院長の気まぐれ日誌

仕事のこと、私生活のこと、気になることなど不定期に書いて行きたいと思っています^^

うぬぼれ

2018年10月21日 | 日記
先般のイベントからひと月が経ちました。

仕事人間は、自分の行いを反省させるために、強制的に身動きできない状況に追い込まれる。
今回はそんな体験でした。

オペ中、痛さで何度も気が遠くなりました。
気が遠くなる度、安らぎの光景がリアルに浮かんで来て、その世界は本当に痛みもなくホンワリした世界でした。

川の手前の花園で、お客さん二人とおこさんが楽しそうに花を摘んでました。
本当に楽しそうでにこやかな笑顔で花を摘んでました。

何の束縛もなく、ストレスもなくただ安らぎの世界で、空気からも幸せを感じる不思議な空間。
これが三途の川であるならば、対岸が花園ではないのか?などとちょっと疑問に思った。

しばらく優しい空気に包まれながら、気がつくと、また体に痛みが蘇って来て、その直後執刀医から「終わりました」の言葉が。
数年間前も同じオペで、その時は痛みもないし暇すぎてあくびを堪えるにが大変でした。
今回は痛かった、激痛で本当に人は気絶するのですね。

オペ室から、ストレッチャーで病棟に移動する最中、天井を見つめながら思ったことがあります。
修養から外れた行為が、体を壊したとつくづく思いましたね。
正道から邪道に入ると、一気に体を壊すのだと実感した。

邪道、思いが横道に逸れていれば、思った通りのことを引き寄せる。
まさに真理ですね。

真理は秩序と調和の世界。
正しい想いと、隔たりなく人と向き合う心境。

人のアラが見えれば見える程、真理とは無縁の世界に進むことになる。
真理知識を、学習すればするほど悟ったと勘違いする。
学習してから、生活の中で真理を生かし切っていないから身につかない。

うぬぼれが、いつの間にか自分の度量を狭めていたってことでしょう。

そんなことを入院中考えてました。

また、武士道を一からやり直すつもり。
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