ろうばのつぶやき

もはや逆らえないわが身の老化と世の中のIT化、パソコンを前にひとりつぶやく昨今。

意識のズレ

2014-05-09 19:30:58 | 老い
いよいよ65歳へのカウントダウン。

なんか複雑な心境。
もしも以前の職場に勤めていたとしたら、定年が62才だった
だろうか? その時点で現実に向き合っていたことだろう。

しかし幸か不幸か辞めているので、そのまま定年などと言う
言葉にも無頓着で過ごしたせいで、未だに同じ業種に再就職
できるような錯覚があり、改めて自分の齢を認識して今更ながら
愕然としてしまう。

もうそんな齢なんだ・・・

最近、他人さまの齢もよく解らない。
英会話カフェに来るKさんを70代だと勝手に思い込んで
いたら、自分より1歳年上なだけだった(失礼しました)。

事務所の階上に住んでいるお方は、足が悪いからと事あるごとに
言い、階段下の除雪をするわたしにお礼の言葉ばかり言うが、
近くのスーパーまでスタスタ歩いてけっこう大きめの買いもの袋を
さげて帰ってくる。

ちなみにわたしは歩いて行く元気(?)はなく、車で行く。
ま、車があるからつい使うのだが。

で、彼女は内科に整形外科にあとなんだっけ? とにかく
週に3日は病院通いだと言う。

なので彼女は足が悪くて持病のある高齢女性として、わたしは
認識していたのだが、もしかしたらわたしと齢はたいして
変わらないのでは?とも思っている。

骨折して以来杖を持ち歩くようになった姉は、杖を使って
いるときは、街中の人々の反応が明らかに違い、やさしく
労わってくれる感じがすると言っていた。

骨折する前は、齢の割には早足で歩くと自慢していた姉だったが。

とにかく今の高齢者は一見元気に見えても、ペースメーカーを
入れているとか、なんかよく解らない。

夫ももう見かけは以前と変わらないほど回復したが、以前の
ような筋力はないという。

わたしは少しおかしいのか、若いときより逆に体力や筋力が
ついたみたいで、どこが痛いとかほとんど言ったことがないので
(実際は痛くもなるが、日常的にはない)全く労わられていると
いう思いを味わうことがない。

逆にけっこうシンドイ思いをしているというのに、ハッパをかけられる
ほうが多い。なんでわたしだけ甘えさせてくんないだろ?と
僻んでしまう。

なのでこの際少し年齢を意識して、どこそこが痛いと訴えるとか、
猫背気味に歩くとか、少しづつ老いをアピールするほうが自然なのでは
ないかと考えるのだが、果たして気にかけてもらえるでしょか?


コメント (2)
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