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ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

「踊り子」4曲

2025-01-11 21:28:24 | うた

年が明けて10日余りがたった。

年が明ける前夜、恒例の紅白歌合戦があった。

元旦マラソンに出なくなったから、ゆっくり見ることはできる。

でも、遅くまで起きていると体調を崩すことが多いから、後半は録画して年が明けてから何回かに分けてゆっくり見た。

全体を通して、昔の曲や何十年ぶりの出演者なども多く、われわれ年配者にも楽しめる楽曲の構成になっていたのはうれしかった。

 

それとは別に、今はやりの歌で「いいね!」と思える歌に出合うのも楽しい。

われわれには、カラオケでとても歌えないような、Creepy Nuts の「 Bling‐Bang‐Bang‐Born」やこっちのけんとの「はいよろこんで」などは、やっぱりパワーを感じ、売れるだけあるな、と思った。

 

ほかに気に入ったのが、Vaundyの「踊り子」という曲だった。

YOUTUBEのプロモーションビデオで、こんな歌。(なお、出てくるこの女性は、VAUNDYじゃないからね。VAUNDYは男性だから。)

 

回り出した あの子と僕の未来が止まり

どっかで またやり直せたら

というフレーズが何度か繰り返されるところをみると、これもきっと失恋の歌なんだろうな。

とぅるるる とぅるるる とぅるる」のくり返しもいろいろ思わせてくれる。

これを擬音だと仮定すると、まるで何度鳴らしても出てくれない電話のようでもある。

まあ、最近のスマホだとどう感じるか、分かんないけどね。

そうなら、いささかつらいなあ…。

でも、この曲はメロディも口ずさみやすく、紅白の番組の中で一番気に入ったのだ。

 

ところで、「踊り子」という曲名を聞いたときに、私は、懐かしいな、と思ったよ。

なぜかと言うと、ほかに3曲知っているからね。

まずは、学生時代に聴いた歌に、同名の曲があったのだ。

それは、下田逸郎の「踊り子」(1974年)。

恋の終わりはいつも同じ 

だけど今度だけ違うの なにかが

まわる人生のステージで

踊るあなたの手震えて きれいね

…と始まる歌。

あなた愛して気づいたことは

そうね私もいつかは死んでゆくこと

…という部分には、愛と死がくっついていて、暗さがあり、メロディーからもこの歌は悲恋を歌っているのだと感じていた。

震えるような声で歌う下田逸郎の声が好きだった。

 

1976年に4人組が歌った曲にも「踊り子」はあったのだ。

その曲は、フォーリーブスが歌った「踊り子」。

私は踊り子よ 振る舞いのお酒にも

気軽く酔うような 浮草の踊り子

阿久悠の作詞、井上忠夫の作曲だった。

この歌は、まさしく踊り子を職としている女性の歌。

1番でも2番でも、「このまま別れて行きましょう 短い夢と割り切って

というフレーズがある歌だから、やはり別れを歌った歌。

 

私自身としては、一番せつなかった「踊り子」は、1983年に出た村下孝蔵の曲。

同年に「初恋」がヒットした後に出た曲がこの「踊り子」。

私はこの歌が好きで、よくカラオケで歌ってきた。

 

答えを出さずに いつまでも暮らせない

バス通り裏の路地 行き止まりの恋だから

…と始まるが、のっけから「行き止まりの恋」なものだから、せつなさが歌われている。

つまさきで立ったまま 二人愛してきた

狭い舞台の上で ふらつく踊り子

…と歌っていたが、そのあとは、

若すぎたそれだけが すべての答えだと

気づいた

…と歌っている。

「若すぎた」と結論を出しているから、これまた悲恋だということか。

 

紅白歌Vaundyの「踊り子」から、過去の3曲を思い出した。

このように、「踊り子」という曲を4曲知っていることになるが、不思議なもので、すべて別れにつながる悲しさのある歌だという共通点がある。

「踊り子」=「悲恋」ですか…。

まあ、恋や愛を歌う歌には別れがつきもので、それがあるから歌がインパクトのあるものになるのだけどね。

下田逸郎の曲のように「まわる人生のステージ」で生きている私たちは、

村下孝蔵の曲のように「狭い舞台の上でふらつく踊り子

でもある。

あぶなっかしくても、自分の人生という舞台を踊るように生きていかなくては、ね。

 

「踊り子」というと、このドガの絵も連想してしまう…。

 

