10・17 観閲式（方面隊統一訓練） トラックいろいろ

ペトリオットは空自の高射部隊です。おそらくPAC3のM902演習用ランチャー
かと思われます。
８８式対艦誘導、はやく後継の重装輪車の１２式地対艦誘導弾を見てみたい
ものです。その７３式特大型は速度表示灯が装備されているのでかなり
古い車輌ですな。
赤十字のコンテナが積載された３ｔ半は野外医療システムで手術室ユニット
と手術準備室ユニットの２輌を横に並べ連結通路でつなぎ構成されます。
搭載しているそのコンテナを地上に降ろし設置することも可能です。
その３ｔ半はロングホールベースで荷台が通常のものより長いタイプです。
３ｔ半浄水セットも衛生科部隊、こちらは通常のタイプのカーゴに浄水セット
が積載されています。

１０・１７ 観閲式（方面隊統一訓練）

残念ながら、新型装備品の展示はありませんでした。
少しは期待したのですが、８輪の「機動戦闘車」は試作車２輌が
すでにお披露目されているというのに……がっかりです。
８１式短距離地対空誘導弾、通称短ＳＡＭの後継たる１１式短距
離地対空誘導弾はすでに関東地区某所には配備されたようです
が……
８８式地対艦誘導弾の後継たる１２式地対艦誘導弾は、中ＳＡＭ
の発射機とおなじくＨＥＭＴＴもどきの重装輪車に搭載されていま
す。すでに南西海域を守備範囲とする西部方面隊に配備されて
いるのかも知れませんが、この状況下、上京はできるはずもあり
ません！
替わり、西部方面隊普通科連隊からは高機動車がけん引する中
トレラー（１ｔ）ゴムボートが搭載され観閲行進に参加していました。
マリンコの７ｍ級ＲＨＩＢのように船底はディープＶ型強化プラ製？
ＮＢＣ偵察車は観閲式初参加かと思うのですが、

07式機動支援橋（０７ＭＳＢ）

０７式機動支援橋は８１式自走架柱橋の後継として平成19年度に制式化
されたものです。
８１式自走架柱橋ではその後の９０式戦車や155㎜自走榴弾砲を通過
させることが出来ませんでしたが、０７式機動支援橋は対応可能と
なっています。
０７式機動支援橋は、架設車１輌、ビーム運搬車１輌、橋節運搬車４輌
で１セット、橋梁最大長は60ｍだそうです。
８１式とは異なり架橋（橋脚）を用いていないので、河川の深さや流速
にも制限を受けません。
平成22年度から逐次配備開始されているそうで、現在は第14施設大隊
（徳島）、第２施設大隊（旭川）、第12施設隊（新町）そして施設教
導隊（勝田）に配備されているにすぎません。
３年ほど前、古河駐屯地祭でバックヤードに密かに置かれているのを
見つけましたが、すでにスクラップにされたようでもありました。
オイラはご幼少のころ、レベルのパットン戦車架橋車のボックスアート
に魅せられましたが、貧困ゆえ購入出来ずませんでした。
三つ子の魂百までとはよく言ったもので、以来架橋戦車や架柱車が
大好きです。
その後、台湾ホビーファンのＭ48 AVLB戦門推進架橋車も高額ゆえに
手が出せませんでした。
観閲行進には、架設車と橋節運搬車が参加、装備品展示では橋節運
搬車だけでビーム運搬車は見ることが出来ませんでした。
ローデンからＫｒａＺ-225Ｂトラックが発売されていますが、その
架柱車をぜひキット化して欲しいものですよね。

11式装軌回収車 １１ＣＲＶ

17日（木）に観閲式（方面隊統一訓練）に行ってきました。
観閲行進の際の入場口（北端）にいつものように戦車回収車、重レッカ等
が配置されていましたが、９０式戦車回収車のとなりには、なんと、生産
型11式装軌回収車が並べられていました。
ちなみに、１０式戦車回収車ではなく１１式装軌回収車（１１ＣＲＶ）と
いうのが制式名称のようです。
試作車は１０式戦車の試作車を改造して作られたそうですが、これは紛れ
もない生産型、今年４月の駒門駐屯地祭で公開され、朝霞でも公開された
その車輌なんですね。
９０式戦車回収車と並んでいるとその大きさの違いが如実に判ります。
まさに90式戦車回収車をそのままコンパクトにした感じです。

土浦武器学校 重レッカ

７４式特大型トラックをベースとしたもので、制式名称が重レッカ。
三菱のスーパー・グレートをベースにしています。
吊上能力は10ｔですので、ＷＡＰＣやＲＣＶ、指揮通も対応不能。
おいら、レッカ車大好きでなので、ぜひ３５でプラモ化して欲しい
と思うのですが、まず叶うことはないでしょう。
ミラーモデルからダイヤモンドＴレッカーが予告されていますが、
すでにレジンで３５、メタルで４８を作ったので、やや食傷ぎみ
ではあるのですが……
ＭＴＶＲのレッカー車Ｍｋ.36　トラぺはカーゴをキット化したん
ですから装甲キャビンのレッカーも出してほしいですよね。