yoshyy's blog with aki&momo since 2003

元気なわんぱく犬「あき」の話題をたくさん載せてます。
「あき」は福島の浪江町から、縁あってわが家に来ました。

東日本大震災から2年が過ぎて・・・

2013-03-11 20:17:44 | ふくしま応援!!

今日で東日本大震災から2年が過ぎました。

 

亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、今も現地で厳しい環境の中で暮らす方々、遠い慣れない場所で新たな生活をされている方の心情はいかばかりかと思います。

 

日頃「ふくしま応援」や「ふくしま復興」の話題を載せているので、今日特別に何か書くことはしませんが、1つだけ言うとしたら、マスコミはこの時期だけ〝とってつけたように〟震災のことを取り上げず、日々絶えず被災地の現状を伝え続けて欲しいと思う。

 

NHKはともかく、民放各局は日頃はスポンサーと視聴率一辺倒で、番組表を見ても震災関連は全く無いか、あっても深夜帯ばかり・・・。

 

そんな姿勢でいながら、この時期になると看板キャスターが大挙して現地へ踏み込み、「被災地を忘れないで下さい」「被災地以外では、だんだん記憶が風化してませんか」と語っている。

最も風化させているのは、マスコミ自身ではないだろうか・・・。

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浪江町で老犬「しま」と暮らしたおじいさんの話し・・・つづき

2013-03-03 15:57:36 | ふくしま応援!!

昨日このブログで紹介した〝浪江町から避難したおじいさんのTV番組の話し〟を、いつもブログを読んで下さるSさんから〝イノシシのためにジャガイモを植えた〟おじいさんの人柄が泣けた・・・とのコメントを頂き、せっかくなので昨日は割愛してしまったおじいさんの人柄と、合わせて「あき」I410が過ごした浪江の山里の自然風景の写真も紹介することにしました。

 

おじいさんは、川本さんといい元々東京で大工をやっていた人で、68歳の時に自然ある暮らしを求めて単身で浪江へ移住。以来、愛犬の「しま」との2人6脚暮らしをしていた。

 

おじいさんが若かった終戦後くらいの頃、趣味だった「幻燈機」という映写機で子供に紙芝居を流すと、目を輝かせて喜ぶ子供が大勢いて、それ以来子供のために何かするのが生きがいで、浪江の山里に来たおじいさんは、ここで自然に囲まれた子供と老人の楽園を作りたいという夢を持っていた。

 

でも、世の中悪い人もいるもので、その想いに付けこんだNPO法人を語る者が現れ、「夢の実現のために、NPOへ資金協力を」と持ちかけられ、人がイイおじいさんは信じ切って何度もお金を貸してしまった。

 

そのため、年金で細々と生きるしかなくなったおじいさんは、それでも自給自足の暮らしなら犬と2人で生きていけるとあきらめず、再び地元の保育園や小学校へ足を運び、子供たちに紙芝居を見せ続けた。

何しろ、好きな言葉は宮沢賢治の「雨にも負けず・・・」だといい、それを自分に言い聞かせながら暮らしてるというからスゴイ。

 

そこへ襲った震災と原発事故というのが、きのう割愛してしまった部分の話し。

 

この先はTV映像を撮った写真でご紹介

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68歳から13年自給自足の暮らし続けたおじいさんの家。

2011年4月「しま」と一緒に、この家に別れを告げた

 

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若いころから使い続け、子供たちを喜ばせてきたという幻燈機とフィルム
 

 

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地元の「津島小学校」で、子供たちに上映

 

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無報酬で見返りを求めないおじいさんに、学校は給食を出して子供たちと触れ合った

 

そして、TVで流れたわが愛犬「あき」I410_2の故郷でもある、浪江の山里の自然風景の数々

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おじいさんとともに、この大自然で生きてきた「しま」

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愛犬「あき」の故郷が、TV映像に

2013-03-02 21:54:59 | 愛犬「あき」

きょう、BSフジの「ノンフィクション」という番組で、愛犬「あき」I410の故郷である福島県浪江町の山中がたくさん出てきたしかも、そこで暮らす人と犬(「しま」という)に焦点を当てた番組でビックリした

 