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ひと晩寝て起きたら、大雪だった

2025-01-10 21:45:14 | 自然・季節

 

2日前に予想したとおり、昨日の朝は、やっぱり雪が積もっていて、除雪車が通って行った。

除雪車が通ると、両脇に雪を残していく。

だから、車庫前などの除雪作業が必要になった。

それでも昨日は、積雪量は30cmに満たないくらいだった。

ただ、非常に湿気を含んだ雪だったから重くて、動かすのが大変だった。

 

そして、今朝、前日よりはるかに多くの雪が積もっていた。

前日の夕方は、ほとんど積もっていなかった場所が、こうして30㎝定規を差してみると、25㎝くらいの新雪が積もっていた。

 

中庭で、積雪量が分かるように印を付けた棒で調べてみた。

雪の上の青い印(矢印の先)は60㎝を指す。

その下の50㎝の印(黄色)が見えないので、雪を少し掘ってみたらそれが出てきた。

ということは、積雪量は55㎝くらいだったということだ。

平野部なのに、ひと晩に結構積もったなあ。

 

車庫前は、前日は、除雪車が通った後は、雪の塊でも30㎝に満たない程度の積雪だった。

【昨日の朝】

ところが、今朝は、ドーン!!

【今日の朝】

高いところで70~80㎝の雪の塊が置き去りにされていた。

気温が前日より低かったせいか、その雪の塊が前日ほど重くなかったのがラッキーと言えばラッキーだった。

 

とはいえ、前日よりもたくさんの雪を運ぶのに、たくさんの往復回数が必要だった。

汗をかきかき、数十分かけて除雪した。

午後に出かけて歩いてみると、積雪量が多いから、歩道は除雪されても両側が壁となっている細い道になっていた。

 

今冬はここまであまり積もらなかったから、今日は大雪だと感じた。

現在は、大雪でも、朝、出勤するわけではないから、急がずに除雪できるのがいい。

以前現職時代は、大雪の時は急いで除雪し、あわてて朝食を食べ、悪路の雪道に苦戦しながら遅刻しないようにあせりながら車を運転していく生活だったのだから。

 

大雪で全国各地で雪の事故や交通事故が起きている。

雪の降る地域の皆様、どうかお気をつけて。

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「僕らの青春 下町高校野球部物語」(半村良著; 河出書房新社)を読んで

2025-01-09 21:02:23 | 草木花

半村良という小説家がいた。

1975年には、直木賞を受賞しているのだが、授賞対象となったのは『雨やどり』という人情小説であった。

私は、その辺のことはよく知らず、半村良氏は、SF作家だと思っていた。

学生時代には、氏の「妖星伝」を文庫本で発行されるたびに買って読んでいた。

50年近く前になってしまうので、どんな話でどんなところが面白かったのか、今はまったく覚えていない。

ただ、その「妖星伝」がラストまで読まないで終わったことだけは覚えている。

なんでも、完結編が発行直前で中止されたのだったという。

先日調べたら、中止の15年後の1995に完結編が出されていたのだという。

かといって、話を何も覚えていないのだから、今さら完結編を読んでもピンとこないだろうなあ。

 

その半村良氏の単行本を図書館で見つけた。

その書名が「僕らの青春 下町高校野球部物語」という。

河出書房新社からの出版だったが、その出版日が2010年6月30日となっていた。

あれ?

半村良氏は、2002年に亡くなっている。

それなのにそれから8年もたって、著者が亡くなっているのに本書が出版されているのは何か分からないけど、わけがあったのだろうな。

さらに、巻末を見ると、

初出=「東京中日スポーツ」1978年4月3日~9月30日

となっていて、驚いた。

私が「妖星伝」を読んでいた頃とだいたい同じではないだろうか。

そんな連載をしていたことなんか知らなかったよ。

 

本書には、「伝奇、SF,人情小説などで知られる作家が時代へのメッセージとして書き残した青春小説」と紹介があった。

半村良の青春小説なんて、私の知らなかった世界だ。

ということで、借りて読んでみた。

 

