◎明治初期の難読漢字(その8)
本日は、109から129までの漢字を解読していただきたい。□□は、現代かなづかいで表記したときの字数を示す。配列は、現代かなづかいで表記したときのアイウエオ順である。出典は、川上広樹輯・松本操貞校『小学仮字格』(甘泉堂、明治七年三月彫刻)。
なお、119の「疱丁」の「疱」は原文のまま。
109 単 □□□
110 瘭疽 □□□□
111 鶸 □□
112 梟 □□□□
113 蘭 □□□□□
114 艤 □□□□□
115 篩 □□□
116 瓶子 □□□
117 竈 □□□□
118 諂 □□□□
119 疱丁 □□□□□
120 葬 □□□□
121 炮烙 □□□□
122 厚朴 □□□□
123 干飯 □□□
124 賂 □□□□
125 賄 □□□□
126 禁厭 □□□□
127 大夫 □□□□
128 纏 □□□
129 円坐 □□□
91~108の解答(「その7」の分、読みは現代かなづかいによる)
91 鉹 ねじ
92 侫人 ねじけびと
93 咽吭 のむどぶえ
94 暴風 のわき
95 鮠 はえ
96 梔 はじ
97 弾 はじき
98 衂 はなぢ
99 唐棣花 はねず
100 柊 ひいらぎ
101 鵯 ひえどり
102 蘖 ひこばえ
103 臂 ひじ
104 醤 ひしお
105 鹿尾菜 ひじきも
106 泥 ひじりこ
107 枅 ひちぎ
108 蹄 ひづめ
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