その昔のケネディ宇宙センター その５

ケネディ宇宙センターの消防署
この梯子車は、オシコシュあたりと思うのですが詳細不明

フォードCシリーズのキャブのポンプ車

FWDのポンプ車

GMCの6000シリーズ

その昔のケネディ宇宙センター その４

スペースシャトル組立棟
正式名はヴィークル・アセンブリー・ビルディング（VAB）だそうです。
スペースシャトルを組み立てる前にはここでサターンⅤロケットを垂直に組立て
いたそうです。その当時、世界最大の建物だと聞いたように記憶しています。
アメリカ国旗の反対側には建国200周年の記念ロゴが描かれていますが、1998年にNASAの
40周年を記念して現在のNASAのロゴに書き換えられたので貴重な画像かと

LC39発射台。２基あって一方にはスペースシャトルがセットされていました。
肝心のオービタはオレンジ色の大きな外部燃料タンクと白で細長い２本の固体燃料補助ロケット
に隠れていて見えませんでした。これが多分LC39Aかと

もう一方の発射機がこれ

VABから組立てたシャトルを発射台まで運ぶのが、このクローラ・トランスポーター
とてつもなく大きいのです。

なんでも移動速度は１時間に１ｍだとか
諸元はこれを見てね

その昔のケネディ宇宙センター その３

アメリカにおける宇宙開発マーキュリー計画、ジェミニ計画の
ロケットがいくつも林立しています。
まさに、モノグラムの1/144のUSandUSSRミサイルディスプレーのようでした。

1961年５月、アメリカ初の有人弾道飛行に使われたのが、このマキュリー・レッドストーン
弾道ミサイルのレッドストーンをベースに作られたブースターの先端に１人乗りの
マーキュリーカプセルが載せられいるのです。

何年か前にハリケーンで倒壊した聞いていますが、現在はどうなっているのやら…
アメリカ初の地球周回軌道飛行をおこなったのが1962年2月この時使用されたのが、マーキュリー・アトラス

1964年からのジェミニ計画では、カプセルは２人乗り
案内板にはジェミニ-タイタンⅡスペースビークルと書いてありました。
タイタンⅡもICBMからの転用です。
右側が、ジェミニ・タイタンⅡ　左側には月着陸船（ルナモジュール）

そして、これがタイタンⅡの１段目のロケットエンジン
　

ケネディ宇宙センター その２

アポロ　サターン１B

アポロ計画の初期において、司令・機械船を地球の周回軌道上に打ち上げるために使用された２段式ロケットです。
1段目（S-1B)にはケロシン / 液体酸素のH-1ロケットエンジンを８基をクラスター式に搭載しています。
8基のエンジンのうち中央の4基は固定されており、周囲の4基には方向を制御するための首振り機構が
設けられているそうです。ちなみにフィンは８枚。


2段目（S-1VB)には水素ロケットエンジンJ-2を搭載しています。


サターンBについては、その案内板を読んでください。

そう、AIRFIXから1/144が出ていましたね。残念ながら保有していません。

懐かしの画像

サターンⅤロケット

アポロ計画で月面探査船の司令船、機械船、LM（月着陸船）を月に送り込むために開発されたもの。
全長110m、底部の直径10m、とてつもなく巨大なロケット、まさに圧巻でした。
人の大きさと比較して如何に大きいがお判りいただけることかと
3段式の液体燃料ロケットで、ケロシン / 液体酸素のロケットエンジンを1段目に5基、
液体水素 / 液体酸素のエンジンを2段目に5基、3段目に1基搭載する。
何でも総重量の90％以上が推進剤だそうで、まさに燃料タンクが飛んで行くのです。
1989年２月、ケネディ宇宙センターに行ったときの撮影です。
これもネガが劣化し、綺麗な発色が得られませんが記憶に留めていただければと
もっと早くデジタル化しておけば良かったと……






これが一番上の３段目、月面探査船部