華の歩き続ける道

『自然の詩』~じねんのうた~
  風・香り・音・ときめき・和み・流れ
  ~そんな空間をゆっくり歩きたい~

大文字草

2007-10-29 15:45:55 | Weblog
日陰に生えている羊歯や岩松の脇に隠れるよう『白い大文字草』が姿をみせた。少しの光を求めその名のとおり大の字になって開花。

花は、同時期に咲く「人字(じんじ)草」や梅雨の頃咲く「雪の下」に良く似ており、長い間可憐
な姿でシェードガーデンの仲間として楽しませてくれる。

ランチタイム

2007-10-25 12:07:30 | Weblog
知人の急なお誘いにのってサルに逢いに行く。広場にはC群780匹余りが
お出まししており親ザル達はのんびり右往左往している。サルの幼稚園には、たくさんの子ザル達が滑り台・ジャングルジム・ブランコ・水遊びと思い思いに楽しんでいる。

食事タイムには、サツマイモが与えられるとみな真剣そのもの。血眼になって
3つ4つと欲張って持ち去る姿が滑稽である。

取ったえさは仲間に盗まれまいと足で隠して好みの場所でいただく。
しかし油断はできない・・・辺りをキョロキョロしての食事タイム。~大変だぁ~

満腹になるとC群ご一行様は、ボツボツお山へ・・・。

志保ちゃん、サヤカは変わらず元気でしたよ。
息子のゲンキはすっかり親離れして仲間と戯れていました。でも心なしかサヤカはちょっと寂しそうだったかな?

目が合った!!

2007-10-25 11:41:50 | Weblog
「食事に貰えるさつまいもや小麦だけじゃあ足りなーい、木の実も旨いよ!!」・・・と。

 おっと目が合った!!

でもサルは傍にいる人間(観光客)には、まったく興味が無いらしい。あるのは、定時にもらえる
えさだけ・・・。少しでもえさの時間が下がると腹時計がピーンときてサル軍団は
一斉に貰えるまで要求し続けて「ギーギー」雄たけびを上げ続ける。

笑顔に安らぐ

2007-10-23 22:23:56 | Weblog
連日のお参りでは、割りに高齢者が多く見受けられるけどここ石山寺で愛嬌たっぷりの可愛い女児に
出逢う。久しぶりの幼子・・・。

巡礼者の持ち物の鈴の音や金剛杖にえらく興味を示す えがお が、参拝者のつかの間一服の清涼剤となる。 可愛い笑顔にご加護あれと・・・。

 ~尾根を越え上醍醐へと巡礼は杖を頼りてけわし坂ゆく

和尚さんをモデルに・・・

2007-10-21 08:47:44 | Weblog
ここ滋賀県大津市の石山寺は、西国第13番札所で境内の奇岩、天然記念物の「硅灰石」が造る石塊の上に寺院一帯が建立され見事な景観を見せている。

堂内の「源氏の間」は、紫式部が『源氏物語』を書いたところといわれ残置されており、また、日本三大お月見『石山秋月』としても名高く月見亭からの眺望は近江八景の一つでもあり格別に美しい。

このような美を備えた境内で近くの小学生のスケッチ大会が・・・。
勿論、「お寺の境内と和尚さん」の取り合わせに子供達は大歓迎で真剣に絵筆をにぎっていた。

  ~その様子を優しく見守る寺庭婦人~

長谷寺の登廊(のぼりろう)

2007-10-20 22:40:26 | Weblog
 秋の紅葉が近づく頃、奈良の長谷寺に参拝する。
四季折々の花々が咲き乱れる『花の御寺』で名高いところである。荘厳な仁王門をくぐり、楕円の行灯が天井から吊るされた長い登廊を初瀬山中腹に建立されている舞台造りの本堂まで登っていく。

約400段もの石段の両側には、7000株の牡丹の苗が植えられているが、今の時期、秋の花は残念ながら見られなかった。美しい花の時期はよりいっそう伽藍の美を引き立てるだろう。

国宝本堂においてご本尊「十一面観世音菩薩」を拝観する。
 

いくたびも参る心ははつせ寺 
  山もちかひも深き谷川

 というご詠歌の心をしみじみと感じる。

ルビーが並んで・・・

2007-10-16 11:27:12 | Weblog
隣家の塀越しの木に、初夏から赤い花が沢山付いていた。やがて花は、小さなグリーンの実となり成長し続けていったが、決して色も形も綺麗といえるものではなかった。時として風雨に遭い そのたびに仲間の実も葉っぱも消えていき 残ったたった一個の実が成長をし続けていた。

