ろうばのつぶやき

もはや逆らえないわが身の老化と世の中のIT化、パソコンを前にひとりつぶやく昨今。

20年後

2011-05-25 18:50:50 | 雑感
今朝の日経によると、

OECD(経済協力開発機構)が加盟各国の
国民の暮らしの「幸福度」を評価した結果を
公表したとの記事があった。

それによると、経済面では

日本は家計の可処分所得はOECDの平均以上。

家計資産は同平均の約2倍

15~64歳の労働年齢人口で有給の仕事に
ついている割合は70%(同平均は65%)

失業率も同平均より低く、労働時間も少ない。

教育面でも、学歴や読解力は上位、平均寿命は
トップ。

しかし「多くの幸福指標で平均以上」なのに
生活に満足している日本人は40%で、
平均の59%を大きく下回ったそうだ。


折りしも昨日、夫の友人だったY氏からの
手紙が会社に送られてきた。

わたしが郵便受けの中から見つけ、驚いた。

夫に手渡しながら

私「急に何を書いてきたんだろ?どうせロクな
  ことじゃないよネ」

今の我々の経済状況に、このY氏は少なからず
関与していた。

20年前、夫の会社にいたY氏の取った行動で、
わたしの人生も、思い描いていたものとは、
180度ちがったものになってしまった感は
ある。

しかし、夫もわたしも、Y氏に対する感情は
棚上げし、現実に対処するだけで精一杯の
仕事に追われて生きてきた。

未だ経済的には不安定だし、足らないこと
だらけで、満足しているわけでもないが、
不平・不満の思いは湧いてこない。

Y氏に対する思いなど、20年もの間には
とっくに雲散霧消していた。

一方のY氏は、送られてきた手紙によると、
恩を仇で返したような自分の20年前の
行為の罰が、今降りかかっているというので
ある。

贅沢したいわけではなく、平穏な普通の
暮らしがしたい思いなのに、最低の生活
さえままならないと。

で、謝罪の言葉が書かれていた。


わたしは、Y氏に罰が下ったとは思わない。
(神様は人間に罰など与えないとわたしは
 思う)

単なる自分の驕りによる判断ミスだと。

夫の会社から、突然同僚A氏とその他数名を
引き連れて別会社を設立。

しかし自分は社長にはならなかった。
で、一年も経たないうちにケンカ別れで
分裂。

こっちの行為のほうが致命的なのである。
仲間割れしないで、社長になったA氏に
しがみついているべきだったのだ。

とにかく何をしても、どこにいても、結局
不満が出て来たり、嫉妬する性格が、自分の
人生を決めていっただけのように思う。

いくらバブル期だったとはいえ、自分の
奥さんまで正社員の事務職でいられたのが、
あとにも先にも夫とA氏の会社だった幸運を
認識すべきだったのだ。

「自分なりに色々頑張って働いて来たが、
 暮らし向きは一向に改善されず、家内に
 迷惑の掛け通しの有様」とある。

奥さんはY氏のすることには、いっさい
反対せず文句も言わず従うタイプで、その後
仕事を掛け持ちしたり、働き尽くめだった
らしい。

わたしはそれも立派だとは思わない。

自分の夫に「バカじゃないの!」と言うべき
だったのだ。真剣に。


Y氏が20年後に自責の念に駆られて、謝罪
しようとしまいと、わたしたちの過去にも
未来にも、もはやなんの関わりもない。

どんなに人生がままならなくても、それは
誰のせいでもないし、幸福感は自分で創造
していくものだと思うからだ。
コメント (2)
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続 5シーズン目  

2011-05-25 16:34:24 | 
なかなか気温が上がらない。

猛暑の昨年でも今時期まで寒かったので、
夏野菜の定植は5月末にしたと思う。

だから、今年も今週末にでも苗を買いに
行こうと思っていた。

しかし、「いつ植えるの?」「まだ植えないの?」

今年は聞かれることが多い。

思えば昨年も、わたしは休日だから植えたのに、
毎日が休日のお方々も一斉にナスなどを植えた。

C夫人は「奥さんが植えたら植えるわ」と今年は
はっきり追従のかまえをしながら、そのくせ
しびれを切らしている。

わたしよりずっとベテランなんだから、
自分の判断ですればいいと思うのだが。

昨日の朝も今朝も「まだ早い?」と聞かれた。

たしか兄弟・親戚が農家のような話をして
いたと思うが、なんでわたしに聞くわけ?

わたしは気温の推移しか参考にしていない。
ここ数日、やっと最低気温が10度Cを超え
たが、来週始めにはまた一桁の予報で困って
いる。

週末も雨が降りそうだし・・・

仕事が入ると時間がなくなるので、明日から
少しづつでも植えられるように、取りあえず
苗をゲットしに行ってきた。

農家兼販売店のおじさんが、今年はお客の
出足が遅いと言っていた。

露地栽培の家庭菜園では、地温が上がって
くれないことには、どうしようもないのダ。
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