yoshyy's blog with aki&momo since 2003

元気なわんぱく犬「あき」の話題をたくさん載せてます。
「あき」は福島の浪江町から、縁あってわが家に来ました。

上野公園の「旧 奏楽堂」 今日でしばしの別れ

2013-03-31 20:06:22 | 日記

以前このブログで紹介した上野公園の一角にあるレトロな洋館「旧  奏楽堂が今日をもって一旦閉館となった。建物の大規模改修を行うためで、再開時期は未定。

 

明治23年に建てられた木造の音楽ホールとしては日本最古の建物。

 

最終日の今日は特別コンサートが開かれ、午後2人で聴きに行ってきました~。 

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「あき」I410お散歩みちの一角にあるレトロな洋館の「旧 奏楽堂」
改修工事が始まると、たぶん柵がされて当分見れなくなるでは!?

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中央にパイプオルガンが荘厳にあるホール

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大正9年にイギリスから購入され、コンサートホールで実際に使われる物としては日本最古といわれるパイプオルガン。

楽器説明では、中にある空気の調節で音が出る仕組みだけど、経年劣化で空気の漏れが多くて、演奏中に音が鳴らなかったり、鳴り出すと止まらなくなったり、遅れて鳴ったりと大変だけど、簡単に修理できるものではないし、そのまま大事に使っているから、音がおかしい時もある、と紹介された。 

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今日のコンサートは、このチェンバロとパイプオルガンを使った演奏会だった。

このチェンバロも輸入物で、脚が古いヨーロッパの家具のテーブルみたいに細くカーブしたデザインで、聴いて楽しむ、観て楽しむチェンバロと説明された。

 

そして、まだ公園の桜も見られるので、今日の様子を・・・。 

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メインの桜並木の今日の開花状況。かなり散り始めてるけど、最近の寒さで長く持っている。

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国立博物館 正門前の桜


福島の被災地を、いま巡って・・・第4話 (最終回)

2013-03-29 23:54:43 | ふくしま応援!!

翌日は鹿島区にある「南相馬市生活復興ボランティアセンター」(南相馬市社会福祉協議会)を訪ね、お話しを色々と伺った。

 

自分は、震災当初あまりの光景に呆然として、ただ何日も頭の中が真っ白な日々を過ごし、その後もボランティアに行きたいと思いはあったのに、結局何もしなかったことを悔やんでて、その頃はブログさえ書く気にもなれず1年近く放っていた。 

 

そんな後悔から、〝今さらながら、この先は時おりボランティアで来たい〟と思う中で、2年経ったいま現地ではボランティアを必要としてるのか、ごく短い日数来るだけの〝所詮よそ者〟のボランティアは、逆に迷惑な存在では、との思いを抱えながら訪れた。

 

そんな思いをかき消すように、対応して下さった方は、まるで昔からの知り合いのごとく、とても気さくに接して下さり、「遠いところ、来てくれる想いだけでも、とても嬉しい」、「今も、東京から何度も来てくれる人も多いし、広島や熊本、沖縄から来る人もいる」との事で、ボランティアは歓迎していると聞き、こちらも嬉しかった。

 

・・・で、その先が思わぬ急展開に。

「せっかく、今日もわざわざ遠方から来たんだから、午後から仮設の訪問活動に東京から来るグループがあるから、一緒に顔出してったら」と言われ、突然の話で一瞬チョット戸惑ったけど、もちろん喜んで行かせて頂く。ただ町を車で走り回って見てるだけじゃ、やっぱ本当の生活は分からない・・・。

 

スタッフの方おすすめの「福幸(復興)食堂」(被災、避難されたお店の仮設商店街)でラーメンを食べて、いざ仮設住宅へ。

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ラーメンを食べた仮設の「かしま福幸(復興)商店街」

 

今日活動に来たグループは、東京・千葉・神奈川などから集まった「繋がり隊」さんというグループで、すでに南相馬には何度も来ていて、仮設の方とも顔見知りが多く、簡単な柔軟体操や背筋伸ばしなど、仮設では体を動かす事が少ない高齢者に運動の機会を作っていた。

 

