華の歩き続ける道

『自然の詩』~じねんのうた~
  風・香り・音・ときめき・和み・流れ
  ~そんな空間をゆっくり歩きたい~

知床二湖

2005-09-30 20:14:11 | Weblog

 ~湖の面に映る峰々を淡く乱して浮き草揺れる~

 熊注意・・なんて。それでも五湖を見たくって
爪あとの刻まれた木立を横目に木道をつき進む。

一湖 二湖と太古の湖がお目見え。

 ~五つある湖を見んとて歩み入る木立に熊の爪あと残る~

コスモス揺れて

2005-09-20 14:55:19 | Weblog
彼岸の入りとは暦の上ばかり、日中の日差しは強烈!

次々に苗や鉢花を手に取って選んでいる年配の人たち。
「どんな花が咲くの?」「仏さん用のお花苗に寒菊がいいわ」
お持ち帰りの笑顔が素敵!

手伝う筈の花やさんから、この暑さに午前中でネを上げてしまう私。
それでも花達との接触はいいひと時であった。
 
つかの間にコスモス揺れて。

風知草

2005-09-16 17:22:54 | Weblog
「風を知る草・・・」美しい名の野草に出逢えたきっかけで
 山野草の魅力に取り付かれてしまった。
 新芽にワクワクして 夏の涼しげな葉に心揺られ
 秋の穂に風なびき 冬の間は眠る待ち草。  

 

光を受けて

2005-09-11 14:58:04 | Weblog
 ~あおぎ見て光りていたるのぼたんの
  花びら散りぬしべをのこして~

 庭に咲くのぼたんに 朝日が差した瞬間、光の透いた花びらの
輝きは私の一番好きな色を見る時である。

花びらは、一日にして散り行く儚さ。しかし残った蕊はいつまでも
その存在感をアピールしている。