舞台は、東京の公立の超進学校。

部活などにはまったく力を入れずに、勉強、勉強の学校生活。

それなのに、野球の天才が9人そろっていることが分かる。

進学のための、将来エリートになるためだけの今だったが、今じゃないとできないことをしたくなった彼らが、1試合だけやって強豪校を倒そうと企画する。

「将来のためじゃない、今を生きてるんだ」という言葉はいいなあ。

…野球という居場所を見つけて、生き生きとプレイしている姿はとてもよかった。

特に、マネージャーを務める「ダッシュ」と呼ばれる男子が主役級の存在なのだが、活動を重ねるごとにたくましく成長していくのがいい。

 

また、勉強一辺倒だと思っていた高校の先生や登場人物の親たちも、自分の意志を貫こうとする球児たちの言動に、反対していたのが後押しするようになっていくのも楽しい。

ただ、1試合だけのはずが、結局甲子園大会の予選に出て、簡単に勝ち進んでしまうのは、ちょっとね…。

 

1978年は、まだこのような時代だったのだなあ、と自分の学生時代を思い返していた。

私の高校時代と3,4年くらいしか離れていないから、勉強だけの高校生活なんてまっぴらだと私も思った。

私も、高校1年の今ごろになって、卓球部に入部したのだった。

中学校では文化部に所属しながら、ほぼ帰宅部だった私。

高校1年の3学期になって、このまま大人になりたくない、と思った。

そこで、好きだった卓球をしようと、初めて運動部に入ることを決めたのだった。

自分にとっては、大決心だった。

その大決心があったから、人生が変わったと言えるのだ。

「将来のためじゃない、今を生きてるんだ」

と本書の登場人物は言っているけれど、

あの頃の私も、

「将来のためじゃない、今は2度とないんだ」

と思って、高1の3学期に決心したのだったなあ。

 

勉強第一で部活に消極的な高校で、野球の対外試合を目指す物語。

本書は、半村良の名につられて借りたのだったが、読み進むうちに、自分の高校時代のターニングポイントを思い出させる働きをしたのだった。

そう言う意味で、自分にとってよい本を借りたと言えるのかもしれないな。

 

 

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今冬初の、まとまった(?)積雪

2025-01-08 21:27:53 | 自然・季節

首都圏ではこのくらいだと大雪なのだろうけど、当地では今冬初めてと言っていいだろう、今朝は、積雪10㎝を超える、まとまった雪が積もっていた。

 

夕方のNHK新潟のニュース。

県内は冬型の気圧配置が強まり、大気の状態が非常に不安定になっていて、山沿いを中心に雪が降っています。

これから、山沿いを中心に平地でも大雪となるところがある見込みで、気象台はこれから10日にかけて大雪による交通への影響に十分注意するよう呼びかけています。

10日にかけては、山沿いを中心に平地でも降雪量が多くなり、大雪となるおそれがあります。

また、予想よりも寒気が強まったり同じ地域で雪が降り続いたりした場合は、10日にかけて警報級の大雪となる可能性があります。

…と雪に注意するようにとのことだった。

不要不急の外出は控えるように、と強調されもした。

 

今冬初めての10㎝強の積雪の朝。

このくらいだと、住宅地まで除雪車は入って来ない。

また、歩道除雪もなされていなかった。

外出の用があって歩いて出かけたのだが、歩道は除雪されていないうえに、車道から飛ばされる水が飛んできて大変。

なぜ水が飛ぶかというと、雪国特有の消雪パイプから出された水が、道路の凸凹にたまっているのだが、それをスピードを緩めない車が跳ね飛ばしていく。

くそっ。やられたよ。

 

1日中雪が降るには降っていたけれど、夕方帰る頃までに増えた積雪量は3㎝ほどだった。

歩道には、小型の除雪機が通った跡があって、歩きやすくなっていた。

 

だけど、それから2時間あまりたって、7時過ぎに外に出て様子を見てみたら、積雪は20㎝以上あって歩きにくくなっていた。

コンポストの上にも、こんなに雪が。

それにしても、今のスマホのカメラって優秀だね。

雪明りもあるかもしれないけれど、結構暗くなっているのに、この3枚のようなはっきりした写真が撮れるんだもんね。

ちょっと前のデジカメでもこうはいかなかったよ。

 

さて、明日明後日までにどのくらい降るかな?

先ほどのニュースでは、

9日午後6時までの24時間に降る雪の量はいずれも多い所で、中越と下越の山沿いで70センチ、上越の山沿いで40センチ、中越と下越の平地、佐渡で20センチ、上越の平地で10センチと予想されています。

…だそうだ。

恐れるには足りないかもしれないが、除雪車が来た後の、体力勝負の除雪をがんばるつもりで、心身備えておこう。

 

 

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アルビレックス新潟、2025シーズン選手の顔ぶれ固まる

2025-01-07 19:19:20 | アルビレックス新潟

昨日の午後3時過ぎ、多くのアルビレックス新潟サポーターは、ホッとしたのじゃないかな?

