◎明治初期の難読漢字(その9)
本日は、130から146までの漢字を解読していただきたい。□□は、現代かなづかいで表記したときの字数を示す。配列は、現代かなづかいで表記したときのアイウエオ順である。出典は、川上広樹輯・松本操貞校『小学仮字格』(甘泉堂、明治七年三月彫刻)。
なお、「囚人」の読みは、「しゅうじん」ではない。
130 所見 □□
131 汀 □□□
132 鬟 □□□
133 聾 □□□□
134 蚯蚓 □□□
135 木菟 □□□□
136 狢 □□□
137 胸懸 □□□□
138 瞽 □□□
139 囚人 □□□□
140 瑪瑙 □□□
141 萌黄 □□□
142 錑 □□
143 百舌 □□
144 悶 □□□
145 基 □□□
146 紅葉 □□□
109~129の解答(「その8」の分、読みは現代かなづかいによる)
109 単 ひとえ
110 瘭疽 ひょうそ
111 鶸 ひわ
112 梟 ふくろう
113 蘭 ふじばかま
114 艤 ふなよそい
115 篩 ふるい
116 瓶子 へいじ
117 竈 へっつい
118 諂 へつらい
119 疱丁 ほうちょう
120 葬 ほうぶり
121 炮烙 ほうろく
122 厚朴 ほおのき
123 干飯 ほしい
124 賂 まいない
125 賄 まかない
126 禁厭 まじない
127 大夫 ますらお
128 纏 まとい
129 円坐 まどい