朝ふと目覚めると、既にどこかでゴトゴト何か音が聞こえる。
音は、アジュマが台所で朝食の準備をしている音だった。
そう、宿といっても6部屋15人位しか泊まれない所だから、台所の音も、スタッフが寝起きするのも手に取るように聞こえてくる。
朝食は“あわび粥”が出てきて、いかにも韓国の朝
夕食では、虫が入るから・・・と閉め切ってた扉も、朝は開放して、中庭の趣きある風景を見ながら食べ、これまた格別。
←こちらは、輪を上に上げるとカギが掛かる仕組み。でも、実用は“現代的なセコム”が、ちゃんと付いてる(笑)
そのそろ退出時間。名残り惜しい・・・。
この「楽古斎」、各部屋には何かしら骨董品が置かれてて、yoshyyの部屋には、チャングムで見た“薬の仕分け棚”みたいな、小~さな引出しが沢~山付いたタンス(?)があった。
食後も、チェックアウトまでゆっくりと雰囲気を堪能し、いよいよ出発。最後は正門前でアジュマと記念撮影「また来たい」と思いつつ、お礼を言って後にした。
「楽古斎」の紹介が終わったところで、きのう行った「三清洞」(サムチョンドン)「国立民族博物館」と、往復途中で通る「北村韓屋村」(プッチョン ハノク・マウル)の街並み紹介
「北村韓屋村」は、古い街並みの保存地区なので、普通の民家も韓屋造りで多く残る。昔は朝鮮王朝高官たちの屋敷があったという高級住宅街。台地にあるので、高台からは、ソウルタワーが見えるなど眺めもイイ。日曜だったので、観光客が大勢来てて、もちろん日本人も目立った。
←高台からは、ソウルの街並みを一望。屋根の上に見えるのが「Nソウルタワー」、左の街灯の下に見えるのが前夜泊まった「フレイザースイーツ」
yoshyyは、こういう地元の生活感あふれる“自然な町の姿”の中を歩くのが好み。
←こんな所を進むと、今度は洒落たレストランがあるから、そのギャップも面白い。
「三清洞」は、洒落たレストランやブックカフェ、アクセナリー店などあって、ソウルッ子のカップルなど若者の姿が目立つ。そんな雰囲気からか、何か写真コンテストでもやっているらしく、観光客じゃない感じなのに、カメラ片手の人が多く、所どころで、モデルの撮影会なんかも見かけた。
さらに進んだ「国立民族博物館」(クンニプ・ミンソク・ハンムルグァン)は、「昌福宮」(キョンボックン)と隣接した場所にある。実は、去年もここを歩いてて、あいにく休館日だったので改めて来た。
韓国文化の歴史や暮らし、キムチとのかかわりなど、人々の生活を紹介した博物館で、CG動画での解説などもあった。
←三清洞のとあるレストランの風景
建物の外には、1960~70年代のソウル鐘路(チョンノ)の街並みを再現したセットもあったけど、ホント日本の一むかし前の姿と酷似してて、飲食店・理髪店・本屋・写真館など、どれを見ても、日本人の自分が見ても“懐かしい”と感じるから、それだけ韓国は似通った風習なんだろうなぁ・・・。
だから、初めて来た時から違和感なく、何度来ても、“自分の街”気分で楽しく歩けるんのかなと思えた。
次回は、チマチョゴリ試着と、韓国伝統作法体験などをご紹介~。