そこでは元気なおばあちゃんたちが、一人また一人と段々と増え、最後は10人くらいの方が集まった。自分が思ってた以上に皆さん笑顔で明るく会話が飛び交い、笑い声も度々聞かれ、穏やかな日常のひとこまが感じられた。

 

もちろん、裏側には言い表せない大きな苦悩や不安があると察するけど、お別れの時も、「気ぃ付けて、帰ってな」「ありがとよ、ありがと、遠いとこぉ」と何度も言われ見送って下さった。

 

活動後に戻ったボランティアセンターのスタッフの方も、「ふるさとだと思って、絶対また来てね」と手を振ってくれ、つくづく今日来て良かったし、絶対この先も来ようと思った。

(写真は、初対面だし構えてしまわないよう全然撮らなかったので、ありません)

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代わりに、こちらは訪ねた仮設とは違う所の様子。

「ボランティアセンター」の周辺だけでも、このように仮設住宅がいくつも点在している。

 

最後にこの周辺の交通事情についても、長期間相当な不便を強いられていて、それも紹介しておきたい。

 

南側は首都圏と結ばれていた国道6号、JR常磐線は原発事故で全く通れず、今は東北道か東北新幹線経由でなければ入れない。

 

南相馬と首都圏を結ぶ高速バスは、東北道経由で最近何とか再開したと思ったら、国や行政からの支援も無い中で運行継続は厳しく、今月いっぱいで再び運休となってしまう。

 

そして、北側の仙台方面は国道は走れるものの、「常磐道」は震災後の昨春開通した南相馬IC~相馬IC間だけで、その先は宮城県に入った山元ICまでは一般道を走る。

 

電車も、いま運行出来ているのは津波被害が無かった原ノ町駅(南相馬市)~相馬駅(相馬市)間だけで、新地駅(新地町)~山下駅(宮城県山元町)あたりは、完全に線路が跡形もなく消え去った所も多く、現在は「JR代行バス」での移動で所要時間が大幅に長くなり、乗換えの煩雑さも大きい。

 

 

「ボランティアセンター」を訪ねる前、午前中にわざわざホテルにレンタカーを置いて、「代行バス」にも試しに乗ってみたけど、〝列車代行〟なので一駅ごとに国道を離れ、駅前まで入り込み、Uターンして戻るなど、地元の毎日の暮らしとなれば、その不便さ、通勤・通学時間の長さは相当負担だろうと感じられた。

(一部、主要駅だけに止める便もある)

何より「新地駅」「山下駅」といっても、本当の駅舎は津波で流失してしまっているし、周囲の民家も無くなっているので、「駅」と言っても離れた役場前などが「駅」となっていて、仮設の待合室がポツンと置かれているといった状況。

 

それでも原ノ町~相馬間で再開した電車は、両側が不通という中で〝離れ小島〟になってでも再開したのは明るい話。 

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原ノ町~相馬のわずかな区間だけど、離れ小島になっても運行を一部再開させた電車。(相馬駅)

何しろ、線路が繋がってないから、復旧に際して〝電車は道路を陸送して送り込む〟という困難を乗り越えて再開された。

 

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相馬から仙台方面は、「代行バス」に乗換えを強いられる。

予定では2017年度に復旧予定だけど、まだ4年も先のこと。

 

これだけ4回に分けて書いても、まだまだ書きたいことは沢山あるんだけど、さすがに今回はこれで終わりにして、最後はyoshyyがどうしても忘れられない言葉を記して結びます。

 

 それは、原発事故後に東電幹部が双葉郡のある町の避難先へ謝罪に訪れた際、住民の一人が言った言葉・・・。

「あなたには、私が地元の消防団員として、(地区の住民が)流された車の中から、まだ息があって助けてくれ!助けてくれ!と、何度も何度もクラクションを鳴らす音を聞きながら、「危険だ!早く逃げろ!」と後ろ髪引かれる思いでバスに乗せられ、そのまま助けに行けなかった私の気持ちなんて、わかりますか」

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福島の被災地を、いま巡って・・・第3話

2013-03-28 23:36:42 | ふくしま応援!!