その出来事とは、藤原奏哉選手の契約更新が発表されたことだった.

彼は、昨季アルビレックス新潟の選手の中で、替えのきかない選手として、リーグ戦ほとんどの試合に出ていたからね。

どこかのチームに取られるんじゃないかと、気が気じゃなかったのだ。

これで、全選手の契約関係が終わったと見ることができる。

 

昨季終了後、アルビレックス新潟の寺川強化部長は、「今までにないくらい選手の入れ替わりがある」という発言をしていた。

最終戦の前に、DFトーマス・デン、MF島田、FW鈴木の退団は発表されていた。

その後、寺川部長の言葉を裏付けるように、リーグ戦の主力ゴールキーパーだった小島のJ1柏レイソルへの移籍が発表された。

ルヴァン杯や天皇杯でのゴールキーパーだった阿部も、J2ジュビロ磐田への移籍となった。

ルヴァン杯の得点王だった長倉も、J1浦和レッズに移籍することになった。

そのほかの退団選手は、

MF松田➡J1横浜Fマリノス(期限付き移籍満了)

DF遠藤➡J2いわきFC

DF長谷川(巧)➡J2ブラウブリッツ秋田

MF石山➡J3松本山雅(育成型期限付き移籍) 

GK西村➡J3松本山雅(育成型期限付き移籍) 

 

こうして見ると、主力と言えた選手の流出は、GK小島とFW長倉の2人になるのだろうか。

それは、チームの戦力維持という点で見てみると、ガタガタになるほどの主力流出とはならなかったと見ることができる。

特に、心配していたMF秋山、DF藤原らは、今の戦い方をするアルビには欠かせない存在だったから、どうか移籍しないでと、みんな祈るような思いでいたのだった。

最後の契約更新のニュースが、心配していた藤原のものだったから、安堵したのだった。

 

松田は、期限付き移籍で新潟に来ていた選手だから、もともとはマリノスの選手。

ほかの選手たちは、出場機会を求めての移籍ということになるだろうか。

J1新潟から来た選手ということで、活躍が求められているはずだから、その期待に応えてほしいと思う。

また、期限付き移籍の選手は、石山と西村の他に3人いる。

DF森(璃太)➡J3栃木SC

MFシマブク➡J2藤枝期限付き移籍延長

MF吉田➡J3讃岐期限付き移籍延長

いずれも、まだ20代前半だから、力をつけてまた新潟に帰ってきてほしいと思う。

それぞれが、自分の武器を持っているはずだから、それを磨いてきてほしいものだ。

 

反対に、新たにチームに加わる選手たちだが、

GK田代 琉我⇦J2ロアッソ熊本

DF森 昂大 ⇦J2徳島ヴォルティス

MF落合 陸 ⇦J1柏レイソル(24季はJ2水戸に期限付き移籍)

MF新井 泰貴⇦J2藤枝MYFC

FW若月 大和⇦J2レノファ山口

…と、J2から精鋭を集めてきたように感じる。

同様に期限付き移籍からの復帰組の顔ぶれは、

GK藤田 和輝⇦J2ジェフ千葉

DF岡本 將成⇦J2鹿児島ユナイテッド

MF大竹 優心⇦J3横浜YSCC

FW矢村 健 ⇦J2藤枝MYFC

…と、彼らもJ2で複数年もまれ、実績を残してきた顔ぶれが多い。

さらに、高校・大学時代から入団契約を結び2種登録されていた選手たち。

GK内山 翔太⇦アルビユースU-18からトップ昇格

DF稲村 隼人⇦東洋大

MF笠井 佳祐⇦桐蔭横浜大 

稲村は、2種登録ながら、ルヴァン杯決勝や終盤のリーグ戦では、先発出場していたすでに主力の選手。

笠井も、大学ではFWとしても活躍していたし、ルヴァン杯にも出場していた。

 

選手の数は30人。

昨季も30人でのスタートだったから、あとは新規加入者はないかもしれない。

本当は、背の高く決定力のあるFW、右サイドバックができるDFなどもほしいのだが、まあ欲は張れないか。

 

