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元気なわんぱく犬「あき」の話題をたくさん載せてます。
「あき」は福島の浪江町から、縁あってわが家に来ました。

浪江町で老犬「しま」と暮らしたおじいさんの話し・・・つづき

2013-03-03 15:57:36 | ふくしま応援!!

昨日このブログで紹介した〝浪江町から避難したおじいさんのTV番組の話し〟を、いつもブログを読んで下さるSさんから〝イノシシのためにジャガイモを植えた〟おじいさんの人柄が泣けた・・・とのコメントを頂き、せっかくなので昨日は割愛してしまったおじいさんの人柄と、合わせて「あき」I410が過ごした浪江の山里の自然風景の写真も紹介することにしました。

 

おじいさんは、川本さんといい元々東京で大工をやっていた人で、68歳の時に自然ある暮らしを求めて単身で浪江へ移住。以来、愛犬の「しま」との2人6脚暮らしをしていた。

 

おじいさんが若かった終戦後くらいの頃、趣味だった「幻燈機」という映写機で子供に紙芝居を流すと、目を輝かせて喜ぶ子供が大勢いて、それ以来子供のために何かするのが生きがいで、浪江の山里に来たおじいさんは、ここで自然に囲まれた子供と老人の楽園を作りたいという夢を持っていた。

 

でも、世の中悪い人もいるもので、その想いに付けこんだNPO法人を語る者が現れ、「夢の実現のために、NPOへ資金協力を」と持ちかけられ、人がイイおじいさんは信じ切って何度もお金を貸してしまった。

 

そのため、年金で細々と生きるしかなくなったおじいさんは、それでも自給自足の暮らしなら犬と2人で生きていけるとあきらめず、再び地元の保育園や小学校へ足を運び、子供たちに紙芝居を見せ続けた。

何しろ、好きな言葉は宮沢賢治の「雨にも負けず・・・」だといい、それを自分に言い聞かせながら暮らしてるというからスゴイ。

 

そこへ襲った震災と原発事故というのが、きのう割愛してしまった部分の話し。

 

この先はTV映像を撮った写真でご紹介

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68歳から13年自給自足の暮らし続けたおじいさんの家。

2011年4月「しま」と一緒に、この家に別れを告げた

 

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若いころから使い続け、子供たちを喜ばせてきたという幻燈機とフィルム
 

 

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地元の「津島小学校」で、子供たちに上映

 

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無報酬で見返りを求めないおじいさんに、学校は給食を出して子供たちと触れ合った

 

そして、TVで流れたわが愛犬「あき」I410_2の故郷でもある、浪江の山里の自然風景の数々

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おじいさんとともに、この大自然で生きてきた「しま」

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