今朝、通りかかったらその実がパクリと割れて中からルビーのごとくぎっしり並んだ真紅の実が姿を現した。

  ざくろ・・・・・酸っぱくって面倒くさくってあまり好きでな~い。

でも秋の空に良く映える。
 
枝先に熟して裂けしざくろの実朝日に輝りてルビーのごとし




瞬時の模様

2007-10-15 17:27:41 | Weblog
今朝からいたって美しい青空に白い雲が、印象的な形で次々に
現れていた。

昼前には、きれいな一枚の羽根雲やうろこ雲、そして夕刻に見たのはこの波状雲・・・。
それは、海岸に押し寄せる白波のように実にひとつひとつが綺麗な一直線で無数に並んでいる。

つかの間の出来事だったが、やがて次第にちぎれ雲と化しそれでもバランス良く我が家の空の上で
浮かんでいる。


リーフ号船のつづき

2007-10-12 18:23:39 | Weblog
先日の船上魚釣りで『乗船定員外』となった私は、他の者が釣りをしている間、陸路リアス式海岸のドライブを楽しんだ。

この山頂のキャンプ場から見下ろす眺めは抜群で、3人の乗った「リーフ号」は、穏やかな湾から
キス釣りに出航したが僅かの数時間に40~50匹は、釣り上げていた。
内緒だが、浅瀬で波に押されてちょっとした転覆も遭った様子・・・。(船長は半身濡れていた)
  ~やはり定員外でよかった!!~

戴いたキスはもちろん夕食に天ぷらや塩焼きとして鮮度良く美味しくいただいた事は言うまでもない。

  この美しい湾が、来年の「釣りバカ日誌」に登場するのが楽しみ・・・。

サルノコシカケ科?

2007-10-10 18:14:47 | Weblog
神社境内に県指定の「えのき」の大木があるが、台風の被害が多く先端を切り倒しているためにやや腐食されている。
何気に仰いだその大木に真っ白い巨大なきのこが多数付いている。「サルノコシカケ科」であろうか、高い場所にある為下から眺めるしかない。
聞けば、「カナヅチで叩いてもビクともしない・・・」なんておっしゃるではないか。

 「博多のなばおいさーーん 名前を教えて下さい。そして本当に硬いのですか?」

たむら草

2007-10-08 11:11:05 | Weblog
先日、ひめちゃんとたで原湿原を散策中見つけたこの花。「アザミに似ているけど
葉が違う・・・」と疑問のまま2人は通り過ごしたが、心の中では名前が気になっていた。                      ところが次の日、偶然にも知人からこの花を一鉢戴いて
やっと『たむら草』である事を知る。花びらの先っぽまで自己主張して美形を
作り出している小さな小さな花が可憐である。

初秋、明るい草原に咲く山野草の定番らしいので大切に育てなくては・・・。

「組み立て式リーフ号船」出航・・・

2007-10-07 10:30:16 | Weblog
県南の「畑野浦漁港」から入津湾周辺での魚釣りに誘われたが、このボートを見て進んで乗船を却下する。
―定員3名―
幸いに、定員外として『組み立て式船外機付きリーフの様なボート』に乗らずに済んだ。ホッ! ~酔いやすく転覆すれば泳げなーーい・・・~

取りあえず、近くに居合わせた社長さんと証する方達のご協力で、無事出港となった。その時のつかの間の会話の中で 「来年の春、ハマちゃん、スーさんが映画釣りバカの撮影現場となるこの地にやって来る・・・」との事、この静かな漁港もいつか大フィバーとなるかも。

そんなこんなで置いてけぼりは、出航している間このリアス式海岸の陸路を、ドライブする事となった。

秋のサーファー

2007-10-07 09:33:34 | Weblog
県境近くに白砂青松の美しい海岸がある。ここは、『全国なぎさ百選』になっているこじんまりとした場所で太平洋の波が押し寄せ、とりわけサーファーにとってはいい穴場らしい。

この日、満潮のお昼頃30人程の若者男女が波乗りに興じていたところに出くわす。大学生サークルであろうか、大波を待ち構えては、波に乗る姿がカッコイイ!

砂の紋様 Ⅰ

2007-10-07 09:19:13 | Weblog
この海岸の端には、海の「白砂」と小川から流れ込む「黒砂」が浅瀬で微妙に溶け合って見事な砂絵として無限に描かれている場所がある。

このモノクロの世界に何年も前から憧れていたが、今まで近場まで行ってもこの
自然絵画にお目にかかるチャンスがなかった。

人の手で簡単に描ける紋様ではないかも・・・。