南相馬市原町区は、20㌔圏内の小高区に比べ住民もかなり戻ってきていて中心街はスーパーも賑わい活気が見られる。もし、この様子だけ見たら、何事もない普通の暮らしが続いているようにも一見すれば見える。

 

でも、忘れてはならない壮絶な経験をされたのが、30㌔圏内だったこの原町区の方々。

 

震災直後に「屋内退避区域」と決め付けられたため、避難せず自宅で待機した方が多かった。ところが、刻一刻と状況が悪化する中、救援物資が当時は自衛隊なども大混乱で手が回らず、そして民間の運送業者は放射能を恐れ、中通りまでは運んでも、その先この原町方面へは脚を踏み込むことを拒否された結果、救援物資が中通りで止まってしまい、原町の住民は〝自宅からは出るな〟〝物資は何も届かない、情報もTV以外何も来ない〟〝状況は見えない中で、(双葉郡のように)避難指示もハッキリ出ない、避難バスも出ない〟という本当に極限状態に置かれたと言われている。

 

やむなく、地元自治体が地元運送業者などに頼み込み、自らも被災し本当は救援を受けるべきはずの方が、延々山を越えて中通りまで車を走らせ物資を取りに行くという過酷な状況だったそうだ。

 

そんな状況下で自主避難された方も多く、その後遅ればせに避難バスも出るなど、一時は市全体で1万人台まで減ったものの、現在ではかなりの方が戻られたが、やはり子を持つ若い世代が中々戻らず、今は年齢層がアンバランスになっているとのこと。

 

そして、海沿いはやはり津波の痕跡がいまも生々しく残るが、小高のように車が放置されたまま、といった程ではなくなっている。
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美しい砂浜が広がり、海水浴場として賑わっていた「北泉海浜公園」

 

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振り向くと、削られた岩肌が鮮明に・・・。

本当に波の強さ、恐ろしさを実感・・・。

  

南相馬市のもう一つの区「鹿島区」(旧  鹿島町)は30キロ圏外ということで、当初から避難対象外とされ、あたかも安心して普通に暮らせるようにも思えるけど、でも事故後の不安な日々の暮らし、将来の万一の体の変化の心配は何ら変わらないのに、圏外とされたことで補償が無いなど、同じ市内でいながら対応が異なることで抱える想いは複雑らしい。 

 

そして、鹿島区のお隣り「相馬市」には穏やかな海辺が広がる「松川浦」などの観光名所があり、yoshyyも震災前に何度か訪れてて、穏やかだった海辺はよく覚えている。市内でも、特に磯部地区と言われる辺りの被害が甚大で、本当に広大な大地が広がる姿と化してしまった。

 

もう、これまでに被災写真は他の場所でたくさん載せてきたので、今日はこれ以上さらに多数載せることは控えるけど、でも〝原町・鹿島・相馬の海辺にも、力強く・温かい人々の暮らしがあった〟〝それは2年経っても、決して風化出来る話ではない〟と痛感して頂くために、相馬の写真を1枚だけ載せます。
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 次回は、「仮設住宅」での訪問活動の様子と、震災後のいまの交通事情をお伝えします

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福島の被災地を、いま巡って・・・第2話

2013-03-27 23:12:37 | ふくしま応援!!

1日目は福島駅でレンタカーを借り、国道114号線を浪江方向へと走る。もちろん、浪江までは行けない(この途中に「あき」の故郷の集落もある)ので、途中の川俣から飯舘方面へ入り南相馬へと向かう。

 

第一話で載せた除染で出た土がカバーで覆われ無造作に置かれていた写真。あれは、他の場所でも走行中あちこちで見られる。

 

特に、空き地が比較的少ない都市部の福島市内では、本当にやむを得ず自宅の庭を掘って埋めたり、所有する畑に積んであるケースも多いと言われ、新幹線の車窓からでも自宅の脇に積まれているのがハッキリと見えるほど、あの写真は珍しいものでも何でもなく、悲しいかな今の福島ではごく普通に見られる光景と化してしまっている。

 

あちこちに点在する仮設住宅は、住人の方の市町別に分かれ、プレハブ住宅と駐車場それに集会場がある感じで、慣れ親しんだ緑も畑も無い中で生活されている。

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川俣町の工業団地に造られた、比較的小規模な仮設住宅を遠目から眺めた