こうして、新しく加わる選手たちを見ていても、また新しい競争原理が働くのだろうと思う。

J2で活躍し、J1でのプレーを夢見ていた選手たちだから、きっと残留した選手たちに新しい刺激をたくさん与えてくれることだろう。

しかも、彼らは、新潟のサッカーに魅力を感じていたという選手ばかりだから、本当に楽しみだ。

契約を更新した選手たちには、他のチームから誘いがあったけど、新潟に残ったという人も多いことと思う。

彼らは、新潟というチームやその戦い方を愛しているからこそ、今のチームでもっと上に行きたいということを選択したはずだ。

そこに、アルビレックス新潟からの誘いだったから引き受けた、という樹森大介新監督や吉本 岳史 新コーチらの指導が加わり、どのように進化成長していくのか、今はとても楽しみ、と言うしかない。

                【吉本 岳史 コーチ】

明日が、2025シーズンのトップチーム始動日になり、選手・スタッフによる全体ミーティング、新体制発表会見が行われるそうだ。

いいキャンプを送って、2025季のリーグ戦では台風の目のような存在になってほしいと願う。

 

Visca Albirex !!

 

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2025年、走り初め

2025-01-06 17:33:44 | RUN
明け方は冷え込んだけど、午前中久々に晴れ。
 
でも、今日の午後夕方近くから先は崩れるとのこと。
じゃあ、走りに行ってこようか、と10日ぶりのRUN。
まずは、娘との3km。
 
「いのち」の石碑の前で、「今年も見守ってください、よろしく」と、撮影。
 
コースの一部では、日陰の時間が長かった辺りでは、数日前に降った雪がとけて前夜の冷え込みでまだ凍っていたから、ちょっと滑った。
危ない、危ない。
 
でも、その後は2人とも無事に3km走終了。
娘はそこで終わったが、私は、もう少し走りたくて、走り出す。
先日見たロウバイの花をもっと見たいな、と前々回走ったコースをもう一度走った。
 
 
道路は、場所によっては、雪の塊が残っていて、数日前には除雪車が通った跡が残っていた。

だいたいは、陽当たりがよいところを選んだので、歩道の凍った所はとけていた。
1時間くらい前なら、まだ凍って滑りやすかったのだろうなあ。

少し日陰だとやはりまだとけ切っていなくて、少し怖さを感じた。
 
ロウバイの花のポイント到達。
 
寒い日が続いたが、2週間ほどたっているせいか、先日よりも咲いている花もふくらんだつぼみも、ずいぶん増えていた。
 
ここだけ春だなあ。
 
ああ、いい感じだ。
 
これで、目的達成。
あとは帰るだけ。
ここに来るまでは、向かい風だったから、帰り道は少しだけ楽になった。
合計9km走。
2025年の走り初め、気持ちよく無事終了。
キロ6分35秒くらいのジョギング走りになったけど、速くなくてもいいから今年も走れる体でいたいと改めて思ったのでありました。
 
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「ちびまる子ちゃん ありがとう!アニメ化35周年 笑って歌って福来たる 新春1時間スペシャル」を楽しんだ

2025-01-05 21:27:01 | 生き方

作者であるさくらももこさんも、アニメで主役のちびまる子の声を担当してきたTARAKOさんも亡くなってしまった。

だけど、国民的人気を誇るアニメのテレビ放送は続く。

今日の「ちびまる子ちゃん」は、アニメ化35周年・新春1時間SPということで放送されていた。

今日の『まる子、ドリフになる』の巻では、まる子、はまじ、小杉くん、藤木くん、大野くんがお楽しみ会に向けて3の4(3年4組)ドリフターズを結成することになり、なぜか野口さんの下で特訓をしたりして当日を迎える話。

たしかに、ドリフターズの「8時だヨ 全員集合!」はあの時代面白かったものなあ。

今回の『まる子、ドリフになる』の話もよかったけど、ちょっとだけ時代が違っていたのは、メンバーに志村けんが入っていたこと。

まだあのころは、荒井注がメンバーで、志村けんは入っていなかったはずなんだな。

仲本工事の運動のうまさについては、よく心得ていたんだけどね。

まあ、そんな細かいところは気にせず、楽しく見たからまあ、いいことにしよう。

 

