた気がするけど、仮にそんなモノマネがあったらどうするんだろうか。ずっと目を瞑ってるとかなんだろうか?)などはやっぱり面白かったものの、個々の事件のアウトラインは結構残念なものが多かった気がする。

動機とかもかなり定型的だった。(個人的に一番完成度が高かったと思ったのは、蒼井優の第2話「癒し系」。動機が「金が大好きだから」というど直球やそんな彼女を受け入れようとするうぬぼれの返しも面白かった。)

最終話で露呈した「愛しているが故に愛する人に罪を償わせる」という結末はアナーキーで破天荒なうぬぼれも結局は日本社会の倫理を乗り越えられないと言うこといみじくも示していたように思う。確かに第1話と最終話でそれなりに綺麗な構造ではあるけれど。


そして毎回疑問に思うんだけど、何でクドカンはせっかくわき道は面白いのに国道は感動とかお涙基調にしてしまうんだろうか。ぶっちゃけ、そんなの要らないのに。バランスは大切だと思うけどさ。



「熱海の捜査官」(テレビ朝日)
明らかにアメリカの90年代のテレビドラマ「ツインピークス」を強く意識した設定やストーリーラインはとても意欲的だった。数多く登場する南熱海市民たちもそれぞれ埋没することなく個々に”キャラ立ち”していて、ちゃんとある種の群像劇としてキャラクターは機能していたと思う。機能していたとは思うけど…

機能していたけど、肝心のストーリーが面白くなく、魅力が無く、駄目なときの三木聡監督だった…シュールはシュールでも笑いのシュールと不思議のシュールはまったく違うもののハズなのに、笑わせる手法のシュールを不思議のシュールの文脈に当てはめちゃってる。すると、どうなるか。「熱海の捜査官」の惨状になってしまうのです。でも三木監督は不思議のシュールはあんまり向いていないかも…

キャラが立ってはいたけど、それがキャラクターが魅力的であったかというと別の話だった気がする。そして思わせぶりばかりの本筋の失踪事件。何か出し惜しんだと言うより、出し切れなかった印象。何で東京事変書き下ろしで「天国へようこそ」だったのかはラストで分かったけど、決して面白くは無かったのがすごく残念無念。脇役俳優とかのキャスティングが凄い良かったのに…蛇川方庵とか。


でも「熱海の捜査官」の最大の功績はブルーレイBOXの発売が決定したところかもしれない。日本のテレビドラマでブルーレイBOXって初じゃないか?

モテキ 第7話、第8話、第9話

2010-09-14 | 休み
どうにもパワーが落ちてて観る事を避けていたら、3話も貯まっちゃった。第4話くらいまでは予告CMも意識的に録画してたりしてたけど、それ以降録画してない…『モテキ』の予告だけ再放送してくれないかしら。しないよね。DVD-BOXに予告編入れるか入れないか考え中みたいなレベルだし。はじまる前の番宣番組は一応録画してるんだけどなぁ…

「モテキ」(テレビ東京)
モテキ
「三池監督の悪口言うなよぉ~、悪いのは秋元康だよぉ~」

中谷美紀!江口寿司!深田恭子!中谷美紀と深田恭子の楽曲だなんて!なんてモノを使うんだろうか!大好きだよ!幸世の酷さが加速度的に増して行く!野波麻帆って4人のヒロインの中で一番エロいというかオム先生編に入ってから、完全にエロ担当にさせられてる。満島ひかりは悪態をつけば、つくほど魅力的なってくのな。

つうか、面白すぎて、辛すぎて、ちょっと観てられない…止めたり、早送りしたりしちゃうよ…ぶっちゃけ第8話の前半までしか観れてない。観られない。i cannot watch those episodes.だよ。観てらん無い。









つうか、今更ながらフジファブリックを聴いてこなかったことを後悔。2005年くらいにJUNKでかかっていて何故か「虹」だけは歌えるという微妙なファン以下な人間だったんだけど、「虹」もそうだけど「若者のすべて」とか『モテキ』の主題歌の「夜明けのBEAT」とか良すぎるな…(しかも「夜明けのBEAT」のPVはDirected By 大根仁)何でこんな言葉運びなんだろう。「若者のすべて」なんて全然具体的には言っていないのに、たぶん誰にでも容易に状況が浮かんじゃう。

―「若者のすべて」(Youtube)

10年先も君に恋して

2010-09-13 | 休み
設定と内野さん目当てで観てみたけど、NHK「火曜10時」ドラマに外れ無し!「天使のわけまえ」も「離婚同居」も地味に面白かった。そしてご他聞に漏れずに面白い。でも地味。でも面白い!口当たりは平日の夜らしく軽いんだけど、内容はちゃんとあるんだ。面白いんだ。


「10年先も君に恋して」(NHK)
10年先も君に恋して
阿部サダヲ×佐藤江梨子、観月ありさなら地味でも仕方ないけど、上戸彩×内野聖陽で脚本・大森美香なのに地味


2020年の10年後の未来から未来の夫が自分の元に現れ、「自分たち夫婦は将来離婚し不幸になるのだから、二人が結婚しない未来を作りにきた」と言う緩いSF話。逆『バックトゥ・ザ・フューチャー』と言った趣なんだけど、日本の脚本家、特に女性脚本家の作家性が良い意味で如何無く発揮されていて、楽しい。

40歳(ひねて癖のあるおっさんという最近の内野さんの芝居)と30歳(最近はあんまり見れない垢抜けない純朴青年調の芝居)という差異とその二人の間を同じ女性が行き来するって言うのが、面白い。好きな人と嫌いな人が同一人物で、それが10年と言う年月の差なんだけど、同じ時間に居ると言うのがやはり味噌。

突然現れた嫌味な男がストーカーのように付きまとう。嫌な男なのに、今時分が好きになっている男と同一人物と言うジレンマ。それが恋愛譚としてさっぱり描かれてる。この時間のドラマに必要なのは軽さと恋愛なんだろうなぁ。軽いんだけど、軽いだけじゃない。この時間のNHKドラマを観ないのはもったいないなぁ。

ただ1点気になるのは、この作品のSF感。ぶっちゃけ「ゆるSF」なので、そこら辺はかなり緩い。未来の生活とか元号とか10年後も出版社とかがそのままっぽいところとかその他もろもろ。というか、このドラマを主に見るような人たちはそんなこと気にしないだろうけど。(でもそれだと「チャンドラー?マーロウ?何それ?」ってなりそうな気もしないではないけど…)それ以外は地味に面白くて好きです。