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さらに走ると、左手に「草野・飯樋・臼石小学校」という看板が見えた。

 

なぜ3つ校名が一緒・・・?。この先の飯舘村にある3校が、今は居住制限区域で住めないため、避難先の川俣町で3校合同の仮設校舎で授業が行われている。こうした光景もまた、この学校に限らずあちこちで見られる。

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支援物資で届いたマイクロバスがスクールバスとして・・・。

この隣には、「高崎市」と書かれた福島ナンバーもあった。

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相馬郡飯舘村」へ入る。 看板だけでなく、地面を見てみると白い土が目立つ。 除染ではぎ取ったあとの様子。

 

実はyoshyyは今回訪れるまで、村民の方が避難されている飯舘村を通るこの道は、ほとんど通行量はないだろうと思っていた。でも、意外にも普通に交通量があり福島~南相馬を普通に行き来していた。 

 

ほぼ全村避難で、沿道の家々はどこもカーテンがピッチリしまり、門をロープで仕切っている家も多いのに、道路は沢山の車が普通に通過している・・・住民の方の心情としたらどうにも歯がゆいだろうと思える、何とも不思議な光景だった。

(居住制限区域→住むのは無理だが、通過や少しの滞在は可)

 

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誇り、生きがいだったに違いない畑や水田は、白い土に・・・

 

峠を下って「南相馬市」へ。「南相馬市」は旧「小高町」・「原町市」・「鹿島町」が合併して出来た市だけど、今回の原発事故ではクッキリと旧町をなぞるように20㌔圏内、30㌔圏内、30㌔圏外と分かれ、そのことで一つの市ながら避難指示や補償に大きく差が出てしまった複雑な事情を抱えているという。

 

飯舘村と同じく原発避難の影響が、今も本当に強く残る小高区(旧小高町)から順にご紹介。

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国道の脇でも、こんな光景がいまだ残る。

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全く搬出されていない家財や漂流物

上は、第1話と同じようでいて別の写真。そのくらい小高区内の海沿いには、まだまだあちこちにこうした光景が残っていて、国道6号のすぐ脇でさえ痛々しい姿の民家が延々と続く。

 

昨年4月に「警戒区域」(→許可なく住民でも立入り出来ない)が解除され、もう一年近いのに、なぜこんなに進まないのか?

 

日曜に訪れた「生活復興ボランティアセンター」スタッフの方に伺って、その理由が解った。

 

「小高区では、今はガレキ撤去のボランティア希望の住民の方は少なくて、今日はボランティアさんに行ってもらうのを中止しました・・・」と最初聞いたとき、何故だか理解できなかった。

 

理由は、やはり放射能で、原発20㌔圏内だった小高区は、今も「避難指示解除準備区域」になっていて、ガレキは小高区内から搬出する事が出来ず、片付けたくとも片づけられない、だからそのままにせざるを得ない・・・ということだった。

 

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上の2枚は、警戒区域の浪江町との境界での光景。

 

多数の「いわき」ナンバーの車が許可を受け出入りしていたから、一時帰宅されているのだろう。警官は、群馬県警からの応援部隊だった。

 

浪江町は、海沿いの一部が (「あき」がいた山奥よりも線量が低いので) 来月からは「避難指示解除~」となるけど、おそらく小高と同様に課題は多く残るのではないだろうか。再編すると補償も変わるらしく、その辺がまた何かと難しいという。

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空間放射線量の測定装置。

公民館、公園、児童館前など、数えきれない程あちこちで見かけた。

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震災当日から、ずっと不通が続く常磐線。 茶色に錆びついたレールが痛々しい。震災でレールも歪んだまま・・・ (桃内駅)

 

でも、小高にはこんな明るい光景もあった

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津波で失われた一帯の中で、種をまき芽が出てきた

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小高駅前の花壇には、温もりと希望が

 

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洋菓子店の店先で

 

長くなるので、原町区~新地町にかけては、次回以降に・・・。

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愛犬「あき」のお花見さんぽ・・・PART4

2013-03-26 23:50:04 | 愛犬「あき」

ボク、「あき」Momiji_bigger1

 