そして、『熱唱!ちびまる子ちゃん歌謡祭』の巻では、まる子の両親が司会をして、ちびまる子ちゃんの仲間たちが、楽しい歌謡ショーを届けるという内容。

まる子と友蔵が「てんとう虫のサンバ」(チェリッシュ;1973(昭和48)年)

まる子のお姉ちゃんが「木綿のハンカチーフ」(太田裕美;1975(昭和50)年)

同級生のたまちゃんたち3人が「年下の男の子」(キャンディーズ;1974(昭和49)年)

まる子のおばあちゃんは「真っ赤な太陽」(美空ひばり;1968(昭和43)年)

同級生の永沢くんやはまじたち5人の「学園天国」(フィンガーファイブ;1974(昭和49)年)

それぞれの歌が懐かしいのは、私の高校時代などとからんでくる歌だからだろう。

「てんとう虫のサンバ」は、私が高校2年生の時に流行った歌だった。

人生でたった1度だけ、運動会や体育祭で1位になったことがあったのだが、それは高2の体育祭の1500m走であった。

走っている時に流されていたのが、この「てんとう虫のサンバ」だった。

高1~3年生の15人が走った中でトップとなり、気持ちよく走れたので、高校時代の中でも心に残っている、懐かしい曲だ。

「木綿のハンカチーフ」は、浪人時代の冬に流行った歌だ。

同じ時期に「およげたいやきくん」がバカ売れしていたっけ。

聴きながら、「都会の絵の具に染まりたい」とは思わなかったけれど、早く大学に合格したいとは思ったなあ。

「年下の男の子」や「学園天国」は、高3の2月や3月に出された曲。

自分が卒業する時だったから、あまりお落ち着いて聴いた覚えがない。

ヒットしてからよく聴くようになったというところだ。

そして、「真っ赤な太陽」だけ少し時代が違うが、この歌が出た1968年のころは、グループサウンズ全盛の頃。

この曲を編曲したのは、ブルーコメッツの井上忠夫。

「学園天国」の作曲・編曲も実は井上忠夫によるものだったというのが面白い。

 

まあ、こんなふうにちょうど1970年代の私の高校時代の前後の曲ばかりが扱われていたので、とても楽しかった。

 

そして、「ちびまる子ちゃん」は、「サザエさん」同様に、これからも長く続いていくのだろうなあ。

12年前に清水を訪ねたときに、清水はちびまる子ちゃんだらけだったことを思い出した。

これからもこのアニメを見て、自分が若いころのことを思い出しながら、童心に帰って楽しませてもらうことにしよう。

 

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「冷たい恋と雪の密室」(綾瀬隼著;ポプラ社)を読む 

2025-01-04 17:11:17 | 読む

1月といえば、雪の季節。

近年の降雪量・積雪量はかつてほどではなくなったとはいうが、いざ降るとなると「やめてくれ!」と叫びたくなるほど降るときがある。

今、北海道や青森などはそんな状況かもしれない。

新潟県内でも、上・中越地方の山沿いではかなりの大雪になっていて、「雪よ降るな」と言いたい地域もあるだろうと思う。

幸い私の住む地域では、平野部ということもあってさほどでもなく、今朝でも5cmくらいの積雪であり、その後積もっていないので助かっている。

 

だが、平野部であっても、いざ降り出すとひどい雪になることもある。

2018年の1月には、JR信越線の列車が大雪のために三条市内で立往生となって、乗客約430人がおよそひと晩、列車内に閉じ込められるという出来事があった。

15時間半という長時間に及んだから、これに対しては、当時の菅官房長官が不快感を表明したりもした。

大手の新聞社など、メディアもJRや新潟県知事のバッシングに走ったりしたという記憶がある。

なぜ途中で乗客を降ろせないか、なぜ救助に行けないかということが、雪国でない人たちには到底わかってもらえないゆえのバッシングであったことだろう。

 

前置きが長くなった。

本書「冷たい雪と雪の密室」については、昨年末の新潟日報の書籍の紹介ページに出ていた。

上記の立往生の列車を舞台にした作品だったので、興味を持った。

当市内の本屋に行くと、店頭に並んでいたのを見たことがある。

昨秋に出た、高校生が主役の恋愛を描いた本だった。

60代後半のオッサンが買うにはちょっとひけるので、図書館で検索してみたらあったので、幸い借りることができた。

 

発行元のポプラ社は、本の内容について、次のように紹介している。

 

2018年1月11日。

新潟県三条市で、JR信越線が大雪で立ち往生するという事件が発生。

高校生男女たちも電車に閉じこめられ、

15時間”密室”となった車内で、熱い恋が動き出す……!

