秋の紅葉が近づく頃、奈良の長谷寺に参拝する。
四季折々の花々が咲き乱れる『花の御寺』で名高いところである。荘厳な仁王門をくぐり、楕円の行灯が天井から吊るされた長い登廊を初瀬山中腹に建立されている舞台造りの本堂まで登っていく。
約400段もの石段の両側には、7000株の牡丹の苗が植えられているが、今の時期、秋の花は残念ながら見られなかった。美しい花の時期はよりいっそう伽藍の美を引き立てるだろう。
国宝本堂においてご本尊「十一面観世音菩薩」を拝観する。
いくたびも参る心ははつせ寺
山もちかひも深き谷川
というご詠歌の心をしみじみと感じる。
四季折々の花々が咲き乱れる『花の御寺』で名高いところである。荘厳な仁王門をくぐり、楕円の行灯が天井から吊るされた長い登廊を初瀬山中腹に建立されている舞台造りの本堂まで登っていく。
約400段もの石段の両側には、7000株の牡丹の苗が植えられているが、今の時期、秋の花は残念ながら見られなかった。美しい花の時期はよりいっそう伽藍の美を引き立てるだろう。
国宝本堂においてご本尊「十一面観世音菩薩」を拝観する。
いくたびも参る心ははつせ寺
山もちかひも深き谷川
というご詠歌の心をしみじみと感じる。