飼い主さんが福島の写真整理している間、桜が終らないうち、ボクI410が〝お花見さんぽ〟の続きを紹介しちゃうねAsiato1

 

れは、今朝の散歩中に撮った、近くのお寺のしだれ桜。

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その先にある別のお寺のソメイヨシノ

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満開でキレイなのに、日陰でチョット写り悪いなぁ・・・

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まだ3/26なのに、そろそろ見頃は過ぎ始めた感じの今年の桜。なんて早いんだぁ

 

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ボクの散歩が済むと、飼い主は仕事に出かけちゃうから、お見送り・・・。

早く帰ってきてよ」

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福島の被災地を、いま巡って・・・第1話

2013-03-25 23:26:06 | ふくしま応援!!

はじめに・・・

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今月23日撮影  南相馬市小高区

 

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今月23日撮影  南相馬市小高区

(許可なく撮影したので、ボカしています)

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今月23日撮影  相馬市磯部

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今月23日撮影  伊達郡川俣町

(除染で出た土は、あちこちで行き場なく保管されている)

 

いずれも、2年前の震災直後の写真でも、テーマパークのアトラクションセットでもありません。

平成25年3月、いまの福島県各地の様子です。

 

この土日で福島の被災地をあちこち走り、現地の今の様子を見てきました。

 

今回巡ったのは、南相馬市小高区から新地町にかけての海沿いと、福島市内からの往復で通った川俣町や飯舘村。

 

去年、広野町や中通り各地を見て回った時から、ずっと訪れなくては・・・と気になりながら色々思う所があって、中々訪れないままになってたのが相馬エリアだった。

 

今回巡ったエリアでは、海沿いは津波被害、小高区と山間の飯舘村は原発事故での放射能汚染で今も居住制限区域や一部は帰還困難地域になっているなど、、一口に被災地といっても、置かれた状況や復興の足かせとなっている原因が異なる様子もハッキリ差が出ていました。

 

そして、日曜は「南相馬市生活復興ボランティアセンター」さん(鹿島区)を訪ねて色々お話しを伺った中で、仮設住宅で支援活動を行うボランティアグループの方々の活動に一緒に顔を出させて頂く機会を得て、仮設で暮らす方々のお話しを多少なりとも伺うことが出来、とても有意義な時間が持てました。

 

まだ、写真の整理も済んでないので 今日はこんな説明だけど、これから数回に分けて、相馬エリアのいまをお伝えします。

 

福島のこうした話は、人によって考え方・価値観も異なるし、福島をもう特別視してほしくない、という方もいらっしゃると思います。

 

でもyoshyyが東京で暮らす中で、周りの人々は残念ながらそれほど福島に関心を示さなくなっているし、今どんな日々か知らない方が大半です。

そうした中で、少しでも関心を持ち続ける方が増えてくれれば・・・との想いから載せています。

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「あき」お散歩みちの〝満開の桜〟 PART3

2013-03-22 22:10:26 | 愛犬「あき」

ボク、「あき」Pe04_tp1

今日も、ボクがお散歩みちI410_3Asiato1_4の満開の桜を紹介するね。

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ここは「東京芸大 美術部」の、普段は使われてない古~い門に咲く「しだれ桜」

 

この近くには野良ねこがいつも何匹かいて、ボクI410_4は時々ケンカしそうになるんだ。

 

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ここは、「上野東照宮」の鳥居よりも、も~っと高く咲く大きな桜。

 

東照宮では、桜が終わった頃に「春ぼたん苑」が始まるんだ。 

 

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さらに進むよっ!!Dog1_ani1

 

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ここは、公園内の一角にある「韻松亭」っていう、趣きある和食料理店の桜。

 

この前、歩いてたカップルが「何だ、この千利休が出てきそうな店は」ってビックリしてたよ。

 

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これは、「上野の森美術館」前に咲く桜の共演。

上野公園では、散り出してた桜もある一方で、まだ3~4分咲きの所もあるから、もうしばらく桜は楽しめそうだよ。

みんな上野にお弁当持って来てね  by「あき」Imagecallt1xa
 

 

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「あき」お散歩みちの桜、ついに満開!!