実際に起きた事件を基に、ラストの思いがけないどんでん返しまで鮮やかに描き切る、綾崎隼、待望の恋愛ミステリ。

 

センター試験2日前、歴史に残る最強寒波が新潟県全域を襲った。

放課後、受験勉強を終えた三条市の高校三年生、石神博人は大雪の中、最寄りの三条駅に着いたが大混雑で電車は全然来ない。自宅のある帯織駅までは2駅とはいえ約7キロあり、この天候で歩いて帰るのは難しい。

18時過ぎ、やっと来た電車に乗り込むと、大混雑の車内で偶然地元の友人、櫻井静時と遭遇する。久々の再会を喜んでいるとき、そのスマホに博人が想いを寄せる幼馴染み、三宅千春からメッセージが届いたのを見てしまう。しかも静時は気づいたはずなのにメッセージを開かず、通知は300を超えていた。密かに動揺する博人だったが、同じ電車に千春も乗っていて……?

はからずも雪の密室に囚われた夜、高校生たちは誰かを強く想った。逃げ出すことさえ許されない電車内で、祈るように未来を思った。

――これはそんな夜に起きた、たった一晩の、まだ愛には至らない恋の物語。

 

…このように紹介されていた。

紹介ではあまり聞きなれない「恋愛ミステリ」とも書いてあった。

 

さっそく読んでいく。

本書は、実際に起こったその列車立往生トラブルをもとにして、その密室の列車内で高校生たちの友情がからんだ恋愛が動いていくという物語。

雪に閉ざされ停車して動けなくなった列車の中という、逃げられない状況の中で、もう一つ恋愛を巡って逃げられない人間関係のストーリーが展開していく。

なるほど、「恋愛ミステリ」だわ、これは。

登場人物たちの、列車内に閉じ込められ、動けない追い込まれた状況と、せっぱ詰まった恋愛の状況が、話に緊迫感を生んでいた。

愛に対する執着心が、さらに重苦しさを増していった。

最終的にどう決着するのだろう、という好奇心で一気に読んでしまった。

読み終わったときには、まるで閉じ込められた列車から解放されたように、重苦しさから解放されたように感じた。

 

設定が実際にあった出来事であり、そこで時間の進展とともに起こったことをよくとり混ぜてストーリーを展開していた。

作者は1981年新潟県生まれと書いてあるが、あとがきの一部にこう書いている。

私は、真冬に生まれ、雪国で育っています。

試験前日の朝まで雪に囚われた高校生たちが経験する恋模様。

自分が書くべき物語な気がしました。

 

着想が新鮮だった。

事実をもとにした恋愛ミステリ。

最後まで結末が予想できずに読んでいったよ。

登場人物たちの純粋な思いに、若さと怖さを感じながら。

 

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残念。立教大、箱根駅伝シード権獲得ならず

2025-01-03 19:11:32 | スポーツ

箱根駅伝2日目、復路。

青学大、大会新記録で総合優勝。

復路だけの記録では、青学大も大会新記録だったが、駒澤大がそれを上回る大会新記録で復路優勝だった。

わが母校立教大学は、残念ながら、総合13位。

10位までに与えられるシード権獲得はならなかった。

往路は8位だったが、復路の結果は12位。

総合10位には届かなかった。

 

前日の往路の結果では、8位だった。

7位 城西大 8時05分57秒
8位 立教大 8時07分26秒
9位 東洋大 8時07分52秒
10位 日体大 8時08分02秒
11位 東京国際大 8時08分33秒
12位 中央学院大 8時08分36秒
13位 順天堂大 8時08分39秒
14位 帝京大 8時09分27秒

…ということで、11位とは1分7秒、14位とも2分1秒しか離れていなかった。

だから、ちょっとの違いでひっくり返されるぞ、と懸念していたのだが、それが当たった感じだった。

 

後半の復路の結果を見てみると、

1位 駒沢大 5:20:50 ★大会新記録

2位 青山学院大 5:21:18★大会新記録

3位 国学院大 5:25:21

4位 帝京大 5:25:30

5位 東京国際大 5:26:21

6位 順天堂大 5:26:25

7位 東洋大 5:27:03

8位 城西大 5:27:11

9位 日体大 5:28:19

10位 早稲田大 5:28:27

11位 創価大 5:29:57

12位 立教大 5:30:54

13位 中央大 5:31:01

(以下略)

