2018.5.20 赤いイルカ捕獲ならず

赤いイルカ、それはUSCGアレックスに搭載されているユーロコプター
H-65ドルフィンのこと
因みに蒼いうさぎは覚せい剤ののりピーですが・・・・
19日の観閲式船艇パレードでは赤いイルカの前に乗組み員が
立ちはだかり、よう見えませんでした。
そこで機を見て転じる、これこそが写撃手としての務めです。
出港時ならまだ整列していません。ならばとSTに布陣したのです。
しかし作戦変更の大きな理由はそれではありません。
連日の出撃で疲労蓄積、早起きして列に並ぶ気力がもはや残って
いなかったのです。
BBを潜りアレックス見ゆ！

アレ、クソ、入れ子式の格納庫が展張され、赤いイルカの姿を
見ることが出来ません



マストトップの対空レーダーはなんと懐かしきかなAN/OPS-40
スプルアンス級DDに装備されていたものと同じもの

観閲式海域に向かいます。視界は極めて良好

アレックスの前身は1971年に就役した救難救助艦ATS-1　EDENTON
1997年に改装されCGに転籍、船名AREXHALEYに改名したのです。
ジェーン年鑑で見ると、救難救助艦のときには上甲物の前後に
大きなデリックブームを備え、舷側には大きな円筒形のスパッド
と呼ばれる４点繋留用浮標が装備されています。
武装はMk68 12.7ミㇼ単装機×２　でした。