2013-03-21 22:08:06 | 愛犬「あき」

ボク「あき」Imagecaum970a

 

きのうに続いて、今日はボクI410が「上野公園」の桜をご紹介

 

これは、今朝のボクの散歩中に撮ったもの。ついに満開だね

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きのうの写真と打って変わって、朝早くだから花見客は、まだほとんどいないね

この時期は、この位の時間じゃないとボクは歩けないんだAsiato1

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あ~ぁ、でも飼い主写真ばっかり撮ってるから、サッパリ散歩が進まねぇや・・・

 

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そして、この時期はゴミもすごいんだよねぇ

お花見に来る皆さん、マナーは守ってね
ここは、ボクたちの毎日のお散歩みちです

 

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ここは、公園を出て少し行ったところにある、「元光院」っていうお寺の「しだれ桜」

例年だと、この「しだれ桜」が最初に咲き出して、少し遅れて「上野公園」の桜並木が満開になるんだけど、今年はものスゴ~ク開花が早かったから、全部一緒に咲いちゃった

 

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ところでボクちん花粉症です、クシャミ出そ~ (・・ウソ。ただ目つぶった瞬間ってだけ)
 

 

そして、一番ビックリしたのが、コレ↓↓  今日は、まだ3月21日だっていうのに、もう早くも散り始めた所もあるんだよっ

 

昨夜は風がかなり強かったのと、ここの桜が早咲きっていうのもあるんだろうけど、こんな早く散ったのは見たことない

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早くもほぼ満開!!「上野公園」の桜

2013-03-20 13:18:42 | 日記

いよいよ、今年の桜も見頃になってきた。

 

写真は、さっき撮ってきた「上野公園」桜並木の今日の様子

木によって多少違うけど、もうほぼ満開になっている所も多い

こんなに早い年も、ホント珍しいんじゃないかな~

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2013320_1_2←顔隠しに、☆マーク付けたのはいいけど、こんなにいたら怖いよこの集団

 

この時期、「あき」I410のお散歩もお花見しながら・・・となればいいんだけど、人が多すぎてとても犬連れで歩ける状況じゃなくなってしまう

 

・・・なので、この写真に「あき」I410_2は登場せず(笑)

平日出勤前の朝さんぽAsiato1とか、人が少ない時間にまた「あき」I410_3も入れて撮りたいな

 

「お父さん犬」によく似た、わが愛犬「あき」

2013-03-19 22:44:26 | 愛犬「あき」

ボク、「あき」I410

ボクが毎日お散歩Asiato1してると、交番や町会の掲示板などあちこちで見かけるこのポスター。 何で犬がこんな帽子かぶってるんだろうね~
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これは、都内どこでも見かける警視庁の「振り込め詐欺被害防止」ポスターっていうんだって。何ソレ
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・・・でも、この顔I410_2ボクにそっくりじゃない  
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この写真じゃごく似てないけど、時によってもっとよく似た表情をしてるんだよ~
もしかして、このポスターのワンコって、ボクの「お父さん犬」Imagecahu2q75かな

 

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相馬高校の「今、伝えたいこと(仮)」東京公演に感動!!

2013-03-18 21:33:57 | ふくしま応援!!

(今日は、長文だけどぜひ最後までお読み頂ければ幸いです) 

 このブログでも何回か紹介した福島県相馬高校放送局の生徒たちが、自ら脚本し演じる劇「今、伝えたいこと(仮)」の東京公演が、3/16、3/17に一般社団法人「ふくしま会議 」主催で行われた。

 

 震災・津波に加え、襲いかかった原発事故の大災害後の置かれた生活環境や、心無い人々からの誹謗中傷に対し、高校生の立場から劇を通じて自分たちの想いを直球で迫り語りかけてくる。

 

yoshyyは、鑑賞とともに受付や物販などのお手伝いとして2日間関らせて頂いたけど、両日とも高校生・先生と観客が会場で本当に一体とって、同じ想いを共有出来た場だったと、とっても感動した。

(文章でこう書いても、中々この雰囲気は通じないと思うけど、大げさな表現じゃなく本当にその場にいた人の感想が、みな同じだった)