…こうして見てみると、上位3チームは順当なのだろうけれど、激しいシード権争いをしたチーム、帝京大、東京国際大、順天堂大、東洋大などが、4位から7位までを占めている。

それらのチームは、復路は、総合上位となった早稲田大、創価大、中央大などより速かったということ。

復路の立教大は、そのシード権を争ったチームの中に入る走力でなかったということだ。

争った大学チームは、競い合うことによってさらにタイムを伸ばしていけたのだ。

 

立教大の全区間のチーム順位、個人記録の順位を見てみると、敗因がよくわかる。

復路では、区間順位が10位以内に入ったのが8区の1区間だけだったのだ。

シード権争いが佳境に入ってきたのは7区だったが、そこでついていけなかったのが、8区で区間6位ながら巻き返しにつながらなくて、残念だった。

そして、個人順位で10位以内に入ったのが、3名しかいなかったことが大きい。

個人順位の平均の数値を出してみると、「11.6」になった。

つまり、12位相当だということ。

やはり下位に落ちるのを防ぎ、上位に入る選手がもっと必要だったということだ。

何かのアクシデントがあったのかもしれないが、復路での3人の選手変更は実を結ばなかった。

 

だけど、応援するのが母校だということは、本当にハラハラドキドキを生むものだ。

興奮したり落胆したりしながら、2日間のレースを見守った。

それは、総じて、楽しかった!!

また選手たちは変わるが、高林監督のさらなる指導によって、リベンジしてこの悔しさを晴らしくれることを期待したい。

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ブログの異常&箱根駅伝往路

2025-01-02 20:06:20 | スポーツ

このgooのブログ。

今朝起きてから、変だった。

アクセスしようとしても、なぜかつながらない。

「◎」がグルグル回るだけでつながらなかった。

やっと午後になって回復したが、時間がかかったぞ。

 

さて、今日は楽しみにしていた箱根駅伝の初日。

母校立教大学を応援して、テレビ画面に見入っていた。

1区では16位と出遅れた感はあったが、上位とのタイム差はさほどでもなく、その後に期待した。

エース的な存在の2区の馬場選手は、少し気負ってしまったのか終盤少し崩れたが、それでも区間7位の走りで、9位に押し上げた。

3区の稲塚選手も区間13位ではあったが、9位のまま4区の選手にリレーした。

5区の選手にタスキが渡ったときには、シード権外の12位だったので、往路で10位以内は難しいかと思った。

だが、5区山上りで、山本選手が区間5位の力走で順位を上げた。

立教大チームは、しっかりと8位でゴールし、明日の復路に期待を広げた。

去年や一昨年は、区間10位台の後半という選手も多かったのだが、今年は区間上位の選手もいるところが、違う。

明日の復路にも、大いに期待したいところだ。

そして、10位以内に入って、来年の大会のシード権を獲得してほしい。

 

それにしても、往路のレース展開は面白かった。

去年シードを獲得できずに、今年は予選会出場の憂き目にあった中央大が、1区の吉居選手で飛び出し、5区の途中までトップでレースを進めるなんて、予想外の展開だった。

それをひっくり返した青学大の底力はすごい。

2区の黒田選手、4区の太田選手、5区の若林選手が、いずれもすばらしい走りだった。

劣勢から盛り返せるのは、力があるからだなあと感心。

黒田選手は、創価大の吉田選手と並び、今までの区間記録を破っていた。

 

また、元の記録は、外国人選手のものだから、それを破る日本人選手が一気に2人も出るなんて、日本人選手のレベルも上がってきたのだなあと感じた。

まあ、新記録は、東国大の外国人選手エティーリ選手の方が10数秒上回っていたのだけどね。

 

なんといっても、勝敗を決したのは山上りだった。

そこに山を走って上る力のある選手がいるかどうか、ということによって、順位が大きく左右されるのを再確認した。

青学大の「若の神」とか早大の「山の名探偵」なんていう命名も笑えたが、そう呼ばれるにふさわしい活躍ぶりだった。

最後にどんでん返しがあるのが、この山上り。

その面白さも味わえた、今年の箱根駅伝往路であった。

さて、明日の復路も楽しみだな。

 

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