何しろ「あき」の故郷は、今となってはyoshyyはもちろん、住民の方でさえも容易に立ち入れないのだから、そこの風景がたくさん映し出されたのはとても貴重だし、yoshyyも「あき」の故郷の風景をずっと知りたいと思っていた。

 

この番組は、「あき」の故郷に暮らしていた一人の老人にスポットを当てて、偶然にも震災の1年前から継続取材していたそうで、本当に穏やかな自然風景や、地元の小学生と老人との温かいつながりがあった。そこへ震災・原発事故が起き、それまで撮っていたものが貴重な映像になった

その後は緊急避難から犬救出の記録と、最初の目的とは大きく違った記録となったけど、それも感動的でとても貴重な映像。

 

番組全体のストーリーは長くなるので割愛して、ここでは犬が住民避難で取り残された様子~救出までの実話をご紹介。

 

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震災前までは、こんなのどかな農村で自由気ままに老人と「しま」は仲良く畑仕事をやっていた

 

事故直後の緊急避難では犬は連れて行けず、やむを得ず避難所(二本松市内)で犬を気にかけながら過ごし、しばらくしてエサやりのため一時帰宅すると、「しま」はクルマのもとへ無事に駆け寄ってきた。

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このとき避難所にいた周りの人々は、わずか配給されただけの自分たちの「おにぎり」を、〝犬のために〟と少しづつ分けてくれ老人に持たせたという。

でも滞在できるのはわずか1時間だけ。すぐ再び泣く泣く避難所へ引き返さなければならず、そのとき「しま」は離れたくないと、車内に乗り込んで降りなかったときの映像。

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もちろん老人も連れて行きたいのはヤマヤマだったが、避難所では犬は同伴出来なかったので、やむなく強引に「しま」を降ろしクルマは出発・・・。

 

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寒空の中待ち続け、やっと再会出来た飼い主にまた置いていかれ、独り残された「しま」

 

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それから約1か月たち、犬が飼える避難所へ移ることが出来ると決まり、自宅へ戻って「しま」のもとへ。
風雨の中で、食料も食い荒らしながらも「しま」は生きていた。体はご覧のとおり真っ黒。

 

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警戒区域から犬を救出するにはスクリーニングを受けなければ出せないので、自宅で風呂を沸かし、「しま」の体をキレイに洗って出てきたところ。

 

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痛々しい光景だけど、犬がスクリーニング検査を受けている貴重な映像。

わが愛犬「あき」も全く同じ経験をしたに違いない・・・。

 

ちなみに、yoshyyが「あき」を飼うにあたり「相双保健所」へ電話で聞いた際は、「スクリーニングで引っかかった動物というのは、全く一匹もいない」との話しだった。 

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老人は、最後に畑にジャガイモを撒いてから家を出た。

もちろん自分が食べるためじゃなく、ここに残るイノシシが生きていけるよう・・・と語った

 

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無事に老人と「しま」は、磐梯町の新たな避難所で再び一緒に暮らすことができ、現在は二本松市内の仮設住宅で一緒に暮らしている・・・と結ばれた。
 

映像は、磐梯町に行ったあと、地元の子供と歩く老人と「しま」

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愛犬「あき」 ボクのお散歩みち紹介 vol 14「下町に残るレトロな『せんべい屋』」

2013-03-01 21:39:08 | 愛犬「あき」

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きょうのお散歩みちAsiato1紹介は、例の「谷根千」(谷中・根津・千駄木)の中の、「谷中」のお話し。

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これは、JR日暮里駅近くにある昔ながらの「せんべい屋」さん。

ご覧のとおり、一枚づつ手焼きの美味しそ~な「しょう油せんべい」なんかが、昔ながらに丸ぁる~いガラスケースに入れられて売られてるんだよ。

 

「谷根千」にはこのお店のほかにも、こんな感じのせんべい屋さんが何軒か残ってるんだ。

 本当は、もっと近づいて「ガラスケース」もアップして写真撮りたいんだけど、さすがにこれ以上近づいてはねぇ・・・。

ガラスボールだけじゃなくって、2階の雨戸入れの模様とか、ショーウィンドーの下のタイル張りなんかも、よ~く見ると色々レトロなものが見つけられるよ

 

みんなも、せんべいかじりながら下町散策してみない

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