今朝の日経によると、
OECD(経済協力開発機構)が加盟各国の
国民の暮らしの「幸福度」を評価した結果を
公表したとの記事があった。
それによると、経済面では
日本は家計の可処分所得はOECDの平均以上。
家計資産は同平均の約2倍
15~64歳の労働年齢人口で有給の仕事に
ついている割合は70%(同平均は65%)
失業率も同平均より低く、労働時間も少ない。
教育面でも、学歴や読解力は上位、平均寿命は
トップ。
しかし「多くの幸福指標で平均以上」なのに
生活に満足している日本人は40%で、
平均の59%を大きく下回ったそうだ。
折りしも昨日、夫の友人だったY氏からの
手紙が会社に送られてきた。
わたしが郵便受けの中から見つけ、驚いた。
夫に手渡しながら
私「急に何を書いてきたんだろ?どうせロクな
ことじゃないよネ」
今の我々の経済状況に、このY氏は少なからず
関与していた。
20年前、夫の会社にいたY氏の取った行動で、
わたしの人生も、思い描いていたものとは、
180度ちがったものになってしまった感は
ある。
しかし、夫もわたしも、Y氏に対する感情は
棚上げし、現実に対処するだけで精一杯の
仕事に追われて生きてきた。
未だ経済的には不安定だし、足らないこと
だらけで、満足しているわけでもないが、
不平・不満の思いは湧いてこない。
Y氏に対する思いなど、20年もの間には
とっくに雲散霧消していた。
一方のY氏は、送られてきた手紙によると、
恩を仇で返したような自分の20年前の
行為の罰が、今降りかかっているというので
ある。
贅沢したいわけではなく、平穏な普通の
暮らしがしたい思いなのに、最低の生活
さえままならないと。
で、謝罪の言葉が書かれていた。
わたしは、Y氏に罰が下ったとは思わない。
(神様は人間に罰など与えないとわたしは
思う)
単なる自分の驕りによる判断ミスだと。
夫の会社から、突然同僚A氏とその他数名を
引き連れて別会社を設立。
しかし自分は社長にはならなかった。
で、一年も経たないうちにケンカ別れで
分裂。
こっちの行為のほうが致命的なのである。
仲間割れしないで、社長になったA氏に
しがみついているべきだったのだ。
とにかく何をしても、どこにいても、結局
不満が出て来たり、嫉妬する性格が、自分の
人生を決めていっただけのように思う。
いくらバブル期だったとはいえ、自分の
奥さんまで正社員の事務職でいられたのが、
あとにも先にも夫とA氏の会社だった幸運を
認識すべきだったのだ。
「自分なりに色々頑張って働いて来たが、
暮らし向きは一向に改善されず、家内に
迷惑の掛け通しの有様」とある。
奥さんはY氏のすることには、いっさい
反対せず文句も言わず従うタイプで、その後
仕事を掛け持ちしたり、働き尽くめだった
らしい。
わたしはそれも立派だとは思わない。
自分の夫に「バカじゃないの!」と言うべき
だったのだ。真剣に。
Y氏が20年後に自責の念に駆られて、謝罪
しようとしまいと、わたしたちの過去にも
未来にも、もはやなんの関わりもない。
どんなに人生がままならなくても、それは
誰のせいでもないし、幸福感は自分で創造
していくものだと思うからだ。
OECD(経済協力開発機構)が加盟各国の
国民の暮らしの「幸福度」を評価した結果を
公表したとの記事があった。
それによると、経済面では
日本は家計の可処分所得はOECDの平均以上。
家計資産は同平均の約2倍
15~64歳の労働年齢人口で有給の仕事に
ついている割合は70%(同平均は65%)
失業率も同平均より低く、労働時間も少ない。
教育面でも、学歴や読解力は上位、平均寿命は
トップ。
しかし「多くの幸福指標で平均以上」なのに
生活に満足している日本人は40%で、
平均の59%を大きく下回ったそうだ。
折りしも昨日、夫の友人だったY氏からの
手紙が会社に送られてきた。
わたしが郵便受けの中から見つけ、驚いた。
夫に手渡しながら
私「急に何を書いてきたんだろ?どうせロクな
ことじゃないよネ」
今の我々の経済状況に、このY氏は少なからず
関与していた。
20年前、夫の会社にいたY氏の取った行動で、
わたしの人生も、思い描いていたものとは、
180度ちがったものになってしまった感は
ある。
しかし、夫もわたしも、Y氏に対する感情は
棚上げし、現実に対処するだけで精一杯の
仕事に追われて生きてきた。
未だ経済的には不安定だし、足らないこと
だらけで、満足しているわけでもないが、
不平・不満の思いは湧いてこない。
Y氏に対する思いなど、20年もの間には
とっくに雲散霧消していた。
一方のY氏は、送られてきた手紙によると、
恩を仇で返したような自分の20年前の
行為の罰が、今降りかかっているというので
ある。
贅沢したいわけではなく、平穏な普通の
暮らしがしたい思いなのに、最低の生活
さえままならないと。
で、謝罪の言葉が書かれていた。
わたしは、Y氏に罰が下ったとは思わない。
(神様は人間に罰など与えないとわたしは
思う)
単なる自分の驕りによる判断ミスだと。
夫の会社から、突然同僚A氏とその他数名を
引き連れて別会社を設立。
しかし自分は社長にはならなかった。
で、一年も経たないうちにケンカ別れで
分裂。
こっちの行為のほうが致命的なのである。
仲間割れしないで、社長になったA氏に
しがみついているべきだったのだ。
とにかく何をしても、どこにいても、結局
不満が出て来たり、嫉妬する性格が、自分の
人生を決めていっただけのように思う。
いくらバブル期だったとはいえ、自分の
奥さんまで正社員の事務職でいられたのが、
あとにも先にも夫とA氏の会社だった幸運を
認識すべきだったのだ。
「自分なりに色々頑張って働いて来たが、
暮らし向きは一向に改善されず、家内に
迷惑の掛け通しの有様」とある。
奥さんはY氏のすることには、いっさい
反対せず文句も言わず従うタイプで、その後
仕事を掛け持ちしたり、働き尽くめだった
らしい。
わたしはそれも立派だとは思わない。
自分の夫に「バカじゃないの!」と言うべき
だったのだ。真剣に。
Y氏が20年後に自責の念に駆られて、謝罪
しようとしまいと、わたしたちの過去にも
未来にも、もはやなんの関わりもない。
どんなに人生がままならなくても、それは
誰のせいでもないし、幸福感は自分で創造
していくものだと思うからだ。