ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

焦りながら、御神楽岳に登ってきた

2008-10-22 23:14:46 | 自然・季節
平日ではあったが、よい天気が続いたので、久々にお山にトレッキングに行きたくなった。2か月前に、浅草岳に行って来て以来だ。
今回は(も?)新潟県と福島県の県境の御神楽岳に行くことにした。
ただし、行くことに決めたのが午前の少し遅くだった。ガソリンの残量が気になったが、「ええい、行ってしまえ。」とばかりに、強行。
ところが、ガソリン残量がさらに少なくなった警告灯が点いてしまった。
まずい!
御神楽岳の登山口に行くまでには、山道・砂利道も通り、少し山の中に入る。
「こんな所で、ガス欠になったら…。」
クマが出るかも、人里までは歩いても時間がかかる。
そんなプレッシャーが心を襲う。
登山口到着は、午前11時!駐車している車は、3台。
登山カードを見ると、ある人は、登山カードに6:00~12:00予定と書いていた。
おお、もう下りてくる時間ではないか!?
私の予定は、11:00~16:00と書いて、いざ登山開始。
登り始めが遅い。帰りが遅くなると、山はすぐに暗くなる。暗くなると、道に迷いやすい。
入口に、「平成16年に登った人が、未だ行方不明。」との看板が、心をさらに焦らせる。
でも、まあ、行けるところまで行って、2時までには下山を開始しよう。そう思って、歩を進めた。
登りが、急ぎ足で行くので、あっという間に息が上がった。
太ももが張った。ふくらはぎがつらくなった。なかなか上りが終わらない。
登るときに、比較的早い時間に、3人の人とすれ違った。
えっ、もし自分に何かあったら、誰も気づかないってこと!?
不安でいっぱいになりながら、上を目指した。

幸いに、13:20、ついに山頂へ。四方がよく見え、紅葉風景も見ることができた。
下りは、楽。
…そう思ったのが甘かった。確かに下るスピードは速かったが、なかなか登山口にたどり着かない。ちょっとヘロヘロになった。
結局、上りを2時間15分で行ったのに、下りは2時間かかってしまった。
やはり、登山に焦りは危ないということをつくづく実感した。
あー、無事に帰れてよかった。
ガソリンも、スタンドまでぎりぎりもった。助かった!

数日たっても、まだふくらはぎ痛、太もも痛は消えない。
さすが五十路。はぁ…。
コメント
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