華の歩き続ける道

『自然の詩』~じねんのうた~
  風・香り・音・ときめき・和み・流れ
  ~そんな空間をゆっくり歩きたい~

女性が織る絨毯

2008-02-25 14:24:39 | Weblog
チュニジアの伝統手工芸のひとつに絨毯業があげられる。
  大・中・小のサイズがあちこちの店先にこのように飾ってあるのが目に付く。

地方によってその図柄は異なるが、動物、鳥、オリーブの木や花といった植物など村の象徴とされるものをデザインする地方色豊かな絨毯を織っているという。絨毯業を発達させてきたのは、昔から糸繰りから細かな模様に織り上げるまですべて女性が担い母から娘、そして孫へと伝えらる。それゆえ『伝統を支えつづけてきた女性が尊重される国』と評されている。

女性が自立するための手段として今なお、この絨毯業が盛んなチュニジアに敬意を評して大きな絨毯を購入したかったが、ちょっと日本の田舎の家屋には不釣合いという事で『外貨』を落とすのを渋々?諦めた。
担いで帰るのもこれまた大変という事で!!

しだれ梅~知人の作品

2008-02-23 10:43:56 | Weblog
このところの風邪気味で外出禁止。

知人が晴天の日、南立石公園に出かけて「しだれ梅」の画像をお見舞い?に
届けてくれた。 

例年、アマチュアカメラマンが多く出没する人気の公園。
今や蕾のほころび具合が垂れ下がる枝に春待つごとく可憐に並ぶ愛らしい姿が咳き込む風邪を癒してくれる。

ラクダと夕陽

2008-02-21 12:32:20 | Weblog
チュニジアの旅で好奇心をそそるひとつに『ラクダに乗って美しい風紋を刻んだ砂丘を散策しよう』という体験があった。

ラクダは人を乗せる時、前足後ろ足を完全に折り曲げ低く正座して待ち構えてくれている。 ~ちょっと滑稽な姿~ その[ひとこぶラクダ]の大きな背に現地人から押し上げられるように乗って身構える。 ラクダは人が乗ったのを確認すると前足を立て後ろ足を立てゆっさゆっさと立ち上がる。その時しっかりと乗っていないと振り落とされてしまいそう。

中には、怖さに「下ろして~おろして~」と騒ぐ年配もいるが、そんな言葉は紐で操る現地人には通じない様子、黙々と進む。

そんなこんなで「ワーワーキャーキャー」言いながらの砂丘散策は広大な砂漠とヤシの木生えた丘を40分も続けてくれた。

 無事、勤務を終えたラクダが帰宅の途に着く頃砂漠の地平線に夕陽が沈んでいく。 今日も一日ご苦労さん!!

神聖な風を聞く

2008-02-19 15:41:06 | Weblog
50ヘクタールにも及ぶ大廃墟都市~~スペイトラ遺跡

歴史の話はともかく紀元前300年の凱旋門をくぐり遠くそびえ建つローマの遺跡.
『神殿群』に進む。 そこに辿りつくまでには、ビザンチン要塞だの大浴場、教会、礼拝堂、劇場、貯水池など原型をとどめてないにしても其の大都市跡は見事に残されている。

其の域に立つと今だ、神聖な空気と風が静寂の中をゆったりと漂っている。

紅梅

2008-02-15 16:46:28 | Weblog
黄色の蝋梅が終わるころ梅干用の白梅が咲きそして赤い紅梅がみられる。 今は、庭の紅梅が真っ盛り。

昨年の夏、手抜きの剪定をやったばかりに長い新芽の枝が垂れる美しい「下がり梅」は、短い枝でストップしてそれでもところ狭しと咲きほころんでいる。

 申し訳ない枝ぶりによく頑張って咲いてくれた・・・。ホッ!!