ろうばのつぶやき

もはや逆らえないわが身の老化と世の中のIT化、パソコンを前にひとりつぶやく昨今。

続 調達力

2014-06-02 18:34:07 | 世間
わたしを介してのシソ苗調達が不発に終わった(?)
A夫人は昨日わたしが庭に出ていたときに、元タクシー
ドライバー夫妻の車から降りてきて、依然パワーは
衰えていないと知った。

しかも鈍なわたしがやっと気がつき納得した事。

それはここ数年、18時~19時の間、ほぼ毎日の
ようにA夫人が裏通りのI宅に、何かしらわずかな物を
エプロンの下に隠して届ける姿を、陽の長い季節はC・
D夫妻が、陽が暮れて真っ暗な冬期間は車で帰宅する
わたしが別に見たくもないのだが、目にしていた。

ご本人は隠しているつもりでもバレバレな姿が滑稽で、
みなもちろん行き先も知っていて笑って見ていた。

で、たとえわずかな物でも、あんなに頻繁に届けられ
たら(昔わたしもされて困ったが)、何回に1回かは
まとめてお返しの品を届けることになり、I夫人もそう
しているのだと思っていた。

農家や漁師の親類があるA夫人と違い、わたしの場合は
たいていの場合購入した品でお返しをしなければならな
かったので、I夫人も大変なのでは?と同情してみていた
のだが。

事実、大きな紙袋を提げてA宅に出入りするI夫人の姿も
少なからず見かけていた。

40代のI夫人は数年前から近くのコンビニでパートとして
働き始めていたと聞いても、わたしはそれでA夫人が朝の
散歩時に寄るようになり親しくなったのだろう程度の
認識だった。

一昨日ある人が示唆した。

いつも大きな紙袋で届けられるI夫人のお返しの中身は
コンビニで必然的に出るお弁当やお惣菜などの廃棄処分品
らしいと。

それでわたしも合点がいった。

陽がとっぷり暮れて雪が降りしきる日でも、I夫人が
コンビニ勤務から帰宅する時間に、何かに憑かれたような
表情でI宅方向へ歩いて行く姿は、今思えばよっぽどの目的が
なければ続かない。

目的のものをもらいつづけるためには絶え間ない餌付けが
必要ということなのか?

逆恨みをして相変わらず悪口を言っているのに、未だに
機会を捉えて利用しようと、数日前また近づいてきた彼女。

他人のバックグラウンドを知ると、何の衒いもなく無く利用
しようと行動に移せる人も珍しい。

北海道でも6月としては異常に気温が高い昨今だが、何か
寒々しい気持ちに襲われる。
コメント (2)
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