以前このブログで紹介した上野公園の一角にあるレトロな洋館「旧 奏楽堂」が今日をもって一旦閉館となった。建物の大規模改修を行うためで、再開時期は未定。
明治23年に建てられた木造の音楽ホールとしては日本最古の建物。
最終日の今日は特別コンサートが開かれ、午後2人で聴きに行ってきました~。
「あき」お散歩みちの一角にあるレトロな洋館の「旧 奏楽堂」
改修工事が始まると、たぶん柵がされて当分見れなくなるでは!?
大正9年にイギリスから購入され、コンサートホールで実際に使われる物としては日本最古といわれるパイプオルガン。
楽器説明では、中にある空気の調節で音が出る仕組みだけど、経年劣化で空気の漏れが多くて、演奏中に音が鳴らなかったり、鳴り出すと止まらなくなったり、遅れて鳴ったりと大変だけど、簡単に修理できるものではないし、そのまま大事に使っているから、音がおかしい時もある、と紹介された。
今日のコンサートは、このチェンバロとパイプオルガンを使った演奏会だった。
このチェンバロも輸入物で、脚が古いヨーロッパの家具のテーブルみたいに細くカーブしたデザインで、聴いて楽しむ、観て楽しむチェンバロと説明された。
そして、まだ公園の桜も見られるので、今日の様子を・・・。