 

何しろ、劇中に語りかけてくる一言ひと言に見ている観衆の多くが涙し、そして高校生たちも上演後に行われたアフタートークでは、最初は冗談交りに笑顔でこれまでの苦労話などを話しているうち、段々と目を真っ赤に潤ませ、大勢の観客が見てる舞台上にも関わらずボロボロと涙しながら、自らの抱える複雑な想いや将来への漠然とした不安、これまでの体験などをかみしめるように語る。

 

でも、トークの中で高校生たちは〝去年、初めてこの劇をやった頃と今とでは、一年間で大きく考えが変わってきました〟と語った。

 

劇を始めた一年前は、「原発なんて造った大人たちに振り回されて、子供の自分たちはこんなことになった」、「今だって、国や東電の大人たちなんか、私たちの声を一切聴こうとさえしない」と一方的に主張していた感じだった。

 

でも、この一年間に各地(福島、石川、京都、宮城、東京)から呼ばれ公演を重ねていく中で、本当に多くの人たちが足を運んで来てくれ、開催を企画し、上演を支えてくれる人も大勢いると分かり、震災・原発事故で失ったものも相当多かったけど、そのことで得られたものも大きいと実感した。観客の人たちは本当に自分たちのことを励ましてくれ、温かく支えられていると知ったことが嬉しかったし成長出来たという。

 

タイトルの最後に付いている「(仮)」は、伝えたい想いは現在進行形で、状況が変わればどんどん変化して行くから「(仮)」だとされてて、公演のたびに脚本は毎回少しづつ変わっているという話しだけど、まさにその想いの変化の一つなのだろう。

 

今回も観客側への感想インタビュー後に、高校生から〝観客の皆さんと同じ想いで共感・共有出来て嬉しい、でもここにいるのはごく一部の人だけだから、より多くの人を動かすために、観客の皆さんもぜひ広めてほしい〟と語り、その想いはまさにyoshyyがいつもこのブログで書いていることとピッタリ重なり、自分も涙が出てきた。

 

この高校生の言葉に、アフタートーク司会者の赤坂憲雄氏(民俗学者、「ふくしま会議」代表理事、福島県立博物館館長)も、この言葉に〝きっと、今日ここに来た人たちも広めようという何かしらの決意を持っていると思うよ〟と応えられた。

 

一方で、顧問のW先生からは「本来は、子供(高校生)たちが立ち上がってこんなことをするのではなく、こんなことをしなくて済むよう大人たちがしっかりやるべきことが出来てないのが申し訳ない想い〟と話される。

 

W先生も本当に生徒への想いが熱い方で、生徒たちがネットで誹謗中傷されないように写真撮影の自粛を呼びかけ、公演などで出かける際は、これ以上生徒たちを被ばくさせないようにと、線量を気にかけ車で通るルートも考えておられるそうだ。

 

そんな理由で写真はここに載せられないので、「J-one」という冊子に掲載されている内容をごく一部だけ載せて、少しでもご共感を頂ければ嬉しいです。

(この冊子には高校生が伝えたい想いがたくさん詰まっているので、本当はたくさん写真を載せたいけど、もちろん著作権の問題もあるので、ごくごく一部だけの紹介にします。ぜひ、通信購入して読んで頂ければ幸いです!!)

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震災後の福島について語られた「J-one」 売上金の一部が、相馬高校放送局に寄付される。

Dscf4499_3←拡大して、お読み下さい。

複雑な胸の内を語っている。会場でも、公演後に楽屋裏でケーキを頬張っている姿だけ見ていたら、ごくごくフツーの高校生にしか見えなかった。

Dscf4495_2←拡大してお読み下さい。

脚本のごく一部分。 仲良し3人組の一人が誹謗中傷に傷つき、先の見えない将来を思いつめ自殺する直前に、独りわだかまりを訴えるシーン。

 

今回の公演では各日150名定員のところ、かなり早い時点で満席となり、最終的には2日間で450名の方が鑑賞して下さった。(ちなみに、3/3の南相馬公演は100名定員に150名来場とのこと)

そして3/17(日)の公演では、加藤登紀子さんや、同じ被災地の岩手県大槌町と宮城県女川町の中学生、高校生約50名も来場された。

 

こんなに反響があったことから、主催者の「ふくしま」会議さん、顧問W先生の取り計らいで、急きょ今週末、東京・文京区で上映会の開催が追加されることになった。

DVD上映で、生徒たちの公演ではないですが、関心を持って下さるお近くの方ぜひご鑑賞下さい。

Photo_2 Photo_4 Photo_3

 

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いま上野公園で話題の、マフラーした仲のいいネコ

2013-03-17 20:19:32 | 日記

今夜のNHKニュースでも流れてたけど、ここ数日「上野公園」で話題になっているマフラーをした仲のいい2匹のねこ。

 

きょう、妻が歩いていた時に偶然見かけたそうでケータイで撮った写真がコレ

1

 

↓上のトリミング
2

写真ではよく見えないけど、誰が着けたのか2匹ともマフラーしてて、妻の話しだとみんなカメラで撮ってて、TVカメラも2社いたとか


飯舘村の犬たちが、飼い主の元へ里帰り!!

2013-03-14 23:49:19 | ふくしま応援!!

老人ホームなど一部の業種を除いて、ほぼ全住民の方が避難を余儀なくされている飯舘村。

この静かな山村で飼い主と過ごせなくなった多くの犬Imageca7tjo6gを預かり、遠く岐阜県で保護活動されている「日本動物介護センター」さん(飯舘村犬預かり隊ブログ )が、今週日曜3/10にワンコたちを連れて飯舘村へ里帰りしたという。Ic001006a1 

 

もちろん帰還出来るわけではないので、わずか3時間だけの再会だったそうだけど、久しぶりの再会、それも村内での再会に、飼い主さんたちはみな涙を流して本当に喜ばれ、愛犬と穏やかに村で暮らしていた日々の思い出話に花が咲いたそうだ

 

犬を飼う方なら想像つくと思うけど、岐阜から福島というかなり遠距離を、大勢の犬を連れて往復するのは相当ハードだったに違いない。

その困難を覚悟の上で里帰りを計画して、実現させたセンターの方々には頭が下がる思い。

Photo_4   Photo_3

 

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ペアリングトライ中のパンダ、15日から公開を再開

2013-03-13 21:06:57 | 日記

きのうから今日にかけて話題になっている上野動物園の「リーリー」と「シンシン」の交尾だより

 

今夜のヤフー見出しを見ると、繁殖期が過ぎたので15日(金)から公開を再開するそうだ

肝心の妊娠したかどうかは、まだハッキリわからないらしい。

 

いま、動物園の入口にはこんな看板が立っている。

2013313_3(今朝の様子)
下の絵がイイ感じ。でも、なんでソッポ向いてる絵

 

ついでにもう一枚〝上野に春到来〟を感じさせる風物詩を・・・
2013313_2
お花見に向けてボンボリ準備まっ最中。

今年の開花は例年より1週間くらい早く、予想は17日というから、もうあと4日満開予想は25日だそうだ


愛犬「あき」 ボクのお散歩みち紹介 vol15「とっても変わった石碑」!?

2013-03-12 22:02:24 | 愛犬「あき」

ボク、「あき」Image27741_2

ボクが紹介する、お散歩みちシリーズも15回目。

今回も、チョット変わったモノを紹介しちゃうね

 

ここは、上野公園の一角「不忍池」。

この写真に見えてるの、何だか魚みたい

ボクが拾い食いしたそうな「たいやき」かな~

 

2013217_4

近づくと・・・

 

2013217_5
ふぐ供養碑 何だか聞かない名前の碑だねぇ

 

さらに少し先に進むと、今度は・・・ 

2013217_6

スッポン感謝の塔  何じゃそりゃ

 

これは、「ふぐ料理連盟」が食材となったふぐの供養に建てた碑や、同じく滋養のために食材になったスッポンの感謝のために建てた塔なんだって。とっても変わってるよね~

 

実は、この近くにはまだ他にも変わった碑がたくさんあるんだけど、長くなるからまた次回・・・んじゃね  

byあきIc